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【選手の特徴】 高橋大輔選手 #02

ええっと、皆さんが下のブログ村のボタンを沢山クリックして下さったおかげで、ブログランキングの順位がいつの間にか猛烈に上がっていました…。

あ、ありがとうございます!

今後も宜しくお願いします!(ちなみに…ボタンは1日1回なら何度でも押せます…っと贅沢を言ってはいけないですね)

でも…い、いいんでしょうか?

ブログ初心者ですよ? 私。

記事の内容も一般受けしそうでもないですし…。

 

…とまれ。

今回もいつもと変わらない感じで書いてみます。

前回の続きでしたね。

 

(注意)以下に書くことはあくまでも私見です。参考意見程度に読んで下さい。

 

●コンビネーションのセカンドジャンプがちょっと変?

どういったわけかよく分からないのですが、セカンドジャンプ(やサードジャンプ)が2回転である場合、左足の巻き足傾向が強くなります(3回転の場合はそうでもないのですが)。

それが物理的に理にかなった巻き足ならばよいのですが…中野友加里選手ほどとは言いませんが、どうも不自然に見えます。

「左足を閉めると速く回転しすぎるので、わざと巻き足にして軸を太くすることにより、回転の速度を調整している」…と考えることもできますが、それはどうでしょう?

回転不足のリスクを冒してまでそうする必要はないでしょうし、むしろ回転が速い方が早く回転を終える分ランディングにゆとりができるわけですから、その考えには疑問符が付くように思えます。

…単に「クセ」のような気がします。

 

●ジャンプのランディングに難あり

この部分で膝の硬さが如実に表れているように思います(詳しくは前々回のエントリー参照)。

すなわち…

・ランディングにおけるスウィートスポットが狭い
・ランディングの瞬間に減速してしまうことが多い
・腰に粘りがない
・それらによりコンビネーションが厳しくなる

…といった部分について膝の硬さが原因となっている感じがします。

但し、チェックの姿勢が割と美しいので、印象としてはその分プラスに修正されるように思えます。

腰の粘り…というのは分かりにくいかもしれませんが、腰の粘りで印象的だった選手として田村岳斗選手を紹介しておきます。

参考VTR:田村岳斗選手

注目は1:19辺りの3F+3Tのコンビネーションです。

最初のジャンプを降りた後の感じが、まさに腰に粘りのある選手の典型だと思えます。

…余談ですが、膝の柔らかさを説明したエントリーでは触れませんでしたが、田村選手も膝が柔らかい選手でしたね。

それにスケートも結構上手で、特に切れのあるステップは前回のエントリーで言及しましたスケーターの理想像に近いものがありました。

でも、左のフォアアウトに深く乗るのが致命的に苦手だったようで、スピンの入りやアクセルに問題を抱えていたのが残念でした。

 

●ステップ時、バックエッジに乗るときに、トウが氷を引っ掻くことが多い

あれだけ難しいステップを踏んでいるのだから仕方がないとも言えますが…。

それでもスケートが巧い選手としては頻度が多いと思います。

これも膝が硬いのが原因かもしれません。

 

●ステップが上手

すぐ上で述べたことを考慮しても、やはり上手です。

前回のエントリーでも触れたことですので重複しますが、スケーターの理想像に近く、スケーターとしては共感できることが多くあります。

難度の高いステップを高密度に組み合わせたシークエンスを素早く軽々とこなしていく…しかもそれを理想像に近い動きでこなしていく様は、やはり凄いと思います。

とりわけ、体重移動のあり方が優れているように感じます。

印象的だったのは、トリノ五輪シーズンのフリーのプログラム、ラスト付近のストレートラインステップの頭…

右フォアイン→ロッカー→右バックイン→チェンジ→右バックアウト→スリー&ブラケット→右バックアウト

…の部分。

次のVTRの4:22付近、カメラが正面のアングルに切り替わった直後です。

参考VTR:高橋大輔選手

この部分だけは何度見ても「う~ん、たまらん」と思ってしまいます(スケート経験者はビデオを見ると自分も頭の中で一緒に滑っているような感覚になるので、理想的な動きを見るとそれが自分で思い通りにできたような気持ちになるんです。…まあ、私だけかもしれませんが)。

早くて一瞬なので分かりにくいですが、コレは難しい!

特に「右バックイン→チェンジ→右バックアウト」この部分!

ここだけ抜き出すと単純な体重移動に見えますが…。

ロッカー後のバックインからのチェンジですから難しいです。

でもまあそれはそこそこの選手なら誰でもできるとして、次の右バックアウトの乗りをスリー&ブラケットをする前提の乗りにしないといけない点が難しいです。

しかもあの素早さで。

体重移動の仕方・膝の使い方・フリーレッグの使い方・上半身の使い方・乗り…やっぱり「う~ん、たまらん」と思ってしまいます。

…すみません、多分スケート経験者でないと理解できないと思います(たとえ用語を理解できたとしても)。

でも、この部分はステップの巧さの本質を凄くよく表している部分だと思えますので、理屈はともかく、しっかりと目に焼き付けておいても損はない部分だと思います。

…悲しいことに、現在のルールではこういった部分が評価されにくいように思え、やれ難しいターンが幾つだとか、やれ左右の回転がどうとか、やれ上半身を大きく使えだとか…そういったステップの本質とは関係のない外面的な部分でレベルの認定等をしているように思えます。

…余談ですが、素早い・高密度・高難度ステップ…(いや…高難度というのはちょっと違うかもしれませんが)…というとエフゲニープルシェンコ選手を思い出しますが、個人的には、彼の場合は上述の「理想像に近い動き」からほど遠い(どちらかというと力でターン等を無理矢理素早くしている…ねじ伏せているという印象を受けます)という点で、比較にならないと考えています(でも、点数は出るんですよね…)。

参考VTR:エフゲニープルシェンコ選手

 

●レイバックスピンができる

男子としては珍しいですよね。

 

●身体が堅い?

柔軟性は…あまりないように思います。

…が、女子ならともかく、男子ではそれほど問題ないかもしれません。

スピンの姿勢変化で不利になるくらいでしょうか。

 

●その他

・ルッツは毎回同じ特定のステップからのルッツを跳ぶ(…ので、彼の演技を何度も見ている熱心なファンの方なら、たとえ彼のニュープログラムを初めて見たとしても、そのステップを見ただけで「あ、ルッツを跳ぶぞ」と事前に判断できるでしょう。…そのステップを変えない限りは、ですが)

・フリップがおそらく一番得意ジャンプ

・右フォアインスリーから入るスピンのプレパレーションが、若干適当感が漂うことがある

 

==========

 

…以上、他にもあるかもしれませんが、これでおおよそ高橋大輔選手の特徴を押さえたと思います。

個人的には、前回のエントリーで少し触れましたように、筋力が付いてくるに従って若干パワー依存のスケートスタイル(←スケートの巧さを殺すことが多い)の傾向が強まってきた印象も受けますので、そちらに傾倒しないかが気がかりです。

…再び余談ですが、高橋選手のコーチというとニコライモロゾフ氏(現在もそうなのですか?)を思い浮かべる方が殆どだと思いますが、やはり長光先生の存在を忘れてはいけないと思います。

長光先生の所の生徒さんは(あまりTVには出てきませんが)スケートが上手で、演技も巧く、ジャンプ・スピンも美しく、優れた選手が多いという印象があります。

高橋選手も、そういった流れをくむ選手の一人なのかもしれませんね。 

 

 

………。

 

疲れた…。

 

 

…と、そんな高橋大輔選手。

次の五輪では是非メダルを取って欲しいですよね。

 

 

 

(おわり)

 


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[2009/03/08 00:14] | 選手関連 | トラックバック(1) | コメント(19) | page top
【選手の特徴】 高橋大輔選手 #01

昨晩あたりから、当ブログへのアクセスが普段の数倍に激増しています。

アクセスありがとうございます!(下のブログ村のリンクを押して下さった方は特に!)

どこかの大きなブログさんで紹介されたらしいですが…?

…叩かれていませんように…。

 

==========

 

今回は高橋大輔選手の特徴を書いていこうと思います。

TVなんかでもさんざん「イケメン」とか「スケートが上手」とか「ステップ最高」とか言われているので、高橋大輔選手の良い点についてはご存知の方も多いと思います(イケメン…というかルックスは、スケートの実力とは関係ありませんが、人気には関係しますよね)。

でも、悪い点に関してはTVでは全く触れないんですよね。

局の要請で触れないのか、あるいは解説者の「スケートを見る目」が無いだけなのか、はたまた知っていて大人の判断で触れないのかは分かりませんが、これは高橋大輔選手に限らず、他の選手(特に日本人選手)についても当てはまり、TVでは全般的に褒めちぎるような傾向があります(明らかなミスは流石に指摘しますが)。

最近は解説者のお仕事をされなくなりましたが、佐藤有香さんが解説席に座ったときには、スケーターならではの視点で良いところ・悪いところをズバッと指摘しておられたのが印象的でした(もっとも、近年は丸くなった印象です)が…そういった本当の解説はもう聞けないのでしょうか…。

…と、それはともかく、良い点・悪い点の区別無く、私なりの「スケートを見る目」から見た高橋大輔選手の特徴を書いてみたいと思います。

 

(注意)以下に書くことはあくまでも私見です。参考意見程度に読んで下さい。

 

●踊りが上手

「表現力」とは言いません(個人的にあまり好きではないんです、この言葉)。

踊りがとても上手です。

TVで見かける現役男子シングルの選手の中では、個人的にはダントツで一番です。

圧巻だったのが、昨シーズンのSPの白鳥の湖のヒップホップ部分でしょうか。

あそこまで「まともに観れる」レベルで同じ踊りのできる選手は、現役男子シングル選手の中では他にいないんじゃないでしょうか。

コリオグラファー(振り付け師)の力も大きいのかもしれませんが、仮に同じ振り付けを同じコリオグラファーから他の現役選手が教わったとしても、同じレベルにまでは至れない(何となくは真似れても、どこか踊りとして未熟な印象を受けることになると思われる)でしょう。

…そういった印象を受けました。

といった説明を私がするまでもなく、踊りの上手さは皆さんならよくご存知だと思います。

参考VTR:高橋大輔選手

 

●スケートが上手

単に「スケート」と単語が出てきた場合、それは「滑る技術そのもの」を指す…つまり「スケーティング(具体的にはフォアクロスとバッククロス。特に後者を重視)・ステップシークエンス・それら以外の部分でのステップ」を指すと個人的には考えています。

そんなスケートが、高橋選手は上手です。

前回のエントリーで、私は高橋選手の膝の柔らかさについて、11段階評価(10~0)で「4~3」と評しました。

つまり、「膝が少し硬い選手」と評したわけです。

しかし、そのエントリーでは「膝が柔らかい選手の方がスケートが一般的に上手」といった感じのことも書いています。

この点、矛盾してるんじゃないか…と思われた方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

でもそうではありません。

…そう、高橋選手は、膝が硬い選手としては珍しくスケートの上手な選手なんです。

ただし、完全無欠にスケートが上手というわけではありません。

スケートについて膝の硬さに伴う(と思しき)欠点も抱えています(後述の「幾らか欠けているスケートの本質部分」)。

それでもやはり上手と評するのは何故か?

「カタチ」がスケーターの理想像(※)に近いのです。

(※)基礎練習を積み重ねていく中で、スケーターの頭の中には、「こう動くのが理想的」といった、ある種の理想が徐々に出来上がってきます。その理想は人によって異なることもあるでしょうが、基礎を突き詰めていくと、おおよそ一つの像に集約されていくと考えています。それがここで言う「理想像」です。

スケーティング時のポージング・一歩一歩の乗りの明確さ、ターン時等の上半身の使い方・膝の使い方・フリーレッグの動き・エッジの乗り…といった「見た目のカタチ」が理想像に近いのです。

なので、スケーターにとