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「質の高いジャンプ」とは? #01

例によって、以下の文はあくまでも私見ですので、参考意見程度に読んで頂ければと思います。

==========

 

質の高いジャンプ…と聞いて、皆さんどういったジャンプをイメージされますでしょう?

高くて距離があって、着氷がちゃんとしているジャンプ…そういったイメージが一般的でしょうか。

実際のルール上もそんな点が最も重視されているように感じますし、そういった理解だけでも十分だと思います。

ただ、このルール…質の高さの判定はGOEによってなされることは皆さんご存知だと思いますが、具体的にどういったものが「質が高い」とされているのかは、よく知らない方も多いんじゃないでしょうか。

それをちょっと見てみましょう。

 

==========

(フィギュアスケート資料室さんから引用させて頂きました)

プラス面に対するGOE評価のガイドライン(2008年度)

<ジャンプ>

①[入り方の評価] 予期せぬ入り方、独創的な入り方、難しい入り方をしている

②[入り方の評価] 明確で評価に値するステップやスケーティング動作から直ちに跳んでいる

③[空中の評価] 空中で変形ポジションをとっている(③-1)、または回転の開始を遅らせている(③-2)

④[空中の評価] 高さや飛距離が素晴らしい

⑤[出方の評価] 着氷時に手足がよく伸びている、または独創的な出方をしている

⑥[全体の評価] 入りと出の流れ(加えてコンビネーション・シークエンスではジャンプ間の流れ)が優れている

==========

 

①と②については…ちょっと違いがよく分からないのですが、要するに(一歩進んだジャンプの見分け方で説明した)「ステップからのジャンプ」や「その他の入り方からのジャンプ」についての評価…でしょうか?

③-1については、例えば空中での回転時に片手を上げて回る(ブライアン・ボイタノ選手がよくやっていたヤツ)など、要するに「空中において本来不必要な動きによりジャンプの難度を高める」ことに対する評価。

③-2については、後述します。

④は「高さと距離」についての評価。

⑤は「チェック」についての評価。

⑥は「流れ」についての評価(流れのあるジャンプ…とか、よく聞きますよね)。

 

…曖昧な部分もありますが、おおよそそんな感じの意味だと思います(違うかもしれませんが)。

 

でも正直な話、スケーターとしての個人的価値観からすると、「もっと他にも評価すべき点があるんじゃない?」と思ってしまいます。

以下、そういったものも含めて、「質の高いジャンプ」について考えてみようと思います。

 

 

 

●基本的な考え

 

確か佐藤有香さんも仰っていたように思いますが、理想的なジャンプというのは…

跳んで上がってから締めて(閉めて?)回って、開いて回転を止めて降りてくる

…というものになります。

確かめたわけではありませんが、これはおそらくフィギュアスケート界で共通の認識だと思えます。

これが大前提。

故に、上の③-2「回転の開始を遅らせている」がプラス評価される(※)のであり、逆にジャンプ前に回転が開始してしまっているようなケースはNGとされるわけです(もっとも、これは上の大前提云々という話抜きにしても「回転の誤魔化し」であるわけですから、低く評価されるのは当然でしょう)。

(※)…といっても、(意図して)不自然なほど遅れさせすぎるのもどうかと思います(あくまでも、自然に、上がってから閉めている…と感じられるものが理想だと個人的には考えます)。確かにそれはそれで難度は上がると思うのですが、それこそ③-1で触れた「空中において本来不必要な動きによりジャンプの難度を高める」ということになりますので…。…あ、だから③-2は③-1と同じグループなのかも…。

 

 

●プレパレーションの質が高いこと

 

詳しくはこのエントリーを読んで下さい。

…私もよく分かりませんが、もしかしたら、優れたプレパレーションについては、GOEでは上述の⑥「入りの流れ」という部分でプラス評価されているのかもしれません(なお、「ステップからのジャンプ」「その他の入り方からのジャンプ」については、上述の通り①と②で評価されるものと思われます)。

具体的に「入りの流れ」とは何か…何をもって「優れた」としているのか…といったことは分かりませんが…。

 

因みに、フィギュアスケート資料室さんのココによると、「エラーに対するGOE評価のガイドライン」というものもあります。

つまり「悪かったら減点するけど、良かったとしてもプラスはしないよ」というものです。

そこにおいて、プレパレーションに関すると思しきものをピックアップしますと…

 

・準備動作が長い(※)

・踏切が拙い

・ジャンプの踏切が両足

・1つまたは両方のジャンプの踏切のエッジが不正(長さ・程度による)

(※)「準備動作が長い」という部分については、逆に優れる場合は「準備動作が短い」となるわけですが、これについては上述「プラス面に対するGOE評価」の②「~直ちに跳んでいる」という部分で加点されるものと思われます。

 

…下2つはプレパレーション云々以前の問題(当たり前の減点要素)なので除くとして…。

実質は上2つがプレパレーションの評価となる…ということになりますでしょうか。

 

…余談ですが、実際問題として、プレパレーションはそれほどルール上重視されているようには思えません。

まあ、スポーツ競技としては着氷の方をより重視するのは当然なのかもしれませんが…。

ちょっと寂しいですね…。

 

…もう一つ余談として、スコット・ハミルトン選手…下のVTRの時点で40歳前くらいだと思うのですが、それでも3Fや3Lzを余裕を感じさせるランディングでこなせるのは、プレパレーションが優れているため(トウを氷スレスレの位置からつく…など)なのかなと思ったりします。

参考VTR:スコット・ハミルトン選手

 

 

●空中姿勢が美しいこと

 

何が美しいかは人それぞれです。

…が、個人的には(上半身は置いといて)下半身については、右足に被せている左足をピンと伸ばす(※)のではなく、その左足は若干「く」の字に曲げ、右足と左足の小指の外側部分をくっつけるようにする(感覚的には、ガチガチに締めるというのではなく、緩やかに締める…といった感じでしょうか)…そういったカタチが美しいと思います(右足は軸足なのでピンと伸ばします)。

(※)左足をピンと伸ばす…というのは確かに物理的に効率が良いとは思うのですが、それを多少犠牲にしても上述のようにして欲しい…美しさを優先して欲しい(左足をピンと伸ばすのはあまり美しいとは思えない)…と個人的には思います。

そのカタチでは、脚と脚の間…膝付近と足首付近に幾らか隙間が出来ることもありますが、これは美点だと考えます。

…伊藤みどり選手のジャンプが絶賛されるのは、そういった「隙間」の美学(?)…といいましょうか、それを美しいと思える方が多い証拠ではないでしょうか(参考:中野友加里選手と伊藤みどり選手の巻き足について)。

まあ、伊藤みどり選手はちょっとカタチとしては特殊な例ですが、もう少し一般的な例で、かつ上のようなカタチが美しい選手としては、エルビスストイコ選手・トッドエルドリッジ選手を挙げたいと思います。

参考VTR:エルビス・ストイコ選手

参考VTR:トッド・エルドリッジ選手
(彼は回転方向が逆ですので、脳内で左右を逆にして理解して下さい)

 

…余談ですが、この姿勢はバックスクラッチスピン(※)の姿勢に相当するため、右足軸に左足を被せることを「スクラッチを入れる」…と私は呼んでいました(そういえば、バックスクラッチスピンも脚に適度な隙間があった方が美しいですね。上の両選手もそうですし)。

(※)右足を軸にして高速回転するスタンドスピンのことです。上のVTRでも両選手がプログラムの最後に入れていますね。最近(?)ですと、村主章枝選手もプログラムの最後によく入れているのが印象的です。

…あ、バックスクラッチスピンはフィギュア用語ですが、「スクラッチを入れる」は全然フィギュア用語じゃない(他では使えない)と思いますのでご注意を(でも、今後このブログでは説明のために使います)

 

 

●ジャンプに高さと距離があること

 

ジャンプを評価するのですから、これは当然です。

 

 

●チェックが美しいこと

 

姿勢・腕の角度・指先・腰の入り具合・乗り・フリーレッグ位置・フリーレッグのつま先が伸びているか…等々、いろいろ注意点はあります。

謂わば「決めポーズ」に相当するので、この部分で見る人の印象に与える影響は大きいでしょう。

個人的には、「腰の粘りが感じられ、かつポージングが美しいチェック」が好きです(腰の粘りについてはココを参照)。

 

 

 

(つづく)

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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/03/18 20:22] | 技術関連 | トラックバック(1) | コメント(8) | page top
<<「質の高いジャンプ」とは? #02 | ホーム | 前回のエントリーの補足>>
コメント
v-411このテーマ待ってました。
続編楽しみにしています。
[2009/03/21 00:05] URL | アイ #a2H6GHBU [ 編集 ]
パンダ師匠のエントリーや他資料により私も最近ジャンプの見分け方などだいぶ分かるようになってきました(つもり)。
アクセルは元々分かっていたのですが、他5種分かるようになってくると過去の演技も見方がかなり変わってきてとても面白いです。「あ、この選手は変わったループの跳び方をするな」とか。スルツカヤのループは前にスリーターンがくるくるっと入っていていいですね!
高橋選手のルッツはアウトのカーブ助走に入ってからジャンプまでの動作が短く素晴らしいですね!
以前のエントリーでパンダ師匠が高橋選手は元コーチ(日本人の方)へのご恩を忘れちゃいけないと仰っていたところ素直に共感できました。

ジャンプは高さなど個人の能力の影響も大きいと思いますが、プレパレーションの美しさなどは最初のコーチの手腕も大きいのかなと思っています。芸術面、スポーツ面全てにおいて最初の師匠の影響は大、ですよね。基本をしっかり正しく叩き込んでくれる師匠に巡りあえた人はラッキーだな、と。
ちょっとした感想だけのお話になってしまいました。すみません・・・。
[2009/03/21 12:38] URL | LaLa #H8HsapLU [ 編集 ]
>アイさん

次のエントリー上げておきましたので、また読んで下さいね。

>LaLaさん

そこまで理解頂けるのでしたら、私も書いた甲斐があったというものです。
高橋大輔選手のルッツは、ステップからのルッツでほぼ固定だと思いますが、最後の左バックアウトの乗りが短いのは私も評価すべき点だと思います。
ルッツに限らず、高橋選手のジャンプのプレパレーションは総じて質が高いですよね。

長光先生…は、まだ高橋選手のコーチだったと思うのですが…どうなんでしょう?
前に紹介した白鳥の湖のSPの動画(2007全日本)でも、キス&クライで一緒に座っておられますし…。

>プレパレーションの美しさなどは最初のコーチの手腕も大きいのかな

これはまさにそうだと私も思います。
一度癖がついてしまうとこれを修正するのは凄く大変ですので、やはり最初が肝心…ですよね。
[2009/03/21 20:33] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
お返事有難うございました。
長光先生は高橋選手のずっと専任コーチなのですね。モロゾフコーチにも師事してらしたので、ちょっと勘違いでした・・・m(_ _)m
兼任とかいろいろあるのですね;
[2009/03/21 22:31] URL | LaLa #H8HsapLU [ 編集 ]
早い・・・!もう次のエントリーがあるのですね。

ジャンプの入り~出、学びました。
やはり基本が大事なのですね。
お師匠さんの説明で、ジャンプを飛ぶ前の選手のプレッシャーまで感じることができました。
一瞬の跳躍にこれだけたくさんのことが要求されるのですから。
釣竿みたいな・・ハーネスっていうんですか?
あれが頭に浮かびました、
空中姿勢の練習?って、跳んで跳んで跳んで~??と想像していたら、ああ、だから釣竿か!と。
あの釣竿みたいなのは昔っからあったのでしょうか?
中京大のサブリンクにハーネスも装備、という記事をみました。
ひょっとして今までは無くて、跳んで跳んで跳びまくって練習してきた、とかだったら、本当に大変なことだと思います。
[2009/03/22 02:23] URL | さざんか #- [ 編集 ]
>LaLaさん

いえいえ、私もよく知らないことでしたので…。

>さざんかさん

ええと、釣竿…ですか??
…あ、もしかして、あれでしょうか?
リンクの天井から紐がぶら下がっていて、その紐と選手を繋いで、ジャンプの時にその紐で選手をつり上げる…みたいな。
中京大学のことは全然知らないのですが、たしかそういった設備があったリンクもあったような気がします。
でも、通常そういったものを利用する選手は少ないでしょうね。
普通に氷の上で難度も転びながら練習するのが一般的だと思います。
トランポリンで練習する選手もいるようですけどね。

それにしても中京大…お金持ちなんですね…。
フィギュア専用…ですよね? あのリンク。
しかもサブリンク付き…。
浅田・安藤・小塚選手…といった有力選手のためとはいえ、奢りすぎではないでしょうか…。
維持費とか年間2000万円(不確か)くらい行くんじゃないかと思うのですが…メインリンクだけでも…。
フィギュア専用ですからホッケーとかで貸し切り料金稼ぐわけにも行きませんし…。
一般開放とかしたりしているんですかね?
[2009/03/22 20:25] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
管理人さん、釣竿です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=J9lCjeFkVX4
よくアメリカや韓国のJr選手の練習風景で観ます。最初見たとき『え、何してるの?』と思いました。(日本の選手の練習では観たことが無いので)
やっぱり日本ではあまり使われていないのですね。
[2009/03/22 22:43] URL | アイ #a2H6GHBU [ 編集 ]
>アイさん

おおぉ!
こ、これは…。

私は初めてみました。
いや~皆さんよくご存知で…。

なるほど…これは良いアイデアかもしれないですね…。
でも、普段とちょっとバランスが変わってくるでしょうから、コレで慣れてしまうと逆に…という可能性もあるかもしれないです。
日本で見かけない(私が知らないだけかもしれませんが…)のは、そういったことを危惧しているのかもしれませんね。

なるほどなるほど…。

…あ、でも、身体の小さいジュニアならこういったものは不要かもしれませんね。
なにせ、彼らは体重が軽いせいか、転んでも余り痛くなく、恐怖心も余りありませんから。
[2009/03/23 00:43] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
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