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久しぶりの更新
ご無沙汰しております。

色々ありまして、更新から離れておりました。
もしかしましたら、このようなブログでも更新を楽しみにしておられる方もいる…かも?…とは思うのですが、そんな方々に対しては申し訳ない思いです。


…えっと、唐突なんですが。
色々考えたのですが、当ブログのコメント管理方針について、以下のように変更することにしました。

●コメントは認証制にします
●原則として、管理人がレスをするものに関してのみ認証します
●管理人がレスをするかどうかは、管理人の気分次第です
●非公開コメントは、依然、受付可です
▲もしかすると、ある程度時間の経った過去エントリーにはコメント投稿できなくするかもです

ひとまずこの方針でしばらく様子を見ようと思います。
閲覧者の方には不便をおかけすることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。


==========


すこしスケートの話をしましょうか。

先日のNHK杯。
一つ個人的に非常に気になるポイントがありました。

高橋大輔選手のショートプログラム。
要素「ステップからのジャンプ」として、高橋選手はトリプル・ルッツを跳びました(プログラム上は3番目のジャンプですね)。
注目すべきは、このジャンプのプレパレーション(ジャンプを跳ぶ前の一連の準備動作)です。
左フォアインから右足のトウを前から後ろにチョンと蹴ると同時に左フォアアウト(LFO)にチェンジし、その左フォアアウトから反時計回りのターンをして、その後すぐにジャンプ…となっているわけですが、これは『フリップ』の超定番プレパレーションなんですよね。

…これはあくまでも私見ですが。
上述の「左フォアアウトから反時計回りのターン」という部分について、このターンの後、左バックアウトに乗っていれば、それはロッカーと呼ばれるターンになり、この状態でジャンプすれば、それは確かに技としてはルッツで間違いないとは思います。
しかし、ロッカー後にジャンプしたとしても、フィギュア競技の暗黙の慣例(と私は思っているのですが)上、それは『フリップ』(のロングエッジ)として認定されてきたように思うんですね。

今回の高橋選手のプログラムでは、1番目のジャンプとしてフリップからのコンビネーションを跳んでおり、そのことを考えると3番目のジャンプはフリップであるはずがない…との好意的な解釈をすることで、この3つめのジャンプをルッツと考えることはできます。
また、プログラムコンテンツシート(ジャンプの事前の申告書のようなもの。が、あくまで目安であり、選手にはこの申告の内容通りの技をなす義務は無いと思われます)を見ることで、(3番目のジャンプにルッツを跳ぶと申告していたとして)3番目のジャンプがルッツである…との解釈もすることはできるでしょう。

…しかし、それらは、『3番目のジャンプだけを見てルッツと判断した』ということではありませんよね(仮に、3番目のジャンプだけを見た場合、それをフリップと判断する人がほとんどだと思われます)。
これは、あるジャンプの種類を判断するのに、そのジャンプの外見以外の部分が判断に関わってくる…ということですよね。

私はこれは宜しくないことだと思うんです。
各技は、各技の外見からのみ、個別に判断・認定すべき(フリーのコリオステップは例外)…と思うところです(加えて、本人が何の種類のジャンプを意図したかも考慮すべきではないとも思います)。

…上述の「フィギュア競技の暗黙の慣例」が変わってきたんでしょうかね?
でも、もし今回のようなジャンプをルッツと認定するのが普通になったのだとすると、『(LFOスリー or ロッカーからの)フリップのロングエッジはルッツと認定するのが普通になる』ということにも同時になってしまうように思え、そうすると、こういったフリップについてのロングエッジの意味が無くなってしまうのでは?…と考えられますよね。

この「フリップのロングエッジ」と「今回の高橋選手のようなルッツ」をどこで区別するのか?
そして、仮に、技の外見以外の部分を考慮して技の認定をしているのだとすると、それは問題ではないのか?


これらの問題点が改めて浮き彫りになった…と個人的に思いました。


…あ、ちなみに、高橋選手の演技自体はとても良かったですよね。
ジャンプはややミスがありましたが、滑りの上手さは、小塚選手と並んで、相変わらず現在の現役男子トップレベルの滑りだと思いますし、PCSに関しても、その踊りを見て「PCSトータルで高橋選手を上回る現役男子シングルの選手はいない…というのがPCSのあるべき姿」みたいな印象を抱くのも以前と変わりません。


あと、浅田真央選手ですが、今回の試合を見た限りでは、サルコウのプレパレーションの違和感が随分減ったように感じました。
以前は跳び急ぎの感が強かった等の理由で癖のある印象が強かったのですが、今回のは割と自然に見えました。
…気のせいだったらゴメンなさい。


==========


…と、そんな感じでしょうか。
もっと詳しい説明を期待していた方(が居ればの話ですが)には申し訳ないです…。

 


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[2010/10/28 23:56] | その他 | トラックバック(1) | コメント(16) | page top
2010-2011シーズンのルール改正 #02
国際スケート連盟コミュニケーション第1619号(英語版)が公開されました。

大きな変更が幾つかありますので、また見ていきましょう。

以下、例のごとく、適当に翻訳してみます(誤訳・解釈の誤り等があったときはご容赦を)。

基本的に『私見』『推測』といったものがベースですので、その辺りはご了承下さいね。


==========


(以下、青字の記述は個人的な補足です)


国際スケート連盟コミュニケーション第1619号
シングルおよびペア・スケーティング


Ⅰ.第53回ISU総会にて認証された、特別規定とテクニカルルールについての変更点


■テクニカルルールについての変更点■


●1.シングルおよびペアスケーティング(シニアとジュニア):

a)ジャンプコンビネーション:
ジャンプ間をプロトコルに記載されないジャンプで繋いだ場合、その要素は一つのジャンプシークエンスとしてコールされる。ただし、コンビネーション/シークエンスにおいては、ハーフループはシングルループの価値を持つ一つの(プロトコルに記載される)ジャンプとして認定される。

b)スピン:単一姿勢のスピン、および(シングルにおける)フライングスピン(足換えや姿勢変化を含まない、フライングエントランスのスピンを意味する)について:
スピンを終了するためのアップライトポジション(ファイナル・ワインドアップ(※1))は、ファイナル・ワインドアップのように追加特性(チェンジエッジや姿勢変化等)が無いものである限りは、その回転数に関係なく、別姿勢とは見なされない(※2)

(※1)以下は推測ですが、これが何を指すのかといいますと、例えば、右足シットスピンからスピンを終えようとした場合、右膝を曲げたままチェック(=ジャンプの着氷時にとるフィニッシュポーズと同等のモノと考えて下さい)に移るということはせず、通常は一旦右膝を伸ばして立ち上がったような姿勢をとり、その姿勢(フリーレッグや腕は開いたまま)で何回転かした後でチェックに移りますよね。このような立ち上がった後の回転している状態を「ファイナル・ワインドアップ」と表現しているものだと思われます。なお、これは右シットの後に限った話ではなく(※a)、また右足でしかワインドアップが出来ないということでもない(と思います)ので、ご注意下さいね(左右の足のシットやキャメルから、左右それぞれの足のワインドアップに移ることが多いでしょうか)。


(※2)従来は以下のような規定でした:

>単一姿勢のスピンとフライング・スピンでは、スピンを終了するためのアップライト・ポジション(ファイナル・ワインドアップ)は,3回転を超えなければ別姿勢とはみなされず,そこでの回転は要求される回転数には含まれない。(2009-2010テクニカルパネルハンドブックより)

…なお、従来は、例えば「右シット→3回転までのワインドアップ回転」は単なるシットスピンと、「右シット→3回転を超えるワインドアップ回転」はシット+アップライトのスピンコンビネーションと、それぞれ認定されていたようです。それが今回の改正で、
チェンジエッジや姿勢変化等が無いワインドアップのような回転を何回転してもスピンコンビネーションとされることは無くなった…ということになるものだと思われます(単一姿勢のスピンと、足換え・姿勢変化の無いフライングスピンについて)。コンビネーションとコールされて欲しくないスピンがコンビネーションとコールされてしまうことが無くなる…といった点で便利な規定となるのでしょうかね?


●2.シングルのショートプログラム(シニアとジュニア):

a)ショートプログラムは7つの必須要素で構成される。

b)男子(シニアとジュニア):ステップシークエンス(ストレートライン・サーキュラー・サーペンタイン)は一度だけ要求される。

c)女子(シニアとジュニア):スパイラルシークエンスは要求されない。スパイラルを実施した場合、それは“トランジション”で評価される。

d)シニア女子では、単独アクセルとしてダブルもしくはトリプルを跳ぶことが出来る。

e)シニア男子:異なる種類の4回転ジャンプを2つ跳ぶことが出来る(ただし、一つはコンビネーションジャンプの一つとして、もう一つはソロジャンプとして跳ぶ必要がある)。

f)シニア男子:フライングスピンにおける着氷(直後に為すスピンの)姿勢と、単一姿勢のスピンにおける姿勢は、異なるものでなければならない(例:FCSp(フライングキャメルスピン)とCSSp(足換えシットスピン)(※))。

(※)ショートでは、「フライングスピン」と「足換えスピン(=単一姿勢のスピン)」が必須要素として要求されていると思うのですが、ここでの例ように、それぞれの必須要素について、姿勢を指す部分の名前(この場合は「キャメル」と「シット」)が異なるものでなければならない…というものだと思われます。ですので、例えば「フライングスピン」にフライング『シット』スピンを用いたのであれば、「足換えスピン」は足換え『キャメル』スピンでないといけない…ということになりますね。


●3.シングルのフリープログラム(シニアとジュニア):

a)シングルのフリープログラムにおいては、トータルで2回までしかダブルアクセルは認められない(ソロジャンプ、もしくはコンビネーション/シークエンスの一部としては)。

b)シニア男子:(実施した順番で)2つ目のステップシークエンスは、常に、固定された基礎点とジャッジによるGOEのみによって評価される(※)。このシークエンスは、リンク全面を十分に活用している限りは、どのようなパターンのものも認められる。

(※)「Choreo Step Seq.」と呼ばれるものとなるようです。基礎点は2.0で固定され、GOEは+3の場合は「3.0」の加点に、-3の場合は「-1.5」の減点になります。

c)シニア女子:スパイラルシークエンスは、常に、固定された基礎点とジャッジによるGOEのみによって評価される(※)。このシークエンスにおいては、少なくとも、それぞれの姿勢が3秒以上の2つのスパイラル姿勢、もしくは6秒以上の1つのスパイラル姿勢が含まれていなければならない。この要求が満たされない場合、そのスパイラルシークエンスは価値無しとなる。

(※)「Choreo Spirals」 と呼ばれるものとなるようです。Choreo Step Seq.と同じく、基礎点は2.0で固定され、GOEは+3の場合は「3.0」の加点に、-3の場合は「-1.5」 の減点になります。


●4.(ペア規定なので省略)

●5.(ペア規定なので省略)


●6.違反要素:いかなる要素が実施されたとしても、そこに違反動作(バックフリップ等が該当すると思われます)が含まれる場合は、違反動作に対する減点が適用され、もしその要素が少なくともレベル1の要件を満たしているようなら、レベル1の評価を得る(レベル1の要件さえ満たしていないようなら、“レベル無し”とコールされる)。




■特別規定についての変更点■


●1.国際競技会におけるテクニカルパネルの構成

国際競技会においての情状酌量的例外として、一人のナショナルテクニカルスペシャリスト(大会ホスト国からの者)がアシスタントテクニカルスペシャリストを務めてもよい(※)。この場合、当該アシスタントテクニカルスペシャリストは、ISUメンバーの一員として任命される。

(※)ナショナルレベルのテクニカルスペシャリストが、例外的に、インターナショナルレベルのアシスタントテクニカルスペシャリストとして活躍できる…ということだと思われます


●2.再開:(演技中断後の)再開において、-2.0の減点は最早適用されない;しかしながら、ジャッジには、PCSについてのマイナス方向への影響の可能性について考慮するようにとの忠告が為される。


●3.減点:

a)コスチューム・小道具・音楽の違反
レフリーは、ジャッジパネルと共に、コスチュームや小道具違反・ボーカル音楽についての決定を下す;対応する減点は、パネル(全てのジャッジとレフリーを含む)の過半数の意見に従って、適用される(五分五分で意見が分かれた場合は、減点は適用されない)。

b)転倒と違反要素
テクニカルコントローラーとテクニカルスペシャリスト(アシスタントテクニカルスペシャリストを含む?)は、転倒と違反要素についての決定を下す。減点は多数決によって適用される。


(以下省略)


==========


大きな所は、


①女子ショートの「単独アクセル」についてのトリプル解禁

②男子ショートでの2つ目の4回転解禁

③フリーでのダブルアクセルの回数制限が「3回」から「2回」に

④男子ショートでステップシークエンスが1つに

⑤女子ショートでスパイラルが必須要素から外れた

⑥コリオステップシークエンス・コリオスパイラルの導入


…といったところでしょうか。


①~③は…なんというか、「五輪で騒がれたので変えてみました☆テヘッ」みたいな印象なのですが…。


④はちょっとよく分からないのですが、2回目のステップシークエンスは入れてはいけない(全く評価されない)ということなんでしょうかね?

女子ショートのスパイラルのように、入れるのは自由だが入れた場合はTRで評価される…とか、そういったことではないんでしょうか?


⑥は実際の運営を見てみないとよく分かりませんが、「レベル要件の縛りを無くした」という点では個人的に賛成です。

ただ、スパイラルとステップが同じ点数というのはちょっと違和感を感じるところで…。

スパイラルというのは、選手にとって「休憩」の意味合いが強いものだと思われますので、ステップと同等の価値を与えるのはどうかと思ったりします。

というか、それ以前に、ステップはもっと全体の得点に対して占める割合を上げるべきだと思うのですが…。


因みに、コリオステップシークエンスは、どうやら必ず2回目に実施されたステップシークエンスがそれに該当することになるようですが、この点は「ジャンプの予定等を記したプログラムコンテンツシートに選手は従う義務は無い」といった取り決めに対してはある種例外的規定となりますね。

また、為された技の外見だけで「何の技なのか」を判断していたこれまでとは異なり、為された順番によって「何の技なのか」を判断する…という点で、これまでにない特徴的な規定とも言えますよね。


もう一つ因みに。

ワインドアップ(※)という言葉が出てきました(この言葉自体は今回初出というわけではありません)が、実はこれ、スピンを美しく終える方法として、選手は意識的に、或いは無意識に、取り入れていることが多いんですよね。

(※)因みに、私は現場でこの言葉を使ったことも聞いたこともありません…ので、一般的に使うべき言葉ではないのかも 知れま せん(ルールを理解するときにだけ使うべき言葉…なのかも)。もっとも、現在(の現場)ではどうなのか知りませんが…。

例えば、シットスピンで膝を曲げた状態から、立ち上がることなく…つまりワインドアップを挟むことなく、直接チェックに移ってしまうと…終わり方としてあまり美しくは見えないんですよね。

やはり、このワインドアップで2~3回転した後にチェックに移る方が美しく見えます。

といっても絶対的なものではなく、原則的なものなんですけどね。

曲のノリやプログラム構成・振り付けなんかによって臨機応変に利用されていくものだと思います。

…と、そういった美しく見せるためのコツのようなものがありますので、皆さんも今後スピンを見るときは意識してみて下さいね。

 


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[2010/06/28 20:47] | ルール関連 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top
2010-2011シーズンのルール改正
(6/11追記)

国際スケート連盟コミュニケーション第1611号(日本語版)が公開されましたので、少々追記したいと思います。

エントリーで翻訳した部分に該当するところをざっと読んでみましたが、大体翻訳はあっていましたでしょうか。
注目ポイントを適当に見てみますと…。

●「Under-rotated」は『回転不足判定』、「Downgraded」は『ダウングレード判定』と呼ぶことになった

●「Lacking rotation(no sign)」については『回転が足りない(記号無し)』と翻訳された
→1/4以下の回転不足に対する裁量減点を指すものだと思われます。

●諸注意の「3.」については次のように翻訳された:

シングル&ペア技術委員会はジャッジに以下の内容の注意を喚起したい;シングルのショート・プログラムにおける、複数のコネクティング・ステップあるいはこれに匹敵する他のフリー・スケーティング動作から直ちに行なうジャンプの前に、ステップまたは匹敵する動作が無い場合、あるいはステップ/動作とジャンプの間に中断がある場合には、ガイドラインに従いGOEの減点がなされなければならない.

→なるほど…確かにこの部分は慣例的に甘く採点されがちだったように思うところで、そこにメスが入った…ということですね。特にステップからのジャンプについて、今後少しでも甘い部分があれば積極的に減点していく…ということでしょうか。プレパレーションについては、今まで軽んじられていた印象があったので、個人的には賛成です。


==========(以下本文)==========


国際スケート連盟コミュニケーション第1611号(英語)が公開されました。

これが正式に決定とされたものなのかどうか(ISUの総会はまだですよね?…というか、総会での認証が必須なんですか?)…ちょっとよく分かりませんが、 こういった形で公開される以上はこの規定が2010-2011シーズンのガイドラインとなるものだと思われます。

昨年度と同じく、また適当に翻訳してみましょう。

手間の点で全部を翻訳するのは厳しいので、シングルのジャンプ関係を中心に見ていきます。

私はジャッジ実務に関わる人間ではありませんので、どうしても推測色が強くなってしまいますが、その辺りは留意しておいて下さいね。


==========


(以下、青字の記述は個人的な補足です)

国際スケート連盟コミュニケーション第1611号
シングルおよびペア・スケーティング
価値尺度(SOV)、難度レベル、及びGOE採点ガイドライン


Ⅰ.価値尺度(SOV)

新「アンダーローテーション/ダウングレード」ルールにおいての推奨事項を以下に記す:

●実際の試技において、ジャンプとスロウジャンプは、着氷と離氷の両方もしくは一方で、意図した回転に満たない場合がある。そうした回転の不足を伴ったエレメンツをアンダーローテーション(Under-rotated)もしくはダウングレード(Downgraded)と定め、以下の通り扱う:

1/4回転以下の回転不足のジャンプ/スロウは、回転が足りているものとの認定を受ける。
→この要素は、完全な基礎点と、ジャッジの裁量によるGOEとで評価される。

1/4回転超~1/2回転未満の回転不足のジャンプ/スロウは、アンダーローテーションとして考慮される。
→テクニカルパネル(技術専門審判)がアンダーローテーションと判断した場合、そのことは(GOEやPCSを判定する)ジャッジに知らされる。そしてプロトコルには、(3Aや3Fといった)要素記号の後に<と記載される(例:3A<)
→アンダーローテーションとされたジャンプ/スロウは、意図した回転数の基礎点の70%で評価する(例えば、4回転にチャレンジしてアンダーローテーションとなった場合、基礎点は4回転のものに0.7を乗じたものとなる)。なお実際の点数は、小数点第二位を四捨五入し、小数点第一位までで表す。(例:基礎点が6.0の場合は4.2とされる)
→アンダーローテーションとされたジャンプ/スロウに対するGOEの点数は、意図した回転数を基準に評価される(例えば、4回転にチャレンジしてアンダーローテーションとなった場合、価値尺度は4回転のものを用いる)

1/2回転以上の回転不足のジャンプ/スロウは、ダウングレードとして考慮される。
→テクニカルパネルがダウングレードと判断した場合、そのことはジャッジに知らされる。そしてプロトコルには、要素記号の後に<<と記載される(例:3A<<)
→ダウングレードとされたジャンプ/スロウは、1回転以上低いジャンプの価値尺度(SOV表)で評価される(例:ダウングレードとされたトリプルは、ダブルの価値尺度で評価される)。

●アンダーローテーション・ダウングレードとされたジャンプはどちらも、ウェルバランスによる制限(Well Balanced Program regulations)上は、意図した回転数でカウントされる(つまり、所謂ザヤックルール等のジャンプの制限は、これまで通り「意図した回転数」…すなわち「試みた回転数」でカウントする
(参考:FSでのジャンプの制限に関するまとめ(フィギュアスケート資料室様)(注:ここの(6)は現在では「コンビネーション見なし(基礎点1.0倍)」ではなく「シークエンス見なし(基礎点0.8倍)」となります))

●意図した回転に満たないツイストリフトは、1/2回転以上の回転不足の場合、こちらも同じくダウングレードとなる。


価値尺度表(SOV表)

※画像をクリックすると、別ウィンドウで拡大表示されます
※「BASE<」はアンダーローテーション時の基礎点です
※昨年度からどう変更したのかも記載しています
※因みに、コミュニケーション本文では1Lo/1F/1Lzの基礎点にアンダーラインが引いてあるので、この部分が変更されたものだと思ったのですが、私が調べた限りでは昨年度からの数値の変更は無いようでした。…この辺り、あまり正確さに自身がありませんので、正確な情報をお持ちの方は正誤確認のご一報を頂ければ幸いです。


Ⅲ.シングル/ペア要素の+GOE採点ガイドラインの更新(プラス面)
(この章は昨年度からの変更無し)

これらのガイドラインは、マイナスGOE 採点表と一緒に利用されるためのものである。プラス面およびマイナス面の両評価により、実施された要素の最終のGOE を決定する。重要なことは、要素の最終のGOEに、エラーによる引き下げだけではなくプラス面が反映されていることである。

最終のGOEを計算するためには、まず始めに要素のプラス面を考慮し、これがGOE評価の起点となる。次に、ジャッジはあり得るエラーのガイドラインに従ってGOE を引き下げ、その結果が最終のGOEとなる。

起点となる(プラス面の)GOEを確立するために、ジャッジは各要素に対して次の項目を考慮しなければならない。GOEの等級に対する項目の数は各ジャッジの裁量によるが、一般的には以下を推奨する。

+1:2項目
+2:4項目
+3:6項目またはそれ以上

ジャンプ要素
1) 予想外の / 独創的な / 難しい入り
2) 明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
3) 空中での姿勢変形 / ディレイド回転のジャンプ
4) 高さおよび距離が十分
5) (四肢を)十分に伸ばした着氷姿勢 / 独創的な出方
6) 入りから出までの流れが十分(ジャンプ・コンビネーション/シークェンスを含む)
7) 開始から終了まで無駄な力が全く無い
8) 音楽構造に要素が合っている


Ⅳ.SP・FSでのエラーに対するGOE確定のためのガイドラインの更新

無価値(no value)要素はジャッジ・パネルに示される。そのような要素のGOE は結果に影響しない。複合エラーの場合には、それぞれのエラーに対応するGOEの引き下げが合算される。

以下、ジャンプ要素について。

(★は新設された項目)
(▲は削除された項目)
(昨年度から変更された部分については、昨年度の規定を灰色文字で記載)


<最終的なGOEが必ずマイナスとなるエラー>
(以下のエラーに一つでも該当すれば、最終のGOEは決してゼロ以上にはならない)

・SP:規定回転に1回転以上不足
→ GOE-3(最終のGOEは強制的に-3に確定…という意味)

・SP:1つのジャンプのみからなるコンボ
→ GOE-3

・★ダウングレード(記号<<
→ -2 ~ -3

・SP:ジャンプの前に要求されているステップ/動作が無い
→ -3

・転倒
→ -3

・1ジャンプの開始または着氷が両足
→ -3
→ -2

・1ジャンプの着氷でのステップ・アウト
→ -2 ~ -3
→ -2

・1ジャンプで両手がタッチダウン
→ -2

・ジャンプ間に2つのスリー・ターン(ジャンプ・コンビネーション)
→ -2

・F/Lzでの間違ったエッジでの開始(記号“e”)
→ -2 ~ -3

<最終的なGOEの+-は制約されないエラー>
(以下のエラーに該当しても、最終のGOEはゼロ以上であっても良い)

・スピード、高さ、距離、空中姿勢が拙劣
→ -1 ~ -2

・★Lacking rotation(記号無し)
→ -1
(直訳すると「回転の欠如(不足?)」ということになると思うのですが、これが何を意図するのかは今のところよく分かりません。が、個人的な推測ですと、恐らく「1/4回転以下の回転不足に対する減点」ということになるのではと思います。2008-2009シーズン以前に「1/4 回転までの回転不足(ダウングレードではない)」(–1 to –2)というエラー項目があったのですが、これが復活した形になるのではないかと思うところです(※)
(参考:国際スケート連盟コミュニケーション第1494号

(※)(後日追記)なお、注意して頂きたいのですが、「1/4回転以下の回転不足に対する減点」については「復活した」と表現はしましたが、昨年度(2009-2010シーズン)において「1/4回転以下の回転不足に対する減点」は存在しなかった…と考えるわけではありません。
昨年度は、「1/4回転以下の回転不足に対する減点」と「ダウングレードにおける減点」とが合わさって、後述の「▲回転不足」という一つのエラー項目となっており(と個人的に考えます)、ここで「1/4回転以下の回転不足に対する減点」がなされていた…と考えます。
「復活した」というのは、「1/4回転以下の回転不足に対する減点」が専用の単独エラー項目として復活した…という意味であるわけですね。

もう一つ注意して頂きたいのは、『1/4回転以下の回転不足があったからといって必ずしもこの「1/4回転以下の回転不足に対する減点」が課されるわけではない』と考えるという点です。
アンダーローテーション・ダウングレードのような、その範囲内の回転不足に対して必ずなされる減点とは考えない…ということですね。
これはどういうことかといいますと、成功ジャンプというのは多少回転が不足した状態で降りてくるのが通常で、全く回転不足が無い状態で降りてくるということは余り無いんですね(むしろ、全く回転不足が無い着氷は「回りすぎ」「ミス」と表現される場合が多くなると思います。そういった着氷は、ステップアウトやオーバーターン等に繋がる可能性がかなり高くなりますので…)。
それなのに1/4回転以下の回転不足があったからといって必ず減点されるということになりますと…よろしくないですよね。
…では、どのような場合に減点されると考えるのかといいますと、『1/4回転以下の回転不足ではあるが「グリ降り」の印象があるジャンプ』に対して減点がなされるのではないか(グリ降りの判断はジャッジの裁量)…と考えます。

いずれも個人的見解であり、公式の見解ではありませんので、加えて注意して下さいね。

・★アンダーローテーション(記号<
→ -1 ~ -2

・SP:ステップ/動作から直ちにジャンプしない、ジャンプ前のステップ/動作が1つのみ
→ -1 ~ -2

・拙劣な踏み切り
→ -1 ~ -2

・ジャンプ間で流れ/リズムが無くなる(コンビネーション/シークェンス)
→ -1 ~ -2

・拙い着氷(悪い姿勢/間違ったエッジ/引っかき等)
→ -1 ~ -2

・長い構え
→ -1 ~ -2

・片手またはフリー・フットがタッチダウン
→ -1

・F/Lzでの不明確なエッジでの開始(記号“e”)
・F/Lzでの不明確なエッジ“!”での開始
→ -1 ~ -2

・▲回転不足
→ -1 ~ -3

(2009-2010シーズンに登場したこのエラー項目は、『ダウングレード記号“<”はジャッジには示されない。ジャッジは(スロウ再生を用いず)見たままでGOE を評価する』というルールの新設に伴い、2008-2009シーズン以前の「1/4 回転までの回転不足(ダウングレードではない)」(–1 to –2)、及び「ダウングレード」(–1 to –3,–GOE)等が併合されて当時新設された項目であると考えます。そして、今回の改正で、“<”<<がジャッジに示されるようになりましたので、この「回転不足」というエラー項目はお役ご免となり、代わりに2008-2009シーズンの回転不足関係のエラー項目に相当する上の★の3項目が新設された(復活した)…というのが今回の改正までの一連の流れなのではないかと思うところです)
(参考:国際スケート連盟コミュニケーション第1557号


諸注意:

1.シングル・ペアにおける、フリップ・ルッツの“間違ったエッジでの開始”及び不明確なエッジでの開始は、テクニカルパネルから(GOEやPCSを判定する)ジャッジに示され、プロトコルには“e”と表示される。その上で各ジャッジは、エラーの程度(メジャーエラーかマイナーエラーか)とそれに対応するGOE減点を決定していく。

2.ジャンプコンビネーション・シークエンスにおいて、ハーフループ(※1)(もしくは“Euler”(※2))(バックで着氷)は一つのジャンプとして(プロトコルのエレメンツ記号の)一覧に記載される。よって、“ハーフループ+サルコウ/フリップ”や“バックアウトで着氷する適当なジャンプ+ハーフループ+サルコウ/フリップ”といった組み合わせは、2つ、もしくは3つのジャンプの組み合わせによるコンビネーションに相当するものとなる。ハールフープはシングルループの基礎点・GOEで評価され、テクニカルパネルからジャッジに示される。この場合プロトコルには“1Lo”として記載される。
(※1)ハールフープというのは、一回転のループを左バックイン(通常の回転方向の場合)で着氷するという技で、旧採点時代には「ステップからのジャンプのステップ部分」や「ジャンプシークエンスの繋ぎの部分」なんかでよく見かけるものだったのですが、新採点法になってからは(シングルでは)全くといっていいほど見かけなくなりました。
(※2)“Euler”というのは私も初めて目にした単語なのですが、調べてみたところ、どうやらフィギュアスケートのローラースケート版であるところの Artistic roller skating で使われている用語のようで、技としてはハーフループと同じものらしいです。


3.The S&PTC would like to remind the Judges that if prior to the element of Singles Short Program “jump immediately proceeded by connecting steps and/or by other comparable Free Skating movements” there are no steps and movements or there is break between steps/movements and the jump, the GOE must be reduced according to the Guidelines.
(ええと…これはどう訳せばいいんでしょうか? あまり重要なことではなさそうっぽい感じですが…。英語の得意な方、お助け下さい…)


==========


…みたいな感じです(誤訳があったらゴメンナサイ)。

結構色々変わりましたね。

以下、個々の部分について私見・推測を書いてみたいと思います。



■アンダーローテーションとダウングレード



まずは、アンダーローテーションとダウングレード…ですか。

ううん…良くも悪くも益々細かくなった…という印象ですね…。

吉と出るか凶と出るかは、実際の運用を見てみないと何とも言えないところですね。

…あ、「アンダーローテーション」「ダウングレード」という単語は、日本語のフィギュア用語として正式なものとなるのかどうかは分かりませんので、ご注意下さいね。



■価値尺度表


次の価値尺度表についてですが…。

見づらくてゴメンナサイ(各縦列の中央が新しい点数…と考えれば若干見やすくなりますでしょうか?)。


変化の一つの傾向としては、これまで各ジャンプの位置づけが

2A < 3T < 3S < 3Lo < 3F < 3Lz <<< 3A

みたいな位置関係だったのが、

2A << 3T ≒ 3S << 3Lo ≒ 3F << 3Lz <<< 3A

といった位置関係になったような印象がありますでしょうか。

「3T ≒ 3S」と「3Lo ≒ 3F」はまあいいかな?とも思うのですが、「3F << 3Lz」は随分差別化されてしまいましたね(そうでもない?)。

3F/3Lzはほぼ同等の感覚で跳んでいる選手が多いと思うのですが、それなりに点数で差別化するということは、今後3Lzはより厳しく見ていくということになるのではないか(点数が差別化された分、正しいエッジでの踏み切りをより厳しく要求されるのでは)…と思いました。


個別のジャンプについては、まず2Aの加減点幅(特に加点幅)が大幅に縮小されたところが目立ちますね。

流石に2Aの基礎点3.5に最大加点が+3.0(基礎点比約86%)というのはやり過ぎ…ということになったのでしょうか?

3Aを除くトリプルの加減点幅も結構縮小されていますよね。

3A以上のジャンプについては、減点幅のみが大きく縮小され、リスクが減少しています(基礎点もアップされていますね)。

1Aについては、基礎点で1Lzとハッキリ差別化されたようで、実際の難度の差が考慮されたようです(1Lzと1Aとの間には習得上かなり大きな壁があります)。

4Tは評価が高くなった…というよりも、4Sとひとくくりにされて価値が引っ張り上げられた…みたいな印象でしょうか。

高橋大輔選手が挑戦していました4Fについては、基礎点アップ・GOE減点幅縮小により、失敗してもそこそこ美味しいジャンプに。


全体的に加減点幅が縮小されたような印象で、質重視の流れが幾分抑えられ、高難度ジャンプ優遇の流れに変化した感じですね。

高難度技優遇の流れが強まると、「難度が高い技ならば、不完全な出来でもそれなりに得点が稼げてしまう」という悪い側面も出てくるように思うところで、こ のあたりの質・難度の採点バランスの取り方はとても難しいところだと思います。

改正の適否は、実際の競技での運用を見てみないと分からない…という感じでしょうか?



■最終的なGOEが必ずマイナスとなるエラー


「1ジャンプの開始または着氷が両足」が -2 → -3 となりました。

これは結構厳しい印象ですね…。

特に両足着氷ということについては、酷い両足着氷の場合も勿論あるのですが、成功ジャンプと殆ど印象が変わらないような場合が多くあり、にもかかわらずこれらを一律-3と評価するというのはどうかと思いました。

「見た目の印象と実際の得点との乖離」の原因となりうる部分ではないかと思います。



■諸注意


そして最後の「諸注意」。

まず最初の

1.シングル・ペアにおける、フリップ・ルッツの“間違ったエッジでの開始”及び不明確なエッジでの開始は、テクニカルパネルからジャッジに示され、プロトコルには“e”と表示される。その上で各ジャッジは、エラーの程度(メジャーエラーかマイナーエラーか)とそれに対応するGOE減点を決定していく。

これはどういうことかといいますと、恐らく、従来のアテンション(記号“!”)が無くなったということではなく、従来の“!”と“e”が共に“e”と表示されるようになった…ということだと思われます。

そして、この“e”マークがテクニカルパネルから(GOEやPCSを判定する)ジャッジに知らされ、それを受けたジャッジが「この“e”はメジャーエラー(=間違ったエッジでの開始(従来の“e”相当)かマイナーエラー(=不明確なエッジでの開始(従来の“!”相当)か」を各自判断し、その判断に従ってGOEを判定する…という流れになるものだと推測します。

この推測が正しいものとして話を進めますが…。

要するに「ロングエッジの有無の判断はテクニカルパネルが、ロングエッジの程度の判断はジャッジが、それぞれ担当する」という、テクニカルパネルの仕事の一部をジャッジが請け負った(ジャッジの裁量に委ねられた)形になる…ということですよね。

これはジャッジの責任が増しましたね。

「間違ったエッジ」と「不明確なエッジ」の違いは、『最終のGOEがゼロ以上と成り得るか否かの違い』でもありますので、この部分での各ジャッジの判断がGOEに与える影響は小さくありません。

従って、その判断が微妙となるジャンプの場合(かつ、そのジャンプがエッジの適否以外の点で質が高かった場合)、ジャッジのGOEにかなりのバラツキが出ることが想像されますが…大丈夫でしょうか?


