スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #09

 

これまで、6種類全てのジャンプについてのプレパレーションを、

ステップからのジャンプやその他の入り方からのジャンプを含め、

見てきました。

 

恐らく、これだけ覚えておけばほぼ全てのケースで対応できると思います。

 

ここに書いた以外にも、

イーグルやイナバウアーなんかから各ジャンプに繋げる方法もありますが、

結局は紹介したプレパレーション(或いはその途中)に

繋げていくだけですので、

紹介した知識の理解さえあれば見分けるのは容易いでしょう。

 

 

 

さて。

 

これまで書いてきたこと以外にも、

「コースによるジャンプの見分け方」というものもあります。

 

但し、それはプレパレーションによる事前予測よりは

不確実な方法ですので、

あくまでも補助的手段として併用するのがベターです。

 

次はそれについて見ていきましょう。

 

 

【コースによるジャンプの見分け方】

 

実は、ジャンプに入るためのコースにも定番は存在します。

 

これを見分けることで、

プレパレーションに入る前の段階から、

ある程度のジャンプの推測ができてしまいます。

 

それを幾つか紹介しましょう。

 

ジャンプのコース 

 

①ルッツの典型的コースです。

通常の定番プレパレーションによるルッツでよく見かけるコースです。

「このコースでルッツを予定していたが、アクセルの調子がよいので、このコースでアクセルを跳ぶことにした」といった事情で、他のジャンプが入ることもあります。

 

②エッジジャンプの典型的コースです。

アクセル・サルコウ・ループをエッジジャンプといいますが、これらのジャンプでよく見かけるコースです。

 

③トウジャンプの典型的コースです。

トウループ・フリップ・ルッツをトウジャンプといいますが、これらのジャンプでよく見かけるコースです。

ルッツは①と被ってしまいますが、こちらは主にステップからのルッツでよく見かけます(但し、通常のプレパレーションによるルッツでも、時々このコースによるものを見かけます)。

余談ですが、例えば男子フリーで、演技が始まった後、よく解説者が「4回転トウループに入るか、それともトリプルアクセルにするのか…、おおっと、どうやら4回転に挑戦しそうですね」といったことを言うのを聞きますが、これは②か③かのコースの見極めをした上での発言だと推測できます。

 

 

【その他の方法によるジャンプの見分け方】

 

あとは細かいものを挙げていってみますと…

 

①各選手特有のジャンプ前のクセにより見分ける

 

②各選手のプログラム構成上のクセにより見分ける

例えば、村主選手は必ず最初にルッツを持ってきます…など。

 

③ショートプログラムの性質による推測

ショートプログラムではジャンプは3度までしかできず、かつ3度ジャンプを入れなければなりませんので、その選手の持ち技の中でその時確実にできそうな最も難度の高い3つのジャンプを(ルールの範囲内で)入れてくる可能性が高くなります。

故に、その持ち技やその時の選手の調子を把握していれば、ジャンプの順序はともかく、組み込まれる3つのジャンプの種類は事前にほぼ推測できる…というものです。

また、例えば女子ショートプログラムでは、必ずダブルアクセルを入れなければならないので、1番目と2番目のジャンプにダブルアクセルを跳ばなかったのであれば、3番目のジャンプは必然的にダブルアクセルになる…といった推測も可能でしょう。

 

 

 

 

<<おわりに>>

 

「ジャンプの見分け方」というネタをもとに書き進めてきましたが…。

 

内容的には完全に中上級者向けになってしまいましたね…。

 

一応、初心者でも頑張れば読んで理解できる内容にしたつもりなんですが…。

 

 

でも、結局はこの理解がジャンプを確実に見分けるための近道だと思えます。

 

ビデオを見て、

「今のジャンプのプレパレーションはどのパターンに当てはまるんだろう?」

と繰り返し考察してみることで、

効率よく理解を進めることができると思いますので、

なんとか頑張ってみて下さい。

 

 

この記事が皆さんのフィギュアスケート観戦の一助になることを願って。

 

 

(おわり)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

スポンサーサイト

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/22 20:55] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #08

<<6・ルッツの場合>>

 

【ルッツとは?】

 

左バックアウトのエッジに乗りながら、右足のトウを氷について跳ぶジャンプ。

 

 

【定番プレパレーション】

 

1つだけです。

 

ルッツのプレパレーション 

 

左足のバックのフラット(イン・アウト、どちらかのみに乗っていない状態をこう呼びます)でしばらく滑ります(この時の上半身は、左手が身体の前に、右手が身体の後ろに、それぞれ前後に広げるような形になります)。

その後、左バックアウトに深く乗り、右足のトウをついてジャンプ…という流れになります。

なお、左バックアウトに深く乗った後、タイミング的にトウをつく手前で左バックインにエッジが変わってしまう…という謂わば「偽ルッツ(フルッツとか呼ばれているらしいです)」しか跳べず、正しいルッツを跳べない選手が多く、これが減点対象になることが昨今の話題になっていますが、これはフリップと同じ感覚でルッツを習得してしまった選手によくある症状だと思えます。

正しい感覚としては、ジャンプする瞬間において、フリップがどちらかというと右足に重心があるのに対し、ルッツは左足に重心がある…というのが私の考えで、前述の「偽ルッツ」を跳んでしまう選手は右足に重心をかけてルッツを跳んでいるのではないかと考えています。

 

 

【ステップからのルッツ】

 

幾つか種類はあると思いますが、代表的なのは次の2つ。

 

①左足片足で、スリーターン等を何度かするなどして、上記のプレパレーション(但し、その間は短い)に繋ぐ

2008-2009シーズンの小塚選手フリーでは、この「スリーターン等を何度かするなどして」の部分に逆回転のウォーレイ(バックインエッジで踏み切る特殊なジャンプ)を使っていましたね。

 

②プレステップ後、右バックアウトに乗ったところで、左バックアウトを右足の前でクロスさせるように置き、直ちにジャンプ

こちらが今日では多数派でしょうか。
プレステップの内容次第で色々と変化をつけれるのですが、最終的には右バックアウト→左バックアウトと繋げます。

参考VTR:高橋大輔選手 ルッツ(1:21辺り)

 

 

【その他の入り方からのルッツ】

 

身体の右側を進行方向にしたイーグルをし、その時使用していた左足でそのままルッツ…というのがありました(最近はあまり見かけないでしょうか)。

独特な入り方として、織田選手のルッツがあります。

織田選手のルッツは、一端バックの両足滑走の状態を作り、そこから一瞬の独特の体重移動(※)の後に右足をスッと後ろに下げジャンプ…という独特のプレパレーションによるものなのですが、このプレパレーションの時間がかなり短いというのも特徴となっています(なお、安藤選手も同じプレパレーションを使うことがあります)。

(※)【ステップからのルッツ】の②に似た体重移動だと思えます。

参考VTR:織田信成選手 ルッツ(1:15辺り) 

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/21 23:01] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #07

<<5・フリップの場合>>

 

【フリップとは?】

 

左バックインのエッジに乗りながら、右足のトウを氷について跳ぶジャンプ。

ステップだけ見ると、プレパレーションとしてはサルコウやトウループと似ているともいえますが、フリップの場合は、ターンして左バックインに乗ったときには既に右足はトウをつく位置付近まで引き下げており、そこからほぼ間を置かずに跳ぶ(ことが多い)というのが特徴といえます。

 

 

【定番プレパレーション】

 

2つのパターンがあります。

 

フリップのプレパレーション 

 

①スリーターンから入るパターン

左フォアアウト・スリー→左バックインに乗り、右足のトウをついてジャンプ…というパターンです。

プレステップは何でもいいのですが、この左フォアアウトの一つ前のステップとしては「左フォアインに乗って、そこから右足で前から後ろにチョンと氷を蹴るような感じでトウをつくと同時に、左足をフォアアウトにチェンジする」というのが定番中の定番となっています(以下の動画でもそうしていますよね)。

参考VTR:エルビス・ストイコ選手 フリップ(1:21辺り)

 

②モホークから入るパターン

右フォアインからモホーク→左バックインと乗り、右足のトウをついてジャンプ…というパターンです。

サルコウの場合と同じく直前のステップは右バックアウト・スリーであることが多いですが、ステップのない状態からいきなりモホークに入ってジャンプ…という場合も多いです。

 

 

【ステップからのフリップ】

 

サルコウと同じです。

プレステップ後、特に右バックアウト・スリーから上記②に繋げることが多いです(※1)。

左バックイン・スリーから上記①に繋げるというのもあります(※2)。

 

(※1)参考VTR:小塚崇彦選手 フリップ(1:42~1:43辺り)

(※2)参考VTR:本田武史選手 フリップ(1:09辺り)

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/20 20:41] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #06

<<4・ループの場合>>

 

【ループとは?】

 

右バックアウトのエッジに乗って踏み切る、片足踏切のジャンプ。

なお、コンパルソリー(各自調べて下さい)においても「ループ」(※)というものが存在し、ジャンプのループとは区別する必要があります。

(※)コンパルソリーのループとは、簡単に説明すると、一つのエッジでNTTマークの軌跡を氷に描く技術のことをそう呼びます。コンパルソリーが競技種目ではなくなってしまった現在においても、演技のスローパート・ステップシークエンスなんかによく用いられています。

 

 

【定番プレパレーション】

 

これは次のものが定番です。

 

ループのプレパレーション 

 

まず左バックインに乗って(図①)、少し離れた位置に右足を置きます(図②)が、このとき両足は氷についたままにします。

そして、両足を氷に付けるのを維持したまま、「左足を身体の正面に配置させ、その真後ろに右足を配置する…つまり、丁度右足と左足が一直線に並ぶように配置させる(図③(A))」か、或いは「左足を身体の正面に配置させ、左足の後ろで少しクロスさせるように右足を配置させる(図③(B))」ようにします(いずれにせよ、後に右バックアウトに深く乗った時点で、右足が左足の後ろでクロスしたような形になります)。

この時の上半身は、左手を身体の前方に、右手を身体の後方に、それぞれ前後に広げるような姿勢になります。

その後、右バックアウトに一気に深く乗り、そのエッジで踏み切ってジャンプ(この直前辺りで左足は氷から離れます)(図④)…というのがループのプレパレーションの一連の流れになります。

参考VTR:横谷花絵選手 ループ(3:15辺り)

 

なお、最近よく見かけるようになったループのプレパレーションとして、次のようなものがあります。

まず左バックインに乗り(※)、その後、その左足の後ろに右バックアウトをクロスするような感じに置き、間を置かずジャンプ(右バックアウトを置いた直後に深く乗るような感じです)

(※)選手によってこの乗りの時間に長短があります。また、左バックインではなくフラットエッジ(インにもアウトにも乗っていない状態)の場合もあります。その場合、一見ルッツのようなプレパレーションとなります(ルッツのプレパレーションに関しては後のエントリーで説明します)。

…というものです。

浅田真央選手・鈴木明子選手・無良崇人選手…と、このプレパレーションを採用する選手が増えてきたように思えます。

 

 

【ステップからのループ】

 

色々とあると思うのですが、ひとまず以下の3つを挙げておきます。

 

①右足だけでスリーターンを数回繰り返し、バックアウトになったところでジャンプ

イリーナ・スルツカヤ選手が得意としていたのが印象深いですね。

参考VTR:イリーナ・スルツカヤ選手 ループ(3:09辺り)

 

②プレステップの後、左バックインに乗ったところで、左足の後ろに右バックアウトを置きジャンプ

これは、プレステップ後に上述の「最近よく見かけるようになったループのプレパレーション」に繋げて、間を置かずに跳ぶ…というものです。

 

③プレステップ(「左フォアインからのモホーク→右バックイン」や「左側が前方になるイーグル→そのイーグルで使っていた右バックアウトに乗る」など)の後、右足のバック(イン・アウト問わず)に乗っている状態から、その右足の前に左足を被せるように(軽くクロスするように)配置(このとき、先ほどの右足のバックがインになっているのなら、アウトにチェンジする)し、そこから右バックアウトに深く乗りジャンプ

最後の③は、割と多用されているパターンだと思います。

参考VTR:本田武史選手 ループ(3:52辺り)

