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「振り付け」について
コメント欄での書き込みが切っ掛けで、「振り付け」について個人的に思うところを書いてみたくなりました。

普段何となく感じているところを言葉にまとめてみたものです。

特に「フィギュア界ではこういう考え方が常識」というわけでもないと思いますし、あくまでも個人的にそういう考えをするということに過ぎないので、参考程度に読んで頂ければと思います。

また、例外なんかもあることでしょうし、原則的にそう考えるという感じに捉えて頂ければとも思います。


====================


さて、「振り付け」ということですが。

皆さんの感覚として、振り付けというのは「プログラムに終始付いているもの」という感じに捉えられておられる方が多いでしょうか?

確かに、プログラム中のどのような場面であれ、腕や脚は絶えず何らかの形・動きを作っているわけで、そういった意味では「振り付けはプログラムに終始付いているもの」との考えも正しいと思います。

ただ個人的には、「振り付け」についてはそう考えるよりも、次のように考えると違和感が少ないように思えます。


すなわち、プログラムを「振り付けの無い状態」「振り付けの有る状態」の2つに分けて考えるというものです(これらはフィギュア用語ではありませんのでご注意下さいね)。

「何を言っているの?あたりまえじゃない」と思われるかも知れませんが、先ほどの「振り付けはプログラムに終始付いているもの」という考えを前提とすると、すべてが「振り付けの有る状態」となり、「振り付けの無い状態」というものが無いということになりますので、ちょっとその考えとは異なる(いや、結局は同じかな?)ものとなります。


それでは、「振り付けの無い状態」というのは何かといいますと…。

これは「素の振り付けの部分」ということになります。

では「素の振り付け」とは何かといいますと、『「プログラムに合わせて特に作られた振り付け」以外の振り付け』ということになります。

…具体例を挙げてみましょう。

以下のエントリーで紹介している佐藤有香さんのバッジテストお手本動画を見て頂きたいのですが…

バッジテストのお手本動画

例えば、初級動画の2:00以降くらいからのフォアクロスとスパイラル(最後にストップ)では、クロス時の腕の配置なんかも素の振り付けと考えられますし、クロスからスパイラルに移る際に一旦両腕を閉じ、そこから柔らかく腕を広げており、これなんかも素の振り付けですよね。

終わりのストップに移る際の腕の動きも美しく、こちらも素の振り付けです。

その次のバッククロスでは、スリーターンでバックにターンする際の腕の動き、バッククロスの回転方向を切り替える際のバックアウト時の姿勢、最後のチェック姿勢、更にその後に前向きになってからの「どう?」という感じの動き…などなど、全て素の振り付けです。

その他、初級以外の動画も全てを含み、ここでの佐藤有香さんの動作は全て素の振り付けとなります(と思います)(※)

(※)
踊ろう(綺麗に見せよう)としてなされた振り付け以外にも、スケートで滑るという動作の中で自然とそういう動きとなる合理的な動き(コンパルソリー時やターン時の腕や脚の動き…など)というものがあり、こういったものが振り付けっぽく見えることもあります。こういったものは踊ろう(綺麗に見せよう)としてそういう動きとなったものではないのですが、こういったものも「素の振り付け」に含めて考えてもいいと思います。

こういった振り付けは、特にこの時そうしようと決めて動かした動きではなく、普段の練習から自然とそのように動かしている、身に染みついた動作なんですね(と思います)(※)

(※)なお、こういった動作は、割と定番的な動作が幾つかあり、佐藤有香さんのお手本動画では、正にその定番動作の幾つかをお手本として実演されておられる…そのような印象を受けるものとなっています。

こういった部分を「素の振り付けの部分」と…延いては「振り付けの無い状態」と考えます。

つまり、「振り付けの無い状態」というのは、正確には「プログラムに合わせて特に作られた振り付けの無い部分での、素の振り付けの部分」ということになります。


他方、「振り付けの有る状態」とは何かといいますと…。
こちらは簡単で、「プログラムに合わせて特に作られた振り付け」の有る部分…ということになります。
コリオグラファー(振り付け師)の仕事は、主にこちらを考え出すことということになると思います。


…ということなんですが。

話を元に戻しますと、「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」と「振り付けの有る状態」、この2つが組み合わさってプログラム(の振り付け)は構成されていると個人的には考えます。

個人的に重視すべきと思うのは、「振り付けの有る状態」よりもむしろ「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」の方なんですね。

ここを見ればその人の力量(地力)がよく分かると思います。

幾ら「振り付けの有る状態」が派手であっても、素の振り付けが癖のあるものだったり、今一つ優雅でないような場合は、その「振り付けの有る状態」は単なる誤魔化し…というように感じてしまうんですね。

また、プログラム中の素の振り付けの部分が手を抜いているように感じられると、その選手は普段の練習から素の振り付けについて手を抜いている…延いては普段の練習から滑りも手を抜いている…と、そのように感じてしまいます(※)

(※)滑りというのは、素の振り付けと渾然一体となった技術であるように思うためです。普段のスケーティングの練習(円クロス(円の周りを延々とクロスし続ける練習。上の佐藤有香さんの円クロス…8の字も混ざっていますが…を参照)など)で散々先生に姿勢等のチェックを受けるのは、その一つの裏付けだと思うところです。


「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」…この部分が癖のない自然な動作でこなせているかどうか…そういう観点で演技を見ると、選手を見る眼もまた異なってくるのではないかと思います。
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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2010/04/19 22:28] | 技術関連 | トラックバック(0) | コメント(21) | page top
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コメント
ありがとうございます~(^-^)/
パンダ師匠、
エントリーの更新、本当に本当にありがとうございました。こんな風に書いていただけて、とっても嬉しいです。えっと、音楽表現云々ではなく、どちらかというと振り付けの実行面のお話ですよね。了解だす。

「素の振り付け」ですか...考えた事がなかったので新鮮です♪基本姿勢というか型のようなものなんでしょうか。ギターでも、いくら弾けてても左手がパタパタしてると「うーーーん」とか思われますしね(音に悪影響が出るだろうし腱鞘炎も心配、合理的でない)。

振り付けは全部コリオグラファーが指定しているんだと勘違いしてました。佐藤有香さんの動画を繰り返し見て目を養おうと思います。これを見ていると「楽しそう、面白そうだな~」「初級ぐらいできるようになってみたい」って思ってきます☆

別なサイト等で「音楽を消して見てみると...」的な書込みを見かけるわけですが、地力の部分を判断する目的だったらアリなんすかね(でも多分、自分ではやらない...)。



話は変わって、自分の好みばっかで恐縮ですが...ちょっと駄文を垂れ流させてください(>_<)
エレメント間の流れがありながら、緩急も表現されていて、また、ハイライトがあるプログラムが個人的に好みです。できればハイライトは畳み掛けて欲しい。体力に任せて「振り付け」を一生懸命「perform」するようなのは...見ていて辛いな、と。大技の前は曲全く無視、も切ないですが...ショウガナイですかね。あとジャンプの前に流れが途切れる選手が多い気がするのも...。←うーん、偉そうだ。佐藤有香さんのループやサルコウはそれまでの流れの中でヒョイって飛ぶ感じがするし、エッジ(?)がキュっと減速(?)する印象も好きです。

私の好きな音楽表現なんですが、
曲が伸びたら伸びる(上方向でもスケーティングでも何でも良い)、とか、すごい単純です。はは。あとは、
特徴的なリフが繰り返される場合、強拍に印象的な「何か」を繰り返す(アクセントに乗って伸びやかに滑り出す等)、でも次のリフ繰り返しでは裏切って裏の拍で違う振りで動く、こういうタイプも好きです(ランビエール君とか?)。

えっと、私はフィギュアをダンスとして捉えていたと、痛感しました...かなりの割合で上半身に目が行ってます。そしてきっと派手な振り付けに惑わされていますね。スケーティングにだけ注目すると(←私には全然楽しくないのです、すいません)、上半身とシンクロしてない事もあってビックリしました。印象がだいぶ変わりますね。ストロークはどうしても音楽に合わせられない箇所もありそう。

長々と小学生の感想文みたいで...失礼致しました。
私が師匠のポイントを理解しているかどうか不安ですが...楽しく拝読させて頂きました、ありがとうございました。
[2010/04/20 22:20] URL | コハク酸 #yDyfa9yw [ 編集 ]
なるほど~!と思いました
パンダ師匠殿、

はじめてコメントさせていただきます。いつも楽しく拝見しています。
実は、最近話題になってしまっているサイトの世界ジュニア女子フリーについての記事で、ライターさんがロシアの2選手について、ちょっと混乱気味の評価をされていて、いったいどうして?と思っていたところなのです(あんまり言うのもどうかと思いますのでリンクは貼りませんが、niftySports/フィギュアスケート特集の中の、3月14日付の記事の一部です)。パンダ師匠の頭にこの記事があったかどうかわかりませんが、師匠の記事を読んで、やっと合点がいきました!
私は中学生頃までスケートをやっていまして、今でも時々知人・友人にいろいろ訊かれることがあるのですが、スケートをやったことがない人への解説って案外と難しいですよね。というより、普通の人には何がわからないのか、自分にわからないことが私の場合しばしばあります。
今回、師匠が「振り付けの無い状態」と「振り付けの有る状態」に分析してくださったことで、私は始めて、そうか~未経験の人はこの二つの区別がつかないんだ!と気がつきました!!なんで派手な振り付けにだまされちゃうんだろう、と思っていましたが、どこまでがベースでどこまでがトッピングかいきなりわかれと言っても難しいですよね、考えてみれば。
ものすごく納得がいきました。ありがとうございました。
お書きになっている内容、「原則的にこういうこと」で、全く大丈夫だと思います。結論部分(「個人的に重視すべきと思うのは~」以下)は100%同意です。
よくこんな風にわかりやすく分析して下さいました。どう説明したらわかりやすいだろうといつも心を砕いていないとこういうポイントを指摘することはなかなかできないと思います。

横から私が言うのもなんですが、滑ったことのない方は、すぐに内容がわからなくても競技を見る度にするめのようにこの記事を思い返してかみしめるときっとどんどんわかってくると思います。

パンダ師匠、これからもがんばってくださいね。今後も楽しみにさせて頂きます。

[2010/04/20 23:30] URL | レタス #- [ 編集 ]
スルメのように噛みしめます
パンダ師匠、連投すみません。

質問なのですが、「素の振り付け」には師匠の「ジャンプのプリパレーションの質」のエントリー内容も含まれると理解して良いでしょうか。逆に、例えばドーナツスピンの形を作るときにオシリが凸って出ちゃうとか、足を上げてスピンした後、(意図せず)無造作にブンって降ろしてしまう等...これらは「素の振り付け」ですら無い、ですよね。


レタスさん、
はじめまして。人様のブログで不躾に語りかけて...すみません。

# 師匠!問題あるようでしたらお手数ですがバッサリ削除して下さい(>_<)

ロシア2選手の記事、読みました。お差支えなければ、どういう点が「混乱気味」と感じられたのか、ヒントだけでも教えて頂けると嬉しいです。できればパンダ師匠のご意見も伺ってみたい...。

ちなみに私は彼女のどの記事を読んでも「へー」という感じです(そんなに読まないですけど)。ただ、「キャラクターに憑依するのが表現力」的な論調が少なからずあると思うのですが、そこは異を唱えたい...。顔の表情を持ち出すのも、私とは好みが違うな、と。個人的にはアクセントとしての表情は大好きですけど「表現力」に直結して欲しくない...。そして最近慣れない顔芸をする選手が増えた気がして残念です(^-^;;

ロシアの両選手ですが、ポリーニャちゃん(勝手にこう呼んでます)の変形していくスピンの美しさと加速には大興奮でした。ジャンプが全体的に苦手っぽく見えるので、頑張って欲しいです。オブチャロワ選手は、さっき初めて彼女のフリーを見てきましたが、まさに「素の振り付け」で粗が...あると思いました。バッククロス、ターンとかステップとか、全体的に腕が上下に不安定だったり、若干いかり肩が気になりました(偉そうですみません)。これを見るとショートは振り付けが「上手い」(言葉は悪いですけど誤魔化しが上手い)と思いました。でも、ショートだけ見てたら絶対に気づかなかった☆
二人の今後の躍進に期待♪

Junior Worlds 2010 SP Polina AGAFONOVA
http://www.youtube.com/watch?v=PHzyBh7BRTc&feature=related

Junior Worlds 2010 FP Polina AGAFONOVA
http://www.youtube.com/watch?v=Ic2HkdjiGVM

Junior Worlds 2010 SP Anna OVCHAROVA
http://www.youtube.com/watch?v=6s-c5Jw6MuE&feature=related

Junior Worlds 2010 FP Anna OVCHAROVA
http://www.youtube.com/watch?v=dG4-txBUiUc&feature=related
[2010/04/21 21:16] URL | コハク酸 #yDyfa9yw [ 編集 ]
恐縮ですが・・・
初めて、コメント投稿させていただきます ぴあのと申します。
スケート未経験のド素人にも理解しやすい図付きの解説、本当に勉強になります。数多の解説サイトの中でも最もわかりやすく、フローリングの上で実践してました。
ありがとうございます。

スレチですが、ずっと気になっている疑問があります。

先日、浅田真央選手と高橋大輔選手の手のひらを動画で見ましたところ、硬くて大きなたこが小指と薬指の付け根と指の腹にそれぞれありました。
あれはテニス肘、サッカー膝といったフィギュアスケーター特有の症状なのでしょうか?
また、なぜその症状が発生するのでしょうか?

お時間のある時に教えていただけたら幸いです。
スレチ大変失礼しました。
[2010/04/21 23:20] URL | ぴあの #- [ 編集 ]
パンダ師匠、申し訳ありませんがスペースお借りします
パンダ師匠様

すみません、前コメントでよそ様の記事について余計なことを記入してしまいまして。そして、触れ方が曖昧だったため、なおさら余計な事を言ってしまった感があります。コハク酸さんが確認したくなったのも無理もないです。
申し訳ないですが、触れてしまったのは自分なので、1回だけこの場をおかりして、さくっとコハク酸さんにお答えさせて頂いてよろしいでしょうか。
私の説明ですっきり納得していただけるか、心もとないのですが……。

コハク酸さん、

まずは、YouTubeの動画を探して下さってありがとうございます。私はテレビで放映されたフリーしか見ていなかったので、ショートは始めて見ました。

件の記事については、あまり言及はしないようします。パンダ師匠の書かれたテーマとずれてしまいますし、他人様の記事についてうんぬんする後ろ向きな文章が載っては、パンダ師匠も気分が悪いだろうと思いますので。なので、一言で言うと、私から見ると彼女の記事は、スパニッシュダンスに代表される民族舞踊が好きな人がスケートを見てみた感想、にすぎないのかな、と思います。記事については、以上、終わり、です。

では本題の、失礼ながら勝手に比較検証させて頂くロシアのお二人、PちゃんとAちゃんについてです。
お二人についてのコハク酸さんの感じ方はおおむね間違っていないと思います。
(ただ、ひとつだけ……、Pちゃん、ジャンプ苦手じゃないですよ~(笑)。そう見えてしまう気持ちはわかります、ひとつにはジュニアの選手ゆえのことで、体がまだ出来ていないのでジャンプの練習で無理はできないこと、体が小さいと技が映えないこと、また、まだ筋力が弱いので足先に振り回されてしまっているように見えることなどがあると思います。それから、もう一つには、日本のスケートファンの方々は、日本のトップ選手達のすばらしいジャンプを見慣れすぎていて、ジャンプについて厳しすぎ!(笑)  あれでジャンプ苦手と言われてしまったら辛いですぅ。どうぞお手柔らかにお願いします~。)

Pちゃんは、まだジュニアならではのぐらつきなどもあるのですが、基本姿勢をしっかりとって滑っていると思います。「振り付けの無い状態の地力」は、まだポテンシャルとして判断するしかない部分もありますが、私はこの段階での力は充分あると思います。基本がしっかりしているので、これからこの上にいくらでも積み上げていくことができるのではないでしょうか。
対してAちゃんは、「振り付けの無い状態の動き」が、良くないですよね。
結論だけ申しますが、実は私は、Aちゃんには「振り付けが無い状態」うんぬん以前の問題があると思っています。スポーツ医学的なことに詳しいわけでもないのですが、私が分析できる範囲での根本原因は(原因である一方長年の体の使い方の結果でもあるのですが)、骨盤の位置というか、骨盤の傾きです。骨盤が正しい位置にないため、上体が正しく骨盤の上に乗っていません。このことが原因で足首と膝がよく曲がっていませんし、屈伸もスムーズにいきません。上半身は不安定なので姿勢が悪くなり、体の前面もちゃんと開けていませんし、コントロールしようとして余計な筋力を使ってしまっています。
想像ですが、多分Aちゃんは、背が伸びる前まではとても元気にはつらつと滑る子で、筋力も強く、子供達の中ではピカイチだったのではと思います。今でももちろんピカイチなのは変わりありません。ただ、小さいときにわずかに見えていたこの欠点が、見逃されてしまってこの年齢になってしまったのではないかと思います。13歳という年齢は、スケートの場合、幼い滑りをしていても許される若い年齢では決してないのです。
今シーズンの振り付けは、もちろん意識してAちゃんの欠点を目立たせないように作られた、またはAちゃんが体の揺れをコントロールしやすいような工夫がなされた振り付けだったと思います。ただ、やはり振り付けでは、「振り付けが無い状態」の欠点を完全にカバーするのは無理なんですよね。

というのが、ものすごくはしょっていますが、私の個人的な意見です。書き方からおわかりの通り、Pちゃんの方が好みです。「走っては跳び走っては跳び」と言う人は言いますが、普通「走っては跳び」と称されるのは、もっと全然別のタイプの選手またはプログラムです。(記事については触れないと言いながら、言ってますね私……)
また幾分乱暴に言えば、基本、スケートは、「走っては」「跳ぶ、回る」ものです。大事なのはその「走り」(スケーティング)の質でしょう。特にこれはジュニアなのですから、基本的なところを直す余地がある選手に対し、そのことには触れないで「振り付けを一生懸命やっている」と褒めるのは、なんと言いますか……。まるで、やすやすと自然に滑っているかのように見えるスケーティングより、忙しい振り付けの方が見所があるかのようで、こんな混乱を招く文章を載せることにはいったいどんな意図が?とさっぱりわからないでいたのです。そのときパンダ師匠の記事を読んで、あー、意図があったわけじゃなくて、私の方こそ彼女が何をわかっていないのかわからなかっただけなんですね、と合点がいって前コメントのようなことを勢い書き込んだ、というのがことの次第なわけなんです。

それから、「ロミオとジュリエット」の楽曲ですが、ロシアの若手の選手、それもジュニアの選手がクラシック音楽以外を使用することはまず少ないのではないでしょうかね。その点、有名なバレエ音楽の方(プロコフィエフ)ではなくて、チャイコフスキーを持ってきたならとてもセンスの良い選曲だと思います。(また言ってますね私……)
同じように、白鳥の湖でも、特に有名な部分は避けて、コールドの時に使う曲などを使った村上佳奈子選手のプログラムの選曲も、とてもジュニアらしくてセンスがいいと思いました。

短く書こうと思ったため、断定的な言い切り語尾が多くなってしまいました。
あくまでも個人的な感想であることを判った上で読んで下さいますよう。
コハク酸様、私のつたないお返事はこの1回で終わらせていただきますので、ご不満もあるかと思いますがどうぞお許し下さい。

パンダ師匠様、テーマに沿って書こうとしたのですが結局なんだかずれてしまいました。ご了承も得ないままスペースもお借りしてしまい、すみません。
この私の書き込みは、お時間をかけてお返事いだだくほどのものではないのですが、貴ブログの読者の方々のためになるのが一番だと思いますので、もしもへんなところがありましたら、どうぞご遠慮なくご指摘・訂正・削除して下さいませ。
なんだかちょっと気分がくさくさするような書き込み、重ね重ね申し訳ありません。次にコメントさせていただくときには、もっと前向きな楽しい書き込みになるよう心がけます。
どうもお邪魔致しました。
[2010/04/22 21:02] URL | レタス #- [ 編集 ]
以前コメントしたことがあるような気もしますが、申し訳ありません。その時のHN忘れてしまいました。


場違いな質問かもしれませんが、、、。

私は特別ヨナ選手のファンと言う訳ではありませんが、
彼女の動きが他選手と違って、本当に流れるような動き(最初から最後まで途切れなく繋がっている)に見えるのは、管理人様の仰る所の、「素の振付の部分」がとっても丁寧で自然だからなのでしょうか、、、?

また彼女の師匠であるシェイリーボーンさんの踊りは素の振付部分が殆どないように(全部創られた踊り。氷上であることを忘れさせてしまうくらい)見えますが、彼女にはジャンプがないからそう感じるのか、それとも素の振付の部分は彼女も持っているのか知りたいです。

また、さしつかえなかったら、国内国外問わず、管理人様の主観で、素の振付部分に長けていると思われる選手を何人か教えていただけませんか?変な質問だと思われたらすぐに削除してくださいませ。
[2010/04/22 23:06] URL | まゆり #- [ 編集 ]
前エントリーのコメント欄で丁寧な返信レスを頂きありがとうございます。

余りに素人なコメントを書いてしまったと書き込みした後で恥ずかしさの余り後悔していたところ、暖かいレスを付けて頂き感涙ものでした。

今回のエントリー、流石に元競技者様、プロの視点は全然違って面白いものだなと改めて思いました。はっきり言って振り付けを2つに分けるなんて考えた事もありませんでしたし。
う~~ん、やっぱり振り付け1つ見ても視点が全く違うものなんですねぇ。
又1つ競技の見方がちょっとだけ進歩した気がします。
それにしてもフィギュアの採点って全てが関連してる感じですね。
SSとCHなんて素人的には余り関係ないのかなって思ってたんですがそんなに無関係でも無さそうで。

自分は基本ROM専ですがこれからも興味深いエントリー楽しみにしてます。
夜分遅くすいません。
殆んど内容がない様な事を書いてしまいましたのでご返事は結構です。
[2010/04/23 01:44] URL | 永遠の18歳 #- [ 編集 ]
ジャンプが苦手じゃなくてよかった...
レタスさん、
丁寧なお返事、ありがとうございました。とても勉強になりました。不躾に変なお願いをしてしまって、困らせてしまって本当にごめんなさい。。。
ジュニアを見る視点、全く欠けてました。パンダ師匠のエントリと共に読み返して目を養っていきます♪他にもいろいろ感想を...と思うのですが、これ以上書いてもレタスさんにもパンダ師匠にもご迷惑になるだけと思いますので、御礼のみで失礼させて頂きます...本当にありがとうございました!


パ、パンダ師匠! (`・ω・́)ゝ
以前のエントリーからこれまでの超自己中なコメントの数々、大変失礼致しました。レタスさんの思慮深いコメントを拝見し、恥ずかしさでいっぱいです。深く反省しております。


まだまだ気温差が激しいですね。お体にだけは気をつけて。
みなさま、良い週末を~(≧o≦)ノ~''
[2010/04/23 22:55] URL | コハク酸 #yDyfa9yw [ 編集 ]
いえいえ(コハク酸さま)
読んで下さってありがとうございました。
困ってはいないですよ、大丈夫ですよ。

今回面識のない方あてに説明らしきものを書いてみて、ネット上だけでの説明って思ったよりずーっと難しいことがよくわかりました。
パンダ師匠様はボランティアでこれだけの記事を載せて下さって、ほんとにありがたいことです。大変だと思いますがこれからもどうぞよろしくおねがいします。
[2010/04/23 23:29] URL | レタス #- [ 編集 ]
初めまして
初めまして、バンクーバーオリンピックを見てから浅田選手のファンになりましたテレビ観戦のみの素人ですが質問させてください。

浅田選手が解説者から批判されるようになったのはラファエルコーチとの決別からでしょうか?
ラファエルコーチの頃の動画2007GPF幻想即興曲を見て愕然としました、流れるようなジャンプにランディングで着氷も安定していて、素晴らしいスケーティングにスピード、スピンにしても緩急がついているように見えました。素人ながら完成度を高めれば今のキムヨナさんとも戦えそうなプログラムに感じました。今からでもこの頃に戻ることは可能なんでしょうか(汗)ローリーニコルさんの浅田選手のことを思って目に涙浮かべていた気持ちが伝わってきます。

またスケート連盟の強化部長さんのトリプルアクセル3本も決めて勝てないなんてというような記事を見てとても心配になりました。

間違ったことを書いていたら申し訳ありません。
[2010/04/25 16:05] URL | キーニャ #- [ 編集 ]
>コハク酸さん

「基本姿勢というか型のようなものなんでしょうか」…これは大体そのような感じだと思います。
教える先生や選手の個人差なんかで違ってくることもあるとは思うのですが、各選手で共通するものも多いですね。

「初級ぐらいできるようになってみたい」…と思って頂けたのであれば、紹介した甲斐があったというものです。
これくらいなら私でも出来そう…やってみようかな…と一般の方に感じてもらうのが大事ですよね。
実際にフィギュアをやる方がそうやって増えていけば(年齢に関わらず)…と願うところです。

「音楽を消して見てみると...」…というのは、先入観を消す一つの方法としては良いかも知れませんね。
ただ、音楽との調和というのもフィギュアの一つの側面ですので、そちらの方もやはり忘れてはいけないと思います。

「ジャンプの前に流れが途切れる選手が多い気がする」…これは良いところをついていると思います。
つまりジャンプのプレパレーションの話ということですが、やはり後のジャンプに集中する余り、ここでのスケーティング動作や素の振り付けなんかが疎かになってしまう選手が多いですよね。
自然な動作の中でジャンプを跳ぶ…というのが理想的ですが、そういったところにまで意識が行っている選手・コーチは、現状を見る限り少ないのかな…という気はします。

コハク酸さんは音楽をやってらっしゃったそうで、そういった方ならではの感性(かどうかはよくわかりませんが)を文面から感じるように思います。
やはり演奏も演技もどちらも「演じる」わけですから、フィギュアの演技にもどこか感性的に通じる部分がおありになるのかも知れませんね。
コハク酸さんのような方がフィギュアを実際にやってみてたら…きっと音楽の感性が演技に活かせる…そういった演技が出来るのではないかと思いました。

質問の「ジャンプのプレパレーションは素の振り付けに含めるのか?(質問の趣旨が違っているようでしたらゴメンナサイ)」という点についてですが…。
これは中々微妙なところだと思うのですが、「一応は含める。但しやや特殊な位置づけにあるものだと思えるので、例外的な側面も持ち合わせているものだと考える」というような感じでご理解頂ければと思います。
「やや特殊」というのは、ジャンプのプレパレーションでは『後のジャンプに集中してしまい、「今」が疎かになりがち』『踊りの能力と関係無しに、ここにおいては癖が出ることが多い』…といった、他の素の振り付けの部分では無いような事情があるように思え、故に「やや特殊」と表現しました。

スピンの姿勢変化については、(プログラムに合わせた特別な振り付けを行っているのでもない限り)これも一応素の振り付けということになるとは思うのですが、こちらも例外的に捉えて頂ければと思います。
…ジャンプ・スピンといったエレメンツの振り付けについては、素の振り付けというよりも、「技を美しく見せるための工夫」といった感じで考えた方が良いかもですね。
この辺りは私自身まだ考えがまとまっていないところです。


>レタスさん

はじめまして。
経験者の方に同意頂けると嬉しいですね。
「ベース+トッピング」というのは良い例えだと思います。
…私もそう書けばよかったでしょうか?

件の記事につきましては、私は全く知りませんでした。
よく知りませんが、何かと話題になるライターさんなんですね…。

Polina AGAFONOVA 選手は、レタスさんと同様の感想で、素の部分は悪くないですよね。
まだまだ洗練の余地はあると思いますが、癖も目立ったものは無く、この段階としては普通によいのではないかと思います。
エレメンツではスピンが飛び抜けて光っていますよね。
この部分は彼女の大きな武器だと思います。
勿体無いなと思ったのが「ルッツ時のプレパレーションの癖」ですね(フリップも少し)。
他がそれなりにまとまっているのに、この部分で急に「ガクッ」と印象が凹む感じでしょうか。
あと、サルコウのプレパレーションが独特(右バックアウト時がアクセル→チョクトーがらみでルッツ→最後がサルコウ…みたいに連続変化するようなプレパレーションですよね)だったのが印象的でした。

Anna OVCHAROVA 選手についてはどうでしょうかね?
素の部分にしろそうでない部分にしろ、癖があるという印象ではない…でしょうか?
ややバタバタした感じもありますが、それはネガティブな印象よりも「活発的」といった好意的な印象となるようにも個人的には思います。
ただ、もう少し(振り付けのというよりは技術的な)丁寧さが加わるともっとよくなるような…そういった印象もありますね。
体格の違いからの印象からでしょうか?…どちらかというと Polina AGAFONOVA 選手よりも大人びて見えるような気もするのですが、私だけでしょうか?
…ちょっと脱線しますが、一つ個人的に注目してしまったのが「ルッツのプレパレーション」なんですね。
このルッツ…私最初フリップだと思ってしまったんですよね。
「チョクトー後の左フォアインに乗って右トウを前から後ろにはじくと同時に左フォアアウトにチェンジ→スリーターン→フリップ」というのは(ステップからの)フリップのプレパレーションとしてよく見かけるものですが…。
彼女の場合「右トウを前から後ろにはじく」という部分が無いことと「スリーターン後に乗っている時間が多少長い」という点が異なるわけですが、「スリーターン後に乗っている時間が多少長い」という点でルッツと捉えることも出来ないこともないですが、これは普通に『フリップのロングエッジ』と捉えられてもおかしくないプレパレーションだと思うところです(加えて、そもそもこういったフリップと捉えられかねないプレパレーションをルッツのプレパレーションとして選手は採用すべきではない…とも思うところです)。
【このジャッジングは流石に…】という過去エントリーでも触れましたが、ジャッジは本当に目の前で起こった現象だけを見て判断しているのかな?…プログラムコンテンツシートの情報等も加味しているのでは?…と思ってしまいますよね。

…と、好き勝手なことを書いてしまいましたね。
あまりレスになっていなくてゴメンナサイ…。


>ぴあのさん

はじめまして。
ええと…手にタコ…というのは、スケートの練習をやっている限りは余り考えにくい現象だとは思うのですが、もしかするとウェイトトレーニングなんかで出来たタコなのかも知れませんね。
…あ、そういえば、靴紐をギュッと縛るときに、小指の第一関節の側面辺りを紐で擦ることがあり、それでその部分の皮膚が厚くなった…ということは個人的にあったような気がします(関係ないですね…)。
スミマセン…参考になりそうもないですね…。


>まゆりさん

「キムヨナ選手の動きが終始なめらかに見えるのは素の振り付けが上手だから?」ということですが…。
個人的な印象で恐縮ですが、キムヨナ選手の素の振り付けは特に癖もなく、悪い印象はない一方、特別に良いという印象もないんですよね。
…彼女の演技全般(技術も含む)で感じる印象ですが、『必要最小限の動作』というものを感じます。
素の振り付け云々よりも、この特徴が「なめらかさ」に繋がっているという印象ですね。
ただ反面、『必要最小限の動作』だけに『(物理的に)不必要な部分』というのが少なく思い、この『不必要な部分』というのがフィギュアの表現面で重要な役割を果たすことが多いようにも思うところで、そういった点で『やや素っ気なく思える』『エネルギーにあふれるといった印象の演技ではない』『踊りの緩急の差がそれ程無いように思える』といったマイナスの側面もあるように個人的には感じます。

ボーン・クラーツ組は、私もとても好きでした。
ボーンさんがキムヨナ選手の師匠だったんですか…それは初耳です。
ダンスはシングルと「踊りの見せ方」という点でちょっと異なる部分もあるとは思うのですが…。
素の振り付けを持っていないというわけではないと思いますが、一般的にダンスでは演技中は素の部分が殆ど無いほど「振り付けの密度が濃い」とは思うところでしょうか。
振り付けということにつきましては、シングルよりもダンスの方が「プログラムの隅々まで気配りがされている(プログラムの殆どが「振り付けのある状態」)」という印象が強いですね。

素の振り付けの優れている選手ということでしたら、エントリーでも紹介しております佐藤有香さんがやはり上手だと思いますね。
お手本として相応しい方だと思います。


>永遠の18歳さん

発言が素人的かどうかというのは私は気にしませんので、また書き込み下さいね。
むしろ、一般の方の方が余計な先入観が無い分、本質を射貫いているということも良くあるように思えます(勿論その逆もありますが)ので、率直な意見は大歓迎だったりします。
SSとCHは、PCSを評価する際には別々に考えるべきだとは思いますが、スケートの練習をする際には同時に練習することが多い(滑りにおいて綺麗な姿勢・動きは常に心がけます)ものですので、スケーターとしては両者には共通する部分もあるように思います。


>キーニャさん

はじめまして。
ええと、私はよく知らないのですが、浅田選手は解説者から批判されているんですか?
浅田選手も完全無欠の選手というわけではありませんので批判されることもあるとは思いますが、試合の解説で批判されている場面というのはちょっと記憶にないですね…。
外国での放送で…ということでしょうか?
…何分、批判の具体的内容を知らないことに加え、コーチ云々といった事情も全くといっていいほど知りませんので、質問にはお答えできそうにないです…スミマセン…。

浅田選手のトリプルアクセルについては、難度が高い分、質を上げるのが難しいんじゃないか…と思います。
着氷後にもっと流れがあれば評価も随分異なるとは思うのですが、現状では安定して高いGOEを狙うのは難しいところだと思うところです。
ルッツを跳ばないこと・セカンドジャンプのトリプルを跳ばないこと…といったマイナス面と、トリプルアクセルでのプラス面とが相殺され、アクセルが明確なメリットとなっていない…みたいなことを個人的には思うのですが、どうでしょう?
[2010/04/26 21:20] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
プレバレーションのお話
パンダ師匠、

お返事どうもありがとうございます!
お手数おかけしてすみません。
レスになってない、なんていうことはないです、ロシアのお二人のプレバレーションについては、パンダ師匠はきっとそう思うだろうな、と思っていました。


>「ベース+トッピング」というのは良い例えだと思います。
>…私もそう書けばよかったでしょうか?

いえいえ、ベースというと、振り付けの話から逸脱して姿勢やスケーティングにまでなだれ込んでしまいそうなので(私のように、ですね。私、パンダ師匠のテーマは「振り付け」なのに、姿勢のことばっかり言ってました)、私は「振り付けの無い状態での振り付け」「振り付けの有る状態での振り付け」の方が好きですよ。

>Anna OVCHAROVA 選手
>素の部分にしろそうでない部分にしろ、癖があるという印象ではない…でしょうか?

あー、そうですかー。私はコハク酸さんが探して下さった、出来のいいはずのショートを見ても、「うわっ」とうめいてしまったくらいなのです。そんな個人的な好き嫌いを強く出し過ぎてしまったかもしれないですね。(ごめんなさいコハク酸さん。)
「癖」があるかないかということについては、私、どこまでが癖でどこからが個性か、考えていると頭が痛くなってくるので、あまり「癖」という言葉を使えないのですが……ヨーロッパの女子選手によくあるタイプの弱点にはまってるように思えまして。でも、コハク酸さんが貼って下さった画像で再度見てみると、確かにテレビで見たときの悪い印象が薄れます。手持ちのカメラ自体が揺れているから体の揺れが目立たないのか……? うーん……。
でもまあとにかく、来シーズンもこの選手を見られるといいですね。体格もいいし、スタイルもいいし(そういう意味では大人っぽいです)、どんな風に成長するか楽しみですよね。


それでは、パンダ師匠のこのところのライフワーク(へんな言葉ですね)のプレバレーションについて。。。。


>Polina AGAFONOVA 選手
>「ルッツ時のプレパレーションの癖」
>サルコウのプレパレーションが独特

わかりますわかります。ルッツはいったんループの構えみたいな格好になってそのあともちょっと不思議なエッジになるあたりのことですよね。
サルコウ、私も変わっていると思います。
何となくですが、彼女はシンプルなサルコウの入り方では、渦巻き状に円の内側に入り込んでしまうんじゃないかと思うんです。なので、それを修正してリンクの幅いっぱいの弧を描くために、途中でいったん時計回方向にS字を描くのか?とも見える(パンダ師匠が「チョクトーがらみでルッツ」と言っているところ)動きを入れているのかな、と思うのですが、いかがでしょうか。
ルッツの方も、リンクを端から端まで使うために修正中とは考えられないでしょうかね……この不思議な動きで修正できるのかどうかは別として。
ただ、私はルッツのこの不思議な動きは、ルッツのインサイド踏切などに比べれば、直すのはずいぶん簡単なのでは、と思います。
不思議は不思議ですけれどもね。サルコウの方なんて、誰が考えるのでしょうね。
普通に一歩一歩を延ばす練習をした方がシンプルな気がしますが。過渡期の苦肉の策なのでしょうか……。

>Anna OVCHAROVA 選手
>このルッツ…私最初フリップだと思ってしまったんですよね

確かにフリップの入り方ですね。あまり身の入らない見方しかしていなかったのでもう一度では気がつかなかったのですが、確かに右足のトウをついていないですね! そしてスリーターンの後、チェンジが入っていますので、それでルッツになっていると言うわけなんでしょう。でも、なぜこの入り方を採用ているのか、推測もできません。もともとルッツをこの入り方で最初から練習している、なんてことは、考えられないですよね。(……そのうちそう思うのが「古い」ということになってしまう時代がきてしまうんでしょうか。)

なんだか、最近のルッツとフリップについては、面倒に感じるようになってしまって、思考放棄していたので議論に参加する資格はないんですが。
踏切エッジは確かに大切ですが、エッジばかりの議論になりすぎていると思うというか、アウトかインかが正しければジャンプ全体が正しい、なんてことあるわけないのに、と思ったりしてしまいます。でも同時に、自分達のルッツの跳び方はもう「化石」なのかなと思ったりもしていまして。

>【このジャッジングは流石に…】という過去エントリー

それで、この記事を書かれていることは目に入っていたのですが、個人的に気が重くてちゃんと読んでいなかったのです(へたれです…)。
でも、今日、一生懸命読みました。動画も見ました。(日中、仕事中に。(笑))
読まずに逃げるような重い記事ではなかったのがわかりました。今まで読まなくてごめんなさい。

で、フリップですよね。これフリップです。

思うのは、パンダ師匠にはとても抵抗のある推測だと思うのですが、これは単に「行きがかり上・成り行き・妥協」の産物なのではないか、ということです。それが原則論にたち戻るとなにやら複雑怪奇な結果になってしまいますが。

まずパンダ師匠がとっても気に入らないだろうと思うのは、審判は選手の申請したプログラムコンテンツシートを元に判断していると思うし、他エントリーでも書かれていたPCSの「実績点」も、実際には大ありだと思うのです。それがよいかどうかは別として。
理由は、一つは審判の能力(この場合は集中力や体力といったほうがいいかもしれません)の限界を補うために、あらかじめ要素を知らされていることが必要なのではないかということです。審判は無能ではないと思いますが普通の頭脳の方達だと思うので(審判になる方々はスケート経験者の中では頭脳派だろうと思うのですが、でもやはりスーパー頭脳というより普通の人に近いと私は推測しているんですが)、その方々が、試合の都度都度まっさらな目で見て要素を全部判断するというのは、現実問題、絶対無理だ、と思うんですよ。
それともう一つは、採点システム画面を私は見たことはないので全くの想像ですが、ジャッジがGOEを入力するときのツールに、項目欄として各要素の名称が出てくるようになっているのでは、と思うのです。(そして、もしかしたら参考にできるように過去の点数も見ることができるようになっているのでは、と疑いを深めていた時期すらあります。) 単純な事実関係の話なので想像が全く間違っていたらごめんなさい。ただ、新採点方式になってから、ジャッジが各要素を全部自分でメモることは無理だと思うんですよ。または、もしも入力欄が「ジャンプその1、ジャンプその2」では、かえってややこしいし誤入力の元となるから要素の名称が出てくるようにしてくれ、とジャッジは要望しそうなものだと思うのです。そしてその画面を、技術審判員も見ているということはあり得ないでしょうか?
もしもないにしても、コーラーが、アシスタントテクニカルスペシャリストのこの役目 ↓
>・アシスタントテクニカルスペシャリスト
>選手が事前に提出したプログラムコンテンツシートを元に、次にどんな
>エレメンツが来るかテクニカルスペシャリストに注意を促したり、

この部分に基本かなり頼っているのではというのは、想像に難くないのでは、と思うのです。(かなりがっくりするようなオハナシですが。)


それで、【このジャッジングは流石に…】であげられた演技に戻りますが、私は上のように思っているので、ものすごく単純にこう推測します。

この選手はもともとフリップとルッツ両方を入れていた。→ でもフリップがアウトサイド踏切だと審判される。→ それで翌年、苦肉の策でそのフリップのままルッツと申請する → アウトサイド踏切なので、審判はルッツ認める

これが結果として将来のためにいいのか悪いのかと言えば、私もおおいに悪いと思うんです。こういう飛び方の選手が増えたら悲しくなります。ただ、プレバレーションの規制は別の弊害を生み出すと思いますし、この、普通のルッツはできなくなってフリップもロングエッジ判定というギリギリのところにいる選手の立場としては、プレバレーションがルールで規定されていないのにそれを判断材料にするのか?と、言いたくもなるでしょうね。なんか司法の世界の話みたいですけど。

新採点方式は、ルールで細かいところまで定めたために、かえって抜け道的なものをいさめることができなくなってしまったんですよね。
総合評価ができないことがいろいろな問題となってでてくるとは、新方式が採用されたときはあまり考えませんでした。
パンダ師匠が、旧採点方式に戻して欲しいとおっしゃるのもほとんど同意です。
私は新方式に変わって多いにほっとした部分ありましたし、新方式に旧方式より優れているところもあると思います。
でも、絶対評価は審判の能力の限界を超えている、と思うんですよね。相対評価に戻すしかないのでは、と思います。そしてなんとか、コンクール方式というか、後で会議で善し悪しを検討し、議論の内容もオープンにする、という方法に大転換できないか、とすら思います。(飛躍しすぎてしまいました。できるわけないですよね。わかってはいるんですけれども。)

また長くなってしまいました。寒い日はどうもぶつぶつ不平を言ってしまうようで、すみませんです。
[2010/04/27 22:55] URL | レタス #- [ 編集 ]
度々すみません
パンダ師匠!
お忙しいところ丁寧なお返事ありがとうございました♪レタスさんをも巻き込み不躾なコメントを書いてしまったにも関わらず、温かいお返事で...ありがとうございます。

>つまりジャンプのプレパレーションの話ということですが、やはり後のジャンプに集中する余り、ここでのスケーティング動作や素の振り付けなんかが疎かになってしまう選手

確かに集中しているのが伝わってきます。見ている方も「これから飛ぶぞ...」っていう緊張があり、ちょっと間ができちゃう時があるのかな、なんて...。個人的にはロシェット選手は(ジャンプはもしかしたら低いかもしれませんが)流れが途切れにくいように思います。ジャンプ後の振り付けでも、着氷した足のまま後方へ流れて、そのままヒュッとターン(?)して滑っていく箇所が好きです(伝わるだろうか...)。他の選手ですが着氷した足のままでエッジ(?)を変えて後に滑っていく振り付けも好みです。

>コハク酸さんは音楽をやってらっしゃったそうで、そういった方ならではの感性

て、てへ♪ありがとうございますです。リンクデビューしようかしらん?なんて、その気になってしまいます(今は経済的理由でできないですが(^-^;; 余裕ができたらしてみたい)。ただ、音楽といってもクラギタ、エレキギター、ベースなんかをかじっただけで...ロックとかばっかです。オケは全然知らず...

今回「素の振り付け」以前のモノなど、いろいろあるんだな~と思いました。今後はコリオグラファーが付けた振りも楽しみながら、節々で現れる選手たちの素の部分も注目して鑑賞したいと思います!


レタスさま、
「ごめんなさい」...ととと、とんでもないですっっっ。こちらこそ、ごめんなさい。そしてありがとうございました♪お二人のコメント...高度過ぎてついて行けませんっ。


P.S. また感想文を書いてしまいました、お返事は結構ですので...
[2010/04/29 16:42] URL | コハク酸 #yDyfa9yw [ 編集 ]
遅レスでスミマセン!


>レタスさん

プレパレーションは割と選手ごとの特徴が出やすい部分だと思え、つい注目してしまうんですよね。
現在はあまり重視されるものではないのでしょうかね?

競技上フリップ・ルッツの区別はプレパレーションでなされるべきだとは思うのですが、具体的にプレパレーションのどこの違いでもってフリップ・ルッツを区別するのか…というのは難しい命題ですよね。
経験者的には「何となくそれはルッツの入り方だからルッツ(物理的な力の流れの違いを感じ取っているんでしょうかね?)」みたいな感じだとは思うのですが、それでは一般の方に説明がつきませんよね…。
「ジャンプ直前にターンがあればフリップ」という考え方もあるようですが、そういった単純な話ではないように思います。
この辺りはもう少し考えをまとめた上でエントリーで考えを発表できればいいな~と思ってはいるのですが…今のところ光が見えそうで見えない…といった感じです。

【このジャッジングは流石に…】を読んで頂いた意見につきましては、殆ど共感を覚えるところです。
本来のあるべき運用方法ではないけど、実務上そうせざるを得ない…というのが実情でしょうか?
でも、それならそもそもそんな背伸びをしたシステムなんて採用すべきではないのでは?…と思うのですが…。

旧採点システムに戻し、そこに改良を加える…といったやり方を希望したいところですね。
コンクール方式というのは、難しいかも知れませんが、一考の価値はあるように思いました。


>コハク酸さん
>お返事は結構ですので

結局レスをしてしまっているのですが…。
雑談として流して下さいね。

楽器は私も何かやってみたいんですよね。
今のところピアノかギターに興味があるのですが、現段階では余裕がありませんね…。

スケートを実際にする…ということについては、「大人だけの同好会」みたいなものがあれば面白そうだなとは思うんですけどね(週1~2回の練習ペースくらいで)。
[2010/05/09 16:40] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
お返事ありがとうございます
> プレパレーションは割と選手ごとの特徴が出やすい部分だと思え、
> つい注目してしまうんですよね。

素が見えやすいということもありますよね。だから、もしかしたらスケートをしない人にも差がわかりやすいところかもしれませんね、一見難しく思えるかもしれませんけど。

> 現在はあまり重視されるものではないのでしょうかね?

ルール上の規定として明文化するのが難しいだけではないでしょうか。難しいですよね、言葉で定義しようとすると曲解される恐れもありますし。

> 経験者的には「何となくそれはルッツの入り方だからルッツ(物理的な力の
> 流れの違いを感じ取っているんでしょうかね?)」みたいな感じだとは思う
> のですが、それでは一般の方に説明がつきませんよね…。

そうなんですよねー。私の場合、近視&疲れ目で、よく見えてない&あんまり凝視しないようにしてるという状態で、細かい部分が見えているわけがないのですが、それでわかるというのは、体感で見ているからだと思うんですよ。それって例えばコマ送りにして分解すれば説明できるとか、そういうことではないんですよね。
それと、別の問題として、体感で見ることができればすべてOKだと思うのも危険ですし。体感って、脳内イメージに助けられているわけなので、実際にないものを「見ている」場合もありえるじゃないですか。ジャッジの方々には気をつけていただきたいところです。


> この辺りはもう少し考えをまとめた上でエントリーで考えを発表できれば
> いいな~と思ってはいるのですが…今のところ光が見えそうで見えない…
> といった感じです。

難しい! でもがんばってほしいです!(人任せ。笑) 

それから、エントリー〈バンクーバー五輪の女子ショートを観て…〉の中で、
カラデミル選手の『フリップ』について書いていらっしゃいましたよね。
先のコメントの時忘れていました。すみません。よかったです、フリップで。

昔、試合の後のジャッジの反省会のようなものでどんな話し合いがあったか、先生から聞かせてもらうことがあったんです。今は匿名のせいもあっておそらく公表されないので、そういう話し合いがあるのかどうかも判らなかったのですが、この例を見ると欧州選手権の後にはちゃんと話し合いがあった雰囲気が濃厚ですね。よかった。でも公表するべきだと思うんですよね。でないと選手は次の試合で評価が出されるまで、何もわからないじゃないですか。


> 本来のあるべき運用方法ではないけど、実務上そうせざるを得ない…
> というのが実情でしょうか?
> でも、それならそもそもそんな背伸びをしたシステムなんて採用すべきでは
> ないのでは?…と思うのですが…。

確かにその通りです。こういうことってありがちですよね~。
新ルールやシステム作ることになって、作る人はいっしょけんめい考えられる事を全部詰め込んで、でも使う人には難しすぎる、とか、作ったはいいけどなんでこんなことにしたんだっけ、とか……。
今のような花形スポーツになる前なら、こんな風に手作り感いっぱいでも良かったのでしょうが、こうも規模も大きく影響力も大きいイベントになってしまったからには、もっと運営の方にもお金も技術もつぎ込まないと、対処できないように思います。

>コンクール方式というのは、難しいかも知れませんが、一考の価値はあるよう
>に思いました。

ありがとうございます。
ただ、話し合いに決着がつかないと思うんです。
コンクールの場合は数ある賞の中で主催者側の方針でもって特徴を出していくものなので、「うちの賞はこうこうです」と押し切れるのかもしれませんが。



>コハク酸さん
>スケートを実際にする…ということについては、「大人だけの同好会」
>みたいなものがあれば面白そうだなとは思うんですけどね(週1~2回の
>練習ペースくらいで)。

コハク酸さん! パンダ師匠も「雑談」とおっしゃってますしお忙しそうなのでそう簡単なことではないでしょうが、「大人だけの同好会」、もし実現したら、これって実質レッスンですよ!(と横から言い切っている)
レッスンというとインストラクター資格がいるので、パンダ師匠は同好会とおっしゃっているわけなんですが。
もしやってみたいという気持ちがある方は、チャンスチャンス!!
パンダ師匠に食い下がったらなんとかしてくれるかも、ですよ!
(横からあおってどうするw)
[2010/05/13 22:42] URL | レタス #- [ 編集 ]
>レタスさん

丁寧なレス、ありがとうございます。

今回のお返事で一番共感した言葉が「体感で見ている」なんです。
これは凄くよく分かる(誤解かも知れませんが)ところで、私も過去に何度か書いているのですが、演技を見ると「その選手と一緒に滑っているような感覚」「選手に乗り移って自分が滑っているような感覚」みたいな感じになるんですよね。
ですので、それ程目を皿のようにして見なくても、様々なことが理屈抜きに「体感で」理解できる…そんな感じですよね。
「脳内イメージに助けられている」というのは、私も注意しようと思います。


>F/Lzのプレパレーションの具体的差異

経験者だと(恐らく)ほぼ確実に見分けられることから、何らかの法則はあるはずなんですよね。
…が、本当にお手上げ状態です…。
でも、そんな中で一つだけ法則を見つけました。

●フリップ・ルッツのいかなるプレパレーションであっても、「最後の左足バック」に乗った後からジャンプを跳ぶまでの間に全くLBOを使わない場合は、決してルッツとは呼べない(=必ずフリップとなる)

…というものですね。
LBOを使いさえすればルッツになる…という意味ではありませんし、また、LBOを使った場合は決してフリップにはならない…という意味でもありません。
そのジャンプが(競技上)ルッツとされるためには、(上述の部分で)少なくともLBOを使うことは必須だ…ということですね。

…このような法則が他にもないか、色々と考えてはいるのですが…。
なんだか無理っぽい気がしてきました。(汗
やはり「体感」ということ無しには理解できないものなんでしょうか…?

レタスさんも何か気づかれましたら是非!…教えて下さい…。


>コンクール方式
>主催者側の方針でもって特徴を出していくもの

なるほど、そういうものだったんですね。
フィギュアの場合、そう割り切ってしまっては駄目なものでしょうかね?
「グランプリシリーズはこういう方針です」「世界選手権は(以下同文)」「オリンピックは(以下同文)」…とか、やっぱりスポーツとしては拙いでしょうか??


>レッスン

いや~流石にそれは。(笑
教えること自体は好きなんですけどね。
今はちょっと余裕がないので…。
他に同好会があって、そこに時々特別講師として…みたいな感じなら出来なくもない…かも??
[2010/05/18 23:13] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
横からスミマセン。
パンダ様のブログ、少しずつ咀嚼しながら読み進めているところです!

質問なのですが、LBOとはなんでしょうか?
初歩的質問でごめんなさい…
ブログ内に説明があるのでしょうが、順不同に記事を拝読しており分からず…

ご教授頂けたら幸いですm(__)m
[2010/05/24 18:29] URL | kame #vbu/5PMA [ 編集 ]
>kameさん

はじめまして。
記事を読んで頂いているようで、ありがとうございます。
疑問等あれば、またお気軽に書き込み下さいね。

…さて、「LBO」についてですが、これはエッジの種類の略号ですね。
エッジの種類…これは以下の法則により、アルファベット3文字の組み合わせで表現されます(2×2×2 = 8種類)。

{ R(右) or L(左) } + { F(フォア) or B(バック) } + { I(イン) or O(アウト) }

つまり、LBOは「左バックアウト」の略というわけですね。
[2010/05/24 22:38] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
コンクール形式について
こんなに遅いタイミングでコメントするかどうか迷いましたが……、
この前、コンクール形式について特に詳しくもないのに書いてしまったので、ちゃんとした人に教えてもらおうと思ったのです。それで、自身もクラシックの演奏家でコンクールの運営にも携わったことがある友人に、ちょっと訊いてみました。
そうしたら長期不在中だったらしく、返事をくれたのが遅くて、それから何度か長いやりとりをしていて、今になってしまいました。
タイミングを逸してるよなあと思いつつ、でも、個人的にはおもしろいやりとりだったので、お知らせしたくなりました。ご迷惑だったらすみません。


メールした友人は、ヨーロッパ人なので理屈っぽく議論好き、芸術家なので熱しやすくしかもバッサバッサとはっきりした意見を言う人で、アクが強いのです。が、他の世界(分野としても、地理的にも)の人の視点はとてもおもしろかったです。

(「アメリカが」「ロシアが」と言っていますが、そこのところは「カナダや日本も含むアメリカ周辺国」と「旧ソ連諸国」と読んで下さるといいと思います。)

まず、遅れてきた返事は、
「君はフィギュアスケートの採点がコンクール様式になるといいのではないかと思っているようだが、軽い話題として良い点だけを聞きたいのか、それとも功罪の罪についても知りたいのか。どちらかによって自分の立場からの説明の仕方はまったく異なる。」と、のっけから陰鬱なはじまりで、
そして、「どちらにしても、メールで簡単に説明できるようなことではない。」と言いつつも、クラシック音楽のコンクールについての持論をひととおり展開してくれました。詳細はスケートには関係ないので省きますが、要は、ソルトレイクシティ後の採点方法変更はまずい変更だった、しかしまたコンクール形式の導入で問題の根本的な解決になるとは思えない、ということでした。

そして、「フィギュアスケートについては門外漢なので気楽に意見を言わせてもらうけど」という前置きの上で、
「“(現在の採点方法の)主観を極力排除する”という方針ははっきり、間違っている」とズバッと。
そもそも人間に判断から主観を排除できるという考え自体、ナイーブ過ぎるし、傲慢であるそうです。そしてこのへんよくわからなかったのですが、主観と客観は互いに内包しあうものであると。それが現代における共通認識であると。(正しく訳して要約できているか、ぜんぜん自信はありません。)

「不正を排除するために採点方法を変更しようとしたのが大きな間違いだ。
買収などの不正はいつでもどこにでもあり得ることだ。もちろん運営側がそれを放置しては観客はそっぽを向くだろうが、観客側は観客側で、不正な力が働いている疑いをいつも持つべきだし、当然持っているだろう。だから不正があったという理由で採点方法を変えるというのはおためごかしにすぎないし、そんなことは運営側は先刻承知だろうから、何かを隠すためであったと思う。」

「君の意見では、“不正はあったかもしれないが機能したとは思われない”なんだろう。(これは不正あったかどうかも本当は定かではないし、もし不正がなかった場合にも必ずしもカナダペアがロシアペアに勝ったとは思えない、という意味の私の意見です) 
ではなぜ対立が起きたかというと、アメリカとロシアでは価値観が異なっているということ。
そしてそれを唯一の機構(ISU)があくまでも一元管理しようとしたということ。ルールを変えることで、ISUが唯一の権威者であることから人の目を逸らした。
考えられないようなことだ。ボリショイバレエとアメリカンバレエシアターがいっしょにやっていけるか?」

それじゃロシアは北米と異なる価値基準を持っていることがはっきりした時点で、袂を分かつべきだったと思う?と訊いたら、

「そう思う。驚くようなことではない。会社だってオーケストラだってサッカーチームだって、国家だって分裂や独立をするんだから。
(ISUが国際大会を一元管理するようになっていったことは)スケート界全体の商業的価値を上げる方法だったのだろうが、ただ一つの機構に権威が集中している場合、かえって腐敗は起こりやすい。
もしソルトレイクシティをきっかけにロシアが独自の大会を設立して、アメリカ中心の機構に対する対立軸ができたなら、採点基準をいじるより効果はあっただろう。もっとダイナミズムも生まれて面白さも増しただろう。出場者が両方に自由に参加できるという条件付きではあるけど(選手を囲い込まないという意味ですね)。」と。

そういえば、そもそもグランプリシリーズの前身の、昔々のスケートアメリカとかロシアカップとかは、独立した運営だったように思う、というと、

「明らかだったのはロシアの国力の低下だ。ロシアが弱体化したためにアメリカが一元管理しやすくなったということだ。
商業的には成功したとアメリカは言うだろうが、それはアメリカ国内だけのこと、ヨーロッパではぜんぜん商業的に成功していない。
単一の価値基準には、人々はいつかは飽きる。アメリカ人は、なぜそのことがわからないんだろうね。」
(アメリカ人をけちょんけちょんに言うのは彼らの常です)

「もちろんロシアをアメリカの対立軸として成り立足せるなんて机上の空論なのはわかっている。ソルトレイクシティの騒ぎは、ロシアが弱体化していたからこそ、アメリカとカナダがあそこまでごり押しできただけのこと。

“敵は(外にいるより)内にいたほうが扱いやすい”というのは政治的には役に立つセオリーだろう。だがそれは観客のためではない。観客はそう遠くないうちに、飽きてしまうだろう。」

だいたいこんなところです。
役に立つかと言えば役には立たない議論でしょうが、私には重みがありつつ新鮮に感じられました。パンダ師匠(他みなさん)がおもしろく思って下さるかどうかは不安ですが……。



話は変わりますが、

>今回のお返事で一番共感した言葉が「体感で見ている」なんです。
>これは凄くよく分かる(誤解かも知れませんが)ところで、
>私も過去に何度か書いているのですが、演技を見ると
>「その選手と一緒に滑っているような感覚」「選手に乗り移って
>自分が滑っているような感覚」みたいな感じになるんですよね。

そうなんですよね。多分私も同じ感覚だと思います。

それから、もしかして、見ているだけで古傷が痛んだりしませんか? 
ジャンプの着地が乱暴なところを見ると、私は右足のかかとが痛むんですよ。
あと、続けてトリプルアクセルをたくさん見た日の夜は、筋がちょっと伸びたような、ぶらぶらっとなるような違和感を、左足首に感じます。もちろん見ているだけですよ。
自分でも変だとは思いますが、こんなの私だけでしょうか…?

あと、ルッツとフリップについてですが、パンダ師匠の追求していらっしゃる定義/法則については、付け加えられるところはないのですが、「体感」ということで言うと、ルッツは空中にいるときにチェンジを描いている感覚でした。
(正しくはチェンジではなくてカウンターなんでしょうか? でも私はカウンターを描いている感覚はなかったです。)
飛び上がる前ではなく、もちろん降りた後ではなく、空中でチェンジしているカンジです。見るときもその感覚で「これはルッツだ」と思っているような感じがします。自分に合った跳び方としては、飛び上がって、回転を始めるポイントでチェンジになっているような感じを目指していたように思います。

その感覚を元に、空中でチェンジしているポイントがないルッツを「これはルッツじゃない」と思ったり、踏切直前にチェンジする入り方を見ると、なんかチェンジが続いてウネウネしてしまっているような違和感を感じたりするような気がします。

これ、滑ったことのない人にはわからないでしょうかね? やっぱりあんまりいい説明ではないですね……。

すごい長文になってしまいました。これでもずいぶん要約したつもりなのですが。申し訳ありません。

[2010/06/17 23:30] URL | レタス #- [ 編集 ]
あれ~…おっかしいな…。
コメント投稿を「管理者の認証が必須」にした覚えはないんだけど…。
ブログの設定でもそうはなってないみたいだし…。
何で認証待ちになっちゃうんだろう?


>レタスさん

ご友人の方に尋ねて下さってまでのレス、本当にありがとうございます。
大変興味深く読ませて頂きました。

また幾つか共感を覚えた部分をピックアップさせて頂きますね。


>そもそも人間に判断から主観を排除できるという考え自体、ナイーブ過ぎるし、傲慢であるそうです

『傲慢』という点は、本当にそうだと思います。

以下、個人的な考えですが…。
フィギュアスケートには、ある程度共通した、優劣を判断するための「物差し」といったものがあると思うんです。
その「物差し」は、全くの主観かというとそうでもなく、経験者として直感的に感じるもの…というものになるのでしょうか?
…まったく感覚的な表現ですが、主観と表現するには不十分なほどの、(客観的とまでは言えないものの)それなりに確かな「物差し」というものがあるように思うところです。
例えば、その「物差し」によりますと、佐藤有香選手・トッドエルドリッジ選手といった選手は、やはりスケーティングが上手だと位置づけざるを得ず、これはある程度スケーターに共通する意見ではないか…と思ったりします。

…と、そういった「物差し」は感覚的にある程度認識できるものとして存在する一方、その「物差し」を明文化・数値化できるほどフィギュアスケートというものは研究され尽くしているのかというと、とてもそうは思えないわけです。
にもかかわらず、その「物差し」の明文化・数値化をルールに取り入れようとしたのは、現システム考案者の『傲慢』だったのでは…と思いました。
そういった方面での研究が不十分だったソルトレイク後の段階において、現システムには踏み出すべきではなかった…旧システム(プラス何らかの改良)に踏みとどまるべきだった…と思います(勿論、旧システムに問題がないというわけではありませんが)。


>もし不正がなかった場合にも必ずしもカナダペアがロシアペアに勝ったとは思えない

これは私もそう思いました。
…かなりうろ覚えですが、当時抱いた印象では、ロシアペアにはミスはあったものの、滑りの質や表現面での上手さなどはカナダペアに勝っていたように思え、ロシアペアが勝ったとしてもおかしくはない…という印象だったような気がします。

欧州と北米の対立…というのは、私なんかには(実感として)想像も付きませんが、きっとそういうことはあるんでしょうね…。
コンクールで競うとなると、そういった側面がより強調されるのかも…と何となく思いました。
レタスさんのご友人の方が仰るところの「功罪の罪」とは、こういったところを指しているのかな~と想像してしまいました。


>ただ一つの機構に権威が集中している場合、かえって腐敗は起こりやすい

なるほど…。
そういったことはあるのかも知れませんね。
違う例ですが、一般的な商品市場(?)なんかでも、一社が独占状態で、競争というものが無い状態だと、色々と健全ではありませんよね。
それとよく似た話なのかも…?


>昔々のスケートアメリカとかロシアカップとかは、独立した運営だったように思う

そうだったんですか!?
…NHK杯とかもそうだったのかしら?


>単一の価値基準には、人々はいつかは飽きる

これも本当にその通りだと思います。
普遍的な価値基準(上述の「物差し」)もあるとは思うのですが、それは別として、現システムでは上位を狙うには皆同じような技をせざるを得なくなる…みたいな状態はよくありませんよね(そういった技がフィギュアとして絶対的に優れた技とされるものなのかいうと疑問もありますし)。
「みんな同じような技ばかりで飽きる」…といった声はちらほら聞くところだと思います。
この辺りは、やはり旧システムの方が優れていたのではないでしょうか。


…と、そのような感じです。
本当に興味深い内容で、ありがとうございました。
私の方からもご友人の方にお礼を申し上げたいほどです。


>体感で見る
>トリプルアクセルをたくさん見た日の夜は、筋がちょっと伸びたような

私にはそういったことはもう無いのですが、身体は熱くなりますね。
身体がウズウズする…とでも言いましょうか。
筋肉等に実際に影響する度合いは個人差はあるでしょうが、レタスさんのようなケースも十分ありうることだと思います。
一種のイメトレですよね。
「上手な人の滑りを見ているだけでも上達に貢献する」といった言葉を昔どこかで聞いたことがあるように思いますが、本当にそうだと思います。


>ルッツは空中にいるときにチェンジを描いている感覚でした
>正しくはチェンジではなくてカウンターなんでしょうか?
>でも私はカウンターを描いている感覚はなかったです

よく教科書的な回答として「ルッツはLBOからのカウンター方向へのターンをしつつのジャンプ」といったものを見かけるような気がします(違うかも?)が、私、これはちょっと違うと思うんですよね。
机上の空論的と言いましょうか…。
体感的にはLBOのカウンターとは似ても似つかないのでは?…と思ったりもします。

…といった話を思い出しました。

空中でチェンジしている感覚…というのは、私自身、正しいルッツの習得半ばで引退となってしまいました(どちらかというと、高橋選手のようなフリップベースのルッツでした)ので、それがどういった感覚なのかは想像が難しいのですが、逆に私が参考にさせて頂きたいと思います。

ルッツ…というと、個人的には田村岳斗選手のルッツがかなり理想像に近いと思うのですが、田村選手のルッツはレタスさんから見て「空中でチェンジしている感覚」に該当しますでしょうか?


…って、私も長く書いてしまいました…。
私もこの辺りで…。
[2010/06/22 22:11] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
パンダ師匠、

読んで下さってどうもありがとうございます。
それに共感いただいた箇所へのコメント、うれしかったです。友人もきっと喜ぶと思いますので、お気持ちはいつか伝えたいと思います。


そして、お返しというわけではないのですが、この部分、ものすごく共感しました:

> …と、そういった「物差し」は感覚的にある程度認識できるものとして
> 存在する一方、その「物差し」を明文化・数値化できるほど
> フィギュアスケートというものは研究され尽くしているのかというと、
> とてもそうは思えないわけです。

私もこんな風に上手に言えれば、時々人に説明する時、もうちょっとわかってもらえたかも…。
組織も、メソッドも、スポーツ医学的なことも、多くの方が当然これくらいは確立されているはず、と思っているらしいところまではじつは達していないんだけど…と思うことも多いですし、また、一般の人々と対極にいるところのトップに位置する人々に対して、パンダ師匠と同じように「現システム考案者の『傲慢』」を感じます。
何か、この両極が組むとーー組んでいるわけじゃないですが、妙に一致してしまうとーーどうもへんな方向に行きそうだったり、へんだとわかっていても戻れないような気がして、危惧を感じたりもします。

> 欧州と北米の対立…
> 「功罪の罪」

カナダとロシアが対立しがちなのは、ウインタースポーツ大国同士のプライドをかけているという、無理もない面はもちろん大きいと思います。
ただ、「仲が悪い」原因にはスポーツや音楽などの枠を超えた要因もあるようで、そのへんが日本人には確かにわかりにくいですよね、、、例えばアメリカ大陸は移民の国ですが、迫害にあって移民した人々もいるわけで、例えば民族迫害といえばナチスドイツだけの専売特許ではないわけです。ソ連でも大がかりな民族迫害はあったわけですよね。だからといって現在に至って、恨みを表に出すかというと、そんなに単純ではないでしょうが、ちょっとカナダは置いておくとして、、、、成り立ちからして米国のメディアが旧ソ連に好意的だったり、公平無私だったりするわけはないと思います。私は個人的に、このへんにベレズナヤ組が気の毒なことになったわけがあるように感じています。


> 昔々のスケートアメリカとか  NHK杯
> 独立した運営だったように思う

すみません、この前私の頭に浮かんだのはロシアカップではなくてドイツ大会でした。スケートアメリカとドイツ大会は少なくとも、それぞれの国のスケート連盟がスポンサーを得てやっていた大会ではないでしょうか。
NHK杯は、いつか、大会前にアナウンサーがしみじみ語っていたと思います、日本に「外国の一流選手」に来てもらって日本の子供達やお客さんに「本場の」スケートをみてもらうのが悲願で、それで始まった大会だったと。
昔はアメリカの選手なんて来てくれなくて、ソ連の選手を招待していたので、その頃見に行っていた年代の人達はソ連の選手だけには詳しい、みたいなことを聞いたこともあります。


またあまり長くならないように、そろそろルッツのお話を:

> よく教科書的な回答として
> 「ルッツはLBOからのカウンター方向へのターンをしつつのジャンプ」
> といったものを見かけるような気がします(違うかも?)が、私、
> これはちょっと違うと思うんですよね。
> 机上の空論的と言いましょうか…。
> 体感的にはLBOのカウンターとは似ても似つかないのでは?
> …と思ったりもします。

そうですよね、よかった~~。心強いです。

ルッツは難しいこともありますが、それ以前に練習できる機会をもらうのに苦労されたのではないでしょうか? 私の教えてもらったやり方では、最初のゼロ回転の時から、貸し切り状態で人が少ない時でないとルッツは練習できなかったんです。それでも、少しは何とか練習できた環境は、恵まれていたかもしれません。


> ルッツ…というと、個人的には田村岳斗選手のルッツが
> かなり理想像に近いと思うのですが、

はい、私もそう思います。 長野の頃はまだ主流だった跳び方なので、特に傑出したジャンプとは認識していなかったのですが、今改めて見てみると、ほんとにそうです。

>田村選手のルッツはレタスさんから見て「空中でチェンジしている感覚」に該当しますでしょうか?

します、滑っているご本人はここまで身についていると、いちいちコースを意識する必要はないでしょうが。


ふと、歴代全日本チャンピオンのルッツはどうだったのかなと思って、動画を探してみたんですよ。
探し方が下手なので見つからない方も多かったのですが、少しここに挙げてみます。
田村選手以前の方々も、それぞれにまた素晴らしいですーーー。

1979年 五十嵐さん
http://www.youtube.com/watch?v=CtKo0loABR0&feature=related

おとといの昼間こっそり探していたときには、もっとすごいのをみつけたような気がしたのですが、今日は見つからなくてちょっとがっかり。というのはその五十嵐さんのルッツって降りてくる直前までLBOの助走の延長線上、時計まわりの弧の上にのってるんです。なんでそんなことができるのですか、と思いました。
軸が左側(本人から見て)にぶれそうですよね。でも大丈夫なんです。開いて降りてくるときに時計と反対回りに変わっているようなんです。
私は回転がヘタだったので、早めにチェンジする感じにしないと振られる感じになってしまったのですが。
これは頭で考えた理屈なので、まちがっているかもしれませんが、ジャンプで回転しているときには、体が通過する軌道も時計と反対回りになると思うのです。ルッツの場合は助走は時計回りなので、両方の力が同時に働いて、空中ではフラットの軌道になるか(この場合のフラットは空中なので悪い意味ではありません)、どこかでチェンジしている感じになると思います。
それを、空中でのほとんどの時間を時計回りの軌道上に乗っているのは、助走のエネルギーが、回転の反時計回りのエネルギーより勝っていることになるような気がして、回転数とか、回り切ることを気にしている段階ではこうは跳べないだろうなと思いました。

1987年 加納誠さん
http://www.youtube.com/watch?v=AcHrqic-xiQ&feature=related

加納さんの動画の角度では、はっきりS字型のコースをとっているのがわかりますよね。

1993年 鍵山正和さん
http://www.youtube.com/watch?v=TppdzqfcFGw&feature=related

私は小川勝さんもすばらしいと思っていたのですが、動画はみつからず、残念です。
もちろん以前の方々が皆こうだったわけではなく、コースが違う方もいるし、もっと早く回転のひねりを入れる方も見られました。
田村選手と上の例のお三方は、全体に華奢というか、脚力はもちろんありますが上半身は最近の選手のようには鍛え上げてはいないですよね。
だからこそ、パンダ師匠もいつか書いていらしたように、力でまとめるのではなく物理の法則にのっとった(?)きれいな跳び方になっているのでは、と思いました。

……でも、とても負担のかかる跳び方には違いないです。プログラムの後半疲れがでてしまう場合も多かったと思います。4回転時代に入ったら、「負担軽減ルッツ」にするしかなかったのかもしれないですね。

好き勝手に書いてしまいました。ご負担になると心苦しいのでお返事はけっこうです。ではでは、失礼いたします。
[2010/06/27 01:35] URL | レタス #- [ 編集 ]
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