次の、

2.ジャンプコンビネーション・シークエンスにおいて、ハーフループ(も しくは“Euler”) (バックで着氷)は一つのジャンプとして一覧に記載される。よって、“ハーフループ+サルコウ/フリップ”や“バックアウトで着氷する適当なジャンプ+ハーフループ+サルコウ/フリップ”といった組み合わせは、2つ、もしくは3つのジャンプの組み合わせによるコンビネーションに相当するものとなる。ハールフープはシングルループの基礎点・GOEで評価され、テクニカルパネルからジャッジに示される。この場合プロトコルには“1Lo”と して記載される。

…これはですね。

私、これを一瞥して、「大好きなハーフループを交えたジャンプが復権するのでは!?ヒャッハー」…と期待に胸をふくらませた(※)のですが…。

(※)ハーフループを交えたコンビネーション(シークエンス)・ステップからのジャンプというのは、名前の響きの印象以上に、それを用いない通常のコンビネーション等に比べて高度でテクニカルな印象があります。それを軽やかに・スムーズにこなしている様は、見ていてとても痛快で、私は大好きでした。スケートの地力が現れる部分でもあると思うところで、スケーターの力を見せつけるのにうってつけな要素だと思います。

その期待は一瞬で粉々にされてしまいました。

ハーフループに“1Lo”相当の得点を与えるというのは賛成だけど、これをコンビネーション・シークエンス上の一つのジャンプと数えてしまってはダメでしょう…。

例えば、ステップからの単独ジャンプとして「何らかのステップ→ハーフループ→サルコウ」というジャンプがあったとしても、これは2つのジャンプによるコンビネーションとされてしまうようですので、それをするくらいなら普通にコンビネーション(3S+2Tなど)を跳んだ方が良いということになります(基礎点だけを考えた場合。GOEは度外視)。

…と思ったのですが。

これ、3連続コンビネーションについては、結構期待が持てるんじゃないですか?

だって、例えば、旧採点時代によくあった「2A+HL+3S」(※1)(ここでは便宜上ハーフループをHLと略します)というのが、3連続コンビネーションとされてしまうのはデメリットである(※2)ものの、これまでだとシークエンス扱いとなって基礎点が0.8倍されてしまって利用価値が無かったのが、今回の改正でコンビネーション扱いとなって基礎点が減ずることが無くなり、更に“1Lo”分の点数が付くようになった…ということになるわけですよね?(※3)

(※1)実例:伊藤みどり選手(2:03辺り)

(※2)3連続コンビネーションはフリーにて1回だけトライでき、その権利を実質2連続ジャンプである「2A+HL+3S」で消費されてしまうのは勿体無い…ということですね

(※3)もう少し詳しく説明しますと、従来まではHLはジャンプではなくステップの一種と考えられており、「2A+HL+3S」といったジャンプは「ジャンプ+ステップ+ジャンプ」という構成の(2つのジャンプから成る)ジャンプシークエンスとされ、基礎点は0.8倍となってしまい、故にHLの利用価値は殆どありませんでした。今回の改正で、HLは1Loと見なされるようになった…つまりHLはジャンプの一種と考えられるようになったため、「2A+HL+3S」といったジャンプは「ジャンプ+ジャンプ+ジャンプ」という構成の(3連続の)ジャンプコンビネーションとして扱われることとなり、完全な基礎点(+HLの基礎点0.5のおまけ付き)を得られるようになった…ということだと思われます。

点数としては、「2A+HL+3S」の基礎点が 3.3+0.5+4.2 = 8.0 となり、例えば「3S+2Lo+2Lo」(基礎点7.8)なんかと比べてそれ程悪くない点数ですので、利用価値があるかも?

…おお、2Lo+2Loの部分が3.6(1.8+1.8)であるのに対し、HL+3Sの部分は4.7もあるじゃないですか。

いいんじゃないですか?もしかして?

2Lo+2Lo、2T+2Lo、2T+2Tといったものをくっつけるくらいなら、余裕があればHL+3Sをくっつけた方がお得…ということですね。


…ただ、そうなってくると問題になるのが、例のザヤックルール等のジャンプの制限ですよね。

例えば、「?+HL+3S」という3連続コンビネーションを入れてしまったために、単独3Sを入れていたところを2Aに換えなくてはならなくなった…とかいうことになると、例えば「?+2Lo+2Lo」の代わりに「?+HL+3S」とすることで増した基礎点+1.1が、3Sを2Aに換えることで減った基礎点-0.9と相殺され、結局+0.2しか基礎点アップが見込めず、殆ど変わりがない…ということにもなってしまうような…(「?+2T+2T」の代わりに「?+HL+3S」として、単独3Sが単独2Aになった場合は、最終的に基礎点が+1.0となります)。

ハーフループを取り入れる場合は、ジャンプ構成の練り直しが必要かも知れませんね。


…ちなみに、ハーフループの後にサルコウではなくフリップを跳ぶという選択肢もあるわけですが…。

私も試したことがあるわけではありませんのでやや未知数な所はあるのですが、かなり跳びにくいジャンプになると思われます。

理論上は可能だけど…みたいな印象でしょうかね?

出来る人、いるんでしょうか?(プルシェンコ選手がやっていたようですね)

仮にいたとしても、かなり無理をして跳んでいる(あるいは不自然な)印象になるのではないかと思われます(そうなると、GOEも見込み薄となるでしょう)。

点数的にも、「HL+3F」の部分の基礎点が5.8となり、「3T+2Lo」(基礎点5.9)を第二・第三ジャンプとして跳んだ場合より低くなりますので、それなら「?+3T+2Lo」を選択するでしょう…となりますので、出来たとしても利用価値は余りないかも知れませんね。


もう一つちなみに。

ハーフループの後に跳ぶジャンプとしては、実はトウループもあったりするんですよね。

具体的なやり方は、ハーフループ後の左バックインの横に右バックアウトを置き、そこからトウループ…という流れになるので、今回の改正でもこれはコンビネーションとしては扱われないとは思いますが、旧採点時代にはハーフループを交えたジャンプとしてサルコウと並んで定番とされるものでした。

ステップからのジャンプとしては「何らかのステップ→ハーフループ→トウループ」と、シークエンスとしては「何らかのジャンプ→ハーフループ→トウループ」と、そんな感じで使用されたりします。

…実は私も実戦でこのトウループを跳んだことがあったりするんです。

割と見栄えが良く、格好良いんですよね。

正確に決めるのは難しいんですが。


==========


以上です。

誤訳・解釈の誤り等があるかも知れませんが、ご容赦を…。

 


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[2010/05/09 18:41] | ルール関連 | トラックバック(2) | コメント(26) | page top
「振り付け」について
コメント欄での書き込みが切っ掛けで、「振り付け」について個人的に思うところを書いてみたくなりました。

普段何となく感じているところを言葉にまとめてみたものです。

特に「フィギュア界ではこういう考え方が常識」というわけでもないと思いますし、あくまでも個人的にそういう考えをするということに過ぎないので、参考程度に読んで頂ければと思います。

また、例外なんかもあることでしょうし、原則的にそう考えるという感じに捉えて頂ければとも思います。


====================


さて、「振り付け」ということですが。

皆さんの感覚として、振り付けというのは「プログラムに終始付いているもの」という感じに捉えられておられる方が多いでしょうか?

確かに、プログラム中のどのような場面であれ、腕や脚は絶えず何らかの形・動きを作っているわけで、そういった意味では「振り付けはプログラムに終始付いているもの」との考えも正しいと思います。

ただ個人的には、「振り付け」についてはそう考えるよりも、次のように考えると違和感が少ないように思えます。


すなわち、プログラムを「振り付けの無い状態」「振り付けの有る状態」の2つに分けて考えるというものです(これらはフィギュア用語ではありませんのでご注意下さいね)。

「何を言っているの?あたりまえじゃない」と思われるかも知れませんが、先ほどの「振り付けはプログラムに終始付いているもの」という考えを前提とすると、すべてが「振り付けの有る状態」となり、「振り付けの無い状態」というものが無いということになりますので、ちょっとその考えとは異なる(いや、結局は同じかな?)ものとなります。


それでは、「振り付けの無い状態」というのは何かといいますと…。

これは「素の振り付けの部分」ということになります。

では「素の振り付け」とは何かといいますと、『「プログラムに合わせて特に作られた振り付け」以外の振り付け』ということになります。

…具体例を挙げてみましょう。

以下のエントリーで紹介している佐藤有香さんのバッジテストお手本動画を見て頂きたいのですが…

バッジテストのお手本動画

例えば、初級動画の2:00以降くらいからのフォアクロスとスパイラル(最後にストップ)では、クロス時の腕の配置なんかも素の振り付けと考えられますし、クロスからスパイラルに移る際に一旦両腕を閉じ、そこから柔らかく腕を広げており、これなんかも素の振り付けですよね。

終わりのストップに移る際の腕の動きも美しく、こちらも素の振り付けです。

その次のバッククロスでは、スリーターンでバックにターンする際の腕の動き、バッククロスの回転方向を切り替える際のバックアウト時の姿勢、最後のチェック姿勢、更にその後に前向きになってからの「どう?」という感じの動き…などなど、全て素の振り付けです。

その他、初級以外の動画も全てを含み、ここでの佐藤有香さんの動作は全て素の振り付けとなります(と思います)(※)

(※)
踊ろう(綺麗に見せよう)としてなされた振り付け以外にも、スケートで滑るという動作の中で自然とそういう動きとなる合理的な動き(コンパルソリー時やターン時の腕や脚の動き…など)というものがあり、こういったものが振り付けっぽく見えることもあります。こういったものは踊ろう(綺麗に見せよう)としてそういう動きとなったものではないのですが、こういったものも「素の振り付け」に含めて考えてもいいと思います。

こういった振り付けは、特にこの時そうしようと決めて動かした動きではなく、普段の練習から自然とそのように動かしている、身に染みついた動作なんですね(と思います)(※)

(※)なお、こういった動作は、割と定番的な動作が幾つかあり、佐藤有香さんのお手本動画では、正にその定番動作の幾つかをお手本として実演されておられる…そのような印象を受けるものとなっています。

こういった部分を「素の振り付けの部分」と…延いては「振り付けの無い状態」と考えます。

つまり、「振り付けの無い状態」というのは、正確には「プログラムに合わせて特に作られた振り付けの無い部分での、素の振り付けの部分」ということになります。


他方、「振り付けの有る状態」とは何かといいますと…。
こちらは簡単で、「プログラムに合わせて特に作られた振り付け」の有る部分…ということになります。
コリオグラファー(振り付け師)の仕事は、主にこちらを考え出すことということになると思います。


…ということなんですが。

話を元に戻しますと、「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」と「振り付けの有る状態」、この2つが組み合わさってプログラム(の振り付け)は構成されていると個人的には考えます。

個人的に重視すべきと思うのは、「振り付けの有る状態」よりもむしろ「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」の方なんですね。

ここを見ればその人の力量(地力)がよく分かると思います。

幾ら「振り付けの有る状態」が派手であっても、素の振り付けが癖のあるものだったり、今一つ優雅でないような場合は、その「振り付けの有る状態」は単なる誤魔化し…というように感じてしまうんですね。

また、プログラム中の素の振り付けの部分が手を抜いているように感じられると、その選手は普段の練習から素の振り付けについて手を抜いている…延いては普段の練習から滑りも手を抜いている…と、そのように感じてしまいます(※)

(※)滑りというのは、素の振り付けと渾然一体となった技術であるように思うためです。普段のスケーティングの練習(円クロス(円の周りを延々とクロスし続ける練習。上の佐藤有香さんの円クロス…8の字も混ざっていますが…を参照)など)で散々先生に姿勢等のチェックを受けるのは、その一つの裏付けだと思うところです。


「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」…この部分が癖のない自然な動作でこなせているかどうか…そういう観点で演技を見ると、選手を見る眼もまた異なってくるのではないかと思います。

 


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[2010/04/19 22:28] | 技術関連 | トラックバック(0) | コメント(21) | page top
2010世界選手権・雑感
シーズンの締めくくり、世界選手権が終わりましたね。
以下、また感想(私見)なんかを書いてみたいと思います。


==========


得点詳細


■男子シングル■


高橋大輔選手、やりましたね。
初の日本男子シングル世界選手権チャンピオン。
本当におめでとう。

冒頭の4回転は、4Tのコースとしてはおかしかったので、一瞬「あれ?アクセルに変更?回避?」とか思ったのですが、予想外の4F!(いや、まさか本当に挑戦するとは思っていなかったので…)
いやいや…初めて見ましたよ…。
3Fとは入り方が異なるんですね。

点数的には、PCSに関しては他の選手より格上の扱いを受けているように思いますが…。
個人的には、本来そのくらいの(他選手との)差があってもおかしくないものだったと思いますので、余り違和感はない印象です。
…ただ、こういった点数が出るようになったのは五輪での実績等が少なからず影響しているように思え、ジャッジが心の底から公正な判断をしてその点数になったとは思えない…というような印象があり、ちょっと複雑な気分です。


その他の選手の点数として気になった部分を少し書きますと…。
ブライアン・ジュベール選手のPCSが出過ぎ…という印象です。
8点台は無い…というのが正直なところでしょうか。
特に、フリーではパトリック・チャン選手とSSが同じ(8.35)…というのは、どう考えても「無い」と思います。
フリーでのジェレミー・アボット選手のSSが7.65、小塚崇彦選手のSSが7.50(なお、両者のこれらのSSは低すぎる印象です)…それに対して8.35という位置づけ…。
…ジャッジにフィギュアの経験があるのかどうかは分かりませんが、経験があるのならまずこういった位置づけにはならない(とはいえ、「経験や実力」と「スケートを見る目」は必ずしも正比例するものではないとも思うところです)と思うのですが…。



■女子シングル■


浅田真央選手も優勝しましたので、男女アベック優勝なんですよね。
これも日本フィギュア界初(の世界選手権でのアベック優勝)ですよね。
ホントに日本は強くなったと思います。
国からのバックアップ…もっと手厚くなりませんでしょうかね…。

浅田選手は五輪後でも好調をキープしていましたよね。
結果的にはショート・フリーで2回3Aのダウングレードがありましたが、本人の感覚としては満足のいく演技だったのではないかと思います。

対称的だったのはキムヨナ選手。
やはり五輪金の後のモチベーションの維持というのは難しいのではないかと思います。
…モチベーション云々というより、もしかすると韓国でメディアから引っ張りだこにあい(多分国民的英雄扱いになっているのではないかと思いますので)、それで練習が十分に出来なかった…とかいうこともあるのかも知れませんね。

点数的には…。
浅田選手とキムヨナ選手のPCS(五輪の点数も併記)が…

浅田選手
SP 30.96 (7.95 7.25 7.95 7.65 7.90)・五輪32.28
FS 62.48 (8.25 7.40 7.95 7.55 7.90)・五輪67.04

キムヨナ選手
SP 30.28 (7.95 7.45 7.30 7.70 7.45)・五輪33.80
FS 65.04 (8.35 7.75 7.95 8.15 8.45)・五輪71.76

※括弧内は SS TR PE CH IN の順

…となっています。
浅田選手はあれだけの演技をしたのに五輪より随分点数が抑えられましたね。
キムヨナ選手は、ジャンプミスが影響したのかどうか分かりませんが、同様に点数が抑えられた模様。
…抑えられたというより、五輪だけが特異点だったのでしょうか?

フリーでは、キムヨナ選手は大きなジャンプミスが2回あったのに、なんとフリーの順位だけなら浅田選手をおさえて1位…。
これはちょっと共感できない方が多いのではないでしょうか?
加えてショートでもボロボロで、それでも総合2位…。
今の採点システムだとそうなっちゃうんでしょうかね…。
演技トータルの印象と『順位』との乖離…というのは、演技トータルの印象と『点数』との乖離よりも好ましくないように思うのですが…。


その他の選手についてですが。

長洲未来選手のPCSの流れをちょっとまとめてみました。


<2009中国杯>
SP 24.80 (6.35 5.80 6.35 6.25 6.25 / SS TR PE CH IN)
FS 51.28 (6.55 6.25 6.45 6.45 6.35)
※SP1位(3Lzのアテンション以外ミス無し)・FS6位(ジャンプ減点多数)

<2009カナダ杯>
SP 24.04 (6.35 5.50 6.25 6.05 5.90)
FS 48.80 (6.75 5.75 6.15 6.35 5.50)
※SP3位(3Fでミス)・FS3位(ジャンプ減点3つ)

<2010全米選手権(参考)>
SP 29.86 (7.43 7.07 7.75 7.57 7.50)
FS 61.78 (7.86 7.43 7.79 7.82 7.71)
※SP1位(3Lzのアテンション以外ミス無し)・FS3位(ジャンプ減点多数)

<2010五輪>
SP 26.76 (6.85 6.40 6.75 6.70 6.75)
FS 60.56 (7.75 7.25 7.70 7.55 7.60)
※SP6位(3Lz+2Tで減点)・FS5位(ミス無し)

<2010世界選手権>
SP 30.20 (7.60 7.15 7.70 7.70 7.60)
FS 57.04 (7.40 6.75 7.20 7.25 7.05)
※SP1位(3Lz+3T<以外はミス無し)・FS11位(ジャンプミス多数)


…全米選手権や五輪辺りから「格」が上げられたような点数の出方ですね(そんな理由で点数が上下してはいけないと思いますが)。
個人的には長洲選手のPCSはもっと上がってもいいと思っていました(うろ覚えですが、太田由希奈さんもテレビで「バレエの基礎が入っているので、どこを切り取っても美しい」みたいな感じで好評価していましたよね)ので、PCSが高く評価されることに違和感はないのですが…。
高橋選手の場合と同じく、「本当に心の底から高く評価しているの?」「実績が出たから高く評価したんじゃないの?」とか思ってしまいますよね…。


鈴木明子選手のPCS(SP26.04・FS52.72(参考:五輪SP27.92・FS59.94))については、相変わらず低すぎる印象で…。
5点台が散見されるとか、意味が分かりません…。

…こうやって書いてみてから気づきましたが、鈴木選手のPCS、フリーでは五輪から7点以上下げられているんですね…。
そんなに五輪の演技と差がありましたでしょうか?
五輪の点数でさえまだ過小評価の印象でしたのに…。


今更ながらですが、ジャッジの出すPCSは本当によく分からないですね…。
絶対評価の建前をとっている以上、同等の演技なら同等のPCSが出てもいいはずなのですが、同じ選手の同じシーズン中の同じプログラムで同じくらいの出来であっても、そこから出てくるPCSはバラバラ…。
評価するジャッジが試合ごとに異なるので、いくらかの差が出るというのはある程度は仕方がないとは思いますが、いくら何でも6点とか7点の差が出るというようなことはないのでは?…と思うのですが…。

「(女子シングル)五輪でPCSを出し過ぎたので、今回はちょっと抑えてみました」…とか。
そんなのが実態とか、無いですよね?

また、点数の上下だけでなく、上手な部分・劣っている部分といったところが適切に(PCSの)点数に反映されていないことが多い…共感できない点数が多い…と思うところで…。
そんなに難しいものですかね?
SSなんかは、それなりにスケートの経験があれば、その良し悪しというのはそこそこ正確に分かるものだとは思うのですが…。


==========


ところで、ニュースで見たのですが…。


女子SP「3回転半」も選択肢に=日本連盟がルール変更提案へ


つまり、シニア女子ショートでは以下の3つがジャンプの必須要素となっていたわけなのですが、

①アクセル(2回転)
②ステップからの3回転ジャンプ
③ジャンプコンビネーション(3回転+3回転 or 3回転+2回転)

トリプルアクセルを跳べる浅田選手としては、①の要素としてトリプルアクセルを跳びたいところですが、今までそれはルール上認められなかった(男子では認められている)ので、①の要素としてもトリプルアクセルを跳べるようにルール改正に向けて働きかける…ということですね。

こうなると、これまでの

①ダブルアクセル
②トリプルフリップ
③トリプルアクセル+ダブルトウループ

というジャンプ構成(基礎点合計18.50)が、例えば

①トリプルアクセル
②トリプルルッツ
③トリプルフリップ+トリプルループ

というジャンプ構成(基礎点合計24.70)に変更できるようになり、基礎点だけで6.20もプラスされることになりますので、浅田選手にとっては美味しい改正ということになるのではと思います。
…とはいえ、ルッツのロングエッジの件・セカンドジャンプのトリプルループが回転不足になりがちの件なんかを考慮すると、そう簡単にはいかないものだとは思いますが…。


==========


…読み返してみると、点数のことばかり書いていますね…。

う~ん…。

 


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[2010/03/30 23:38] | 試合感想 | トラックバック(0) | コメント(16) | page top
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