ジャンプの直前までは上半身が右回転方向に回転しており、これは丁度ジャンプと逆回転になるので、腰を止めやすく(※)、安定してジャンプを跳ぶことができるのが多用される理由なんじゃないかと思います。

(※)逆に腰を止めにくいのが①で、ジャンプの直前まで上半身に左回転(ジャンプと同じ回転方向)の力が加わるので、腰が流れやすく、安定したジャンプが跳びにくいとされています。コンビネーションジャンプのセカンドジャンプでのループが難しいとされている理由と似ています。

なお、「腰を止める」「腰が流れる」というのはフィギュア独特の表現だと思うのですが、いずれ機会があれば詳しく説明したいと思います。

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/19 22:39] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #05

<<3・サルコウの場合>>

 

【サルコウとは?】

 

左バックインのエッジに乗って踏み切る、片足踏切のジャンプ。

 

 

【定番プレパレーション】

 

以下の2パターンがあります。

なお、ステップだけを見ると、後に説明するフリップとプレパレーションが似ているといえますが、こちらは左バックインに乗った後、右足を身体の後ろ側に配置させ、その右足を外側からぐるりと身体の右斜め前に持ってくるような動きをするのが特徴で、フリップと迷う場合はその点で区別をするとよいでしょう(フリップの場合は、左バックインに乗ると直ちに右足をトウのつく位置まで引き下げ、そのままトウをつきジャンプしますので、動きが随分異なります)。

 

サルコウのプレパレーション 

 

①スリーターンから入るパターン

左フォアアウト・スリー→左バックインと乗ってジャンプ…というパターンです。

直前のステップは右バックアウトであることが多いです。

 

②モホークから入るパターン

右フォアインからモホーク→左バックインと乗ってジャンプ…というパターンです。

直前のステップは右バックアウト・スリーであることが多いです。

ステップからのジャンプとしては、こちらのプレパレーションによく繋げられています。

 

 

【ステップからのサルコウ】

 

プレステップ後、特に右バックアウト・スリーから上記②に繋げることが多いです。

左バックイン・スリーから上記①に繋げるというのもあります(★1)。

 

 

【その他の入り方からのサルコウ】

 

右バックアウト→ハーフループ(※)→左バックインでジャンプ、というのが有名です。

アクセル(他のジャンプでも可)→ハーフループ→サルコウ(★2)、といったジャンプシークエンスに用いることが多いでしょうか。

タラ・リピンスキー選手や横谷花絵選手が得意としていましたよね(トウループの項目で紹介した伊藤みどり選手のVTRでもありましたね)。

(※)一回転のループジャンプをし、着地を左バックインで行う、というもの

 

参考VTR:横谷花絵選手 上記(★)の実例(★1→3:45~3:46辺り・★2→1:52辺り)

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/18 20:09] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #04

<<2・トウループの場合>>

 

【トウループとは?】

 

右バックアウトのエッジに乗りながら、左足のトウを氷について跳ぶジャンプ。

アクセルとは異なり、後ろ向きにジャンプする(フィギュアスケートでは、アクセルを除いてジャンプは全て後ろ向きに跳びます)。

 

 

【定番プレパレーション】

 

大きく分けて2パターンあります。

 

トウループのプレパレーション 

 

①右フォアイン・スリー(「スリーターン」という言葉はこのような形で頻繁に略されます)から入るパターン

プレステップの後、右フォアイン・スリー→右バックアウト→左のトウをついてジャンプ、というパターンです。

ステップからのジャンプに組み込みやすく、汎用性がとても高いプレパレーションです。

伊藤みどり選手が得意としていたのが印象的でした(※)。

…でも、現在ではあまり用いられなくなりましたね…(少なくともシングルでは)。

(※)参考VTR(youtube):伊藤みどり選手 トウループ(3:15辺り)

 

②「右フォアインからのモホーク」または「左フォアアウト・スリー」をし、左バックインから入るパターン

プレステップの後、「右フォアインからのモホーク」または「左フォアアウト・スリー」→左バックイン…とまずステップを踏みます。

そして、左バックインから少し離れた位置に右バックアウトを置き(※)、同時に左足を身体の後ろに引き、左足のトウを氷についてジャンプ…というパターンです。

こちらもステップからのジャンプに組み込みやすく、汎用性がとても高いです。

現在、トウループにはこのプレパレーションが多用されています。

(※)本当は単純に置いている訳ではなく、左バックインで氷を押して、右バックアウトに重心を移し、押した左足は自然と身体の左斜め後ろに行くので、その流れで左足を身体の真後ろ辺りに持って行き、そして軽くトウをつく…というのが実際の流れです。

 

 

【ステップからのトウループ】

 

プレステップから上記のプレパレーションに繋げられれば何でもよいです。

つまり、「ステップからのトウループ」 = 「プレステップ」+「上記のプレパレーション(★)」…ということですね。

なお、通常のジャンプ(=ステップからのジャンプではないジャンプ)の場合は、プレパレーションの各ステップは時間的ゆとりをもって慎重に一歩一歩踏むことができるのですが、ステップからのジャンプということになりますと、ステップを踏み続けて直ちにジャンプに繋げないといけない訳ですから、(★)の部分については通常のジャンプ時のステップと共通とはいえ、通常のジャンプ時と同じく遅いテンポのステップを踏むのは好ましくなく、そのステップのテンポは速いものでないといけないということになります。

もっとも、通常のジャンプ時のステップを、普段の練習からテンポを速くして跳んでいる選手にとっては 、それは全く問題のないことなのですが…。



 

【補足】

 

上の図でもありましたが、エッジの種類はアルファベット3文字の組み合わせで表現されます。

その仕組みは…

 

{ R(右) or L(左) } + { F(フォア) or B(バック) } + { I(イン) or O(アウト) }

 

…となっていますので、覚えておきましょう。

また、ターンなどの記号も今後使うと思いますので、こちらも押さえておいて下さい。

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/17 19:40] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #03

まず、ジャンプには以下の6種類が存在するということを理解して下さい。

 

・アクセル(正確にはアクセルパウゼンジャンプといいます)

・トウループ(チャーリーと呼ぶこともあります)

・サルコウ

・ループ

・フリップ

・ルッツ

 

これら、それぞれのジャンプごとに

何種類かの定番プレパレーションが存在します。

 

 

また、フィギュアには「ステップからのジャンプ」という概念があり、

これは何かといいますと、

「ジャンプの直前まで色々ステップを踏み続けて、間を置かずに跳ぶジャンプ」

というもので、

プレパレーションに十分に間をとる通常のジャンプに比べて

難度が少し高くなるというものなのですが、

ジャンプ直前の何ステップかは定番のものがよく使われていまして、

こちらも広い意味でのプレパレーションといえますので、

これも一緒に説明します。

 

 

更に、その他のジャンプの入り方としても定番のものが

幾つかありますので、こちらも紹介します。

 

 

では、それらを見ていきましょう。

 

 

(注意)

文章だけでは理解が難しいと思われますので、ビデオを参照しながら読まれると理解が早いと思います。

なお、それほど重要ではない部分は青字で記しますので、そこは読み飛ばして下さっても構いません。

 

(注意2)

ジャンプやスピンの回転が通常の回転方向(つまり左回転)である場合を想定しています。

 

 

<<1・アクセルの場合>>

 

【アクセルとは?】

左フォアアウトのエッジに乗って踏み切る、片足踏切のジャンプ。

唯一、前を向いて踏み切るジャンプなので、他との区別がつきやすい。

ジャンプは全て後ろ向きに降りるので、前から踏み切るという性質上、他のジャンプと比較して回転が半回転多くなる(例:トリプルアクセル→3回転半)。

 

【定番プレパレーション】

最も定番(というか、これオンリーだと思います)なのが、右バックアウトでしばらく「ツー」という感じで滑った後、左フォアアウトで踏み出して跳ぶ…というもの。

「ツー」と滑っているときの上半身は、身体の前後に腕を少し広げたような姿勢をとるのが通常で、いかにも「次に何かしそうだ」という感じになります。

コレを見かけたらアクセルを跳ぶ可能性が高いと思っていいでしょう。

 

アクセルのプレパレーション 

 

但し、この右バックアウトから別のジャンプ(※)につなげることも理論上は可能であり、一応注意は必要でしょう。

しかし、通常アクセルを跳ぶだろうと思わせる右バックアウトの乗りを見せた後、別のジャンプを跳ぶということは、フェイントを意図した場合や、或いは、不格好にもプレパレーションに慎重になりすぎているような場合でもない限り、まずあり得ないと思えます。

なので、この但し書きは、あまり気になさらなくても結構です。


(※)「別のジャンプ」の例

・サルコウ(左フォアアウト→スリーターン→左バックイン→ジャンプ)

・トウループ(左フォアアウト→スリーターン→左バックイン→右バックアウト→左トウ→ジャンプ)

・フリップ(左フォアアウト→スリーターン→左バックイン→右トウ→ジャンプ)

…など

 

 

【ステップからのアクセル】

滅多に誰もやらないのですが…。

私の知っている限りでは次の2種類が存在します。

 

・ プレステップ(※) → 左バックイン → スリーターン → 左フォアアウト → ジャンプ

・ プレステップ → 右バックイン → 左フォアアウト → ジャンプ

 

(※)プレステップとは、お定まりのステップの前に踏む適当なステップのことを指します。正式なフィギュア用語ではなく、このブログ限りの造語です。

↑↑ここだけ黒字で申し訳ないですが、プレステップという概念は今後も使いますので、ここだけは押さえておいて下さい。

 

 

【その他の入り方からのアクセル】

よくあるのが「イーグルからのアクセル」と「イナバウアーからのアクセル」です(イーグルとイナバウアーの説明は省略します。すみませんが各自調べてみて下さい)。

イーグルとイナバウアーは、どちらも身体の左側を進行方向にすると左フォアアウトを使うので、そこから直接踏み切ることができます。

他には、「右フォアアウト(①)→左フォアアウト→ジャンプ」というのもあります。

アクセルを習得する際の練習としてなされることが多いです。

なお、プレステップの後に①に繋げることもできますし、①を右フォアのトウに置き換えることもできます。

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/16 20:17] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #02

プレパレーションとは英語で「準備」を意味する言葉ですが、フィギュアの場合は

 

「特に、ジャンプやスピンに入る前の一連の準備動作」

 

を指します。

 

 

このプレパレーションですが、実は6種類ある各ジャンプについて、

それぞれ何パターンかの定番プレパレーションが存在しています。

 

 

解説者等フィギュアに詳しい方(以下、フィギュア通と略します)は、

この定番プレパレーションを当然記憶しています。

 

 

故に、フュギュア通は、プレパレーションを見ることにより、

選手がどのタイミングでどのジャンプを跳ぼうとしているのかを、

実際にジャンプがなされる前に大体判断できてしまうのです。

 

 

どのタイミングでどのジャンプがなされるのかの心構えができてしまえば、

あとはもう簡単。

 

 

実際にジャンプが意図されたタイミングでなされた時に

どのエッジを使ったか確認をし、

「ああ、やっぱりあの種類のジャンプだったな」と最終判断を

すればいいだけのことです。

 

 

…という訳で、

フィギュア通はそのような一種の予知能力を持っていますので、

簡単にジャンプを見分けることができるのです。

 

 

そしてこの能力は、各プレパレーションを把握することで

習得することができます。

 

 

さて、それでは実際に6種類の各ジャンプについての

定番プレパレーションを見ていきましょう。

 

 

 

 

 

…と、言いたいところなのですが。

 

 

その前に。

 

 

フィギュアを知るにあたっての技術的基礎知識を

幾つか押さえておく必要があります。

 

 

まず、エッジの種類。

 

 

詳細な説明は省きますが、簡単に説明しますと次のようになります。

 

 

実際に自分がスケート靴を履いている姿を想像して読んでみて下さい。

 

 

・フィギュアのブレード(=靴の下の金属の部分)には、実は刃(=エッジ)が2本平行に付いている(包丁のような一枚刃ではない)。

・ブレードの、身体の内側方向に付いているものが「インサイド・エッジ」、身体の外側方向に付いているのが「アウトサイド・エッジ」。単に「イン」「アウト」とも呼ぶ。

・つまり、物理的には左足右足併せて4本のエッジが存在する。

・ただし、意味的には、これに前進(フォア)・バックの概念を加え、計8種類のエッジ(※)が存在する。

(※)左フォアアウト・左フォアイン・左バックアウト・左バックイン、及びこれらの右足版で、合計8種類。

 

 

次にターンの種類。

 

色々種類はありますが、ここで押さえておくべきは

「スリーターン」と「モホークターン」。

 

 

厳密にはもっと細かく書く必要がありますが、誤解の可能性を承知して、

ここでは簡単な説明にとどめます。

 

 

「スリーターン」

・フォアからバック、或いはバックからフォアに向きを変えるターンであるが、ターンの前後で同じ足を使用する(つまり片足だけでターンします)。

・そのとき、氷についたエッジの軌跡が「3」の字のようになるようなターンをスリーターンと呼ぶ(名前の由来はこれです)。

・ターンの前後でフォアとバックが入れ替わるのはもちろんだが、インとアウトも入れ替わる(例えば、左フォアアウトに乗っていてスリーターンをすると、左バックインになる)。

・エッジの種類数だけスリーターンの種類があり、計8種類のスリーターンが存在する。

0001_スリーターン 

 

「モホークターン」

・フォアからバックに向きを変えるターンであるが、ターンの前後で違う足を使用する(つまり両足を使用します)。

・「右フォアイン→左バックイン」とその左右逆バージョン(左フォアイン→右バックイン)の2種類がある。

0002_モホークターン  

 


…さて、いかがでしょうか?

 

 

この時点で既に頭が混乱している方もいらっしゃると思います

…が、なんとかがんばって想像力を働かせて理解して下さい。

 

 

床の上で実際に足を運んでみたり、

TVの放送をビデオに撮ってコマ送りで見てみたりするのもいいと思います。

 

 

では、いよいよプレパレーションの実例の説明に入ります。

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/15 21:00] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
一歩進んだジャンプの見分け方 #01

昨今のフィギュア人気により、

とりわけ浅田選手の活躍により、

最近フィギュアを熱心に観るようになった方も多いと思います。

 

 

そういった方が最初に壁に感じるのがコレ。

 

 

 

 

「ジャンプの種類の見分け方」

 

 

 

 

…なんじゃないでしょうか。

 

 

最近のTV放送ではあまりありませんが、

トリノオリンピックのシーズンではそのを説明している場面をよく見かけました。

 

 

例えばこんな感じです。

 

 

「アクセルは前向きに踏み切るジャンプ」

「トウループは右足のバックアウトサイドに乗って左足のトウをついて跳ぶジャンプ」

「サルコウは左足のバックインサイドに乗って踏み切るジャンプ」



 

などなど、映像を交えて説明をしていました。

 

 

確かにそれは正しいですし、

短い時間の中ではそんな感じでしか説明のしようがないでしょう。

 

 

…でも、実際問題として、

この知識だけでリアルタイムにジャンプを見分けるのは

(アクセル等分かりやすいものを除いて)まず無理だと思いません?

 

 

いつどの瞬間に跳ぶかも分からないジャンプについて、

ジャンプした後に「さっきの踏切はどの足のどのエッジを使っていたか」と

判断しなければならないとすると、これは凄く酷な話です。

 

 

…と、このように考えて、

ジャンプの見分け方の理解をあきらめる方が多いのではないでしょうか?

 

 

解説者がジャンプの度に種類を説明してくれるし…。

 

 

分からなくても演技観戦に支障はないともいえるし…。

 

 

 

 

 

それはそれでいいと思います!(エッ!?)

 

 

 

 

ただ、そういった話とは別に、

そんなジャンプを解説者さんとかフィギュアに詳しい方は

なぜ正確に見分けることができるのでしょうか。

 

 

その秘密は「プレパレーション」にあります。

 

 

(つづく)

 


当ブログを応援して下さる方は
よろしければ押してやって下さい… m( __ __ )m
↓↓↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

(※)ブログ村(ランキングサイト)のサーバーが時々重くなり、上のボタンを押しても反応しないことがあります。そういったときは時間をおいて再度押してみて下さい。ご迷惑をおかけします…。


 

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/01/14 22:58] | 一歩進んだジャンプの見分け方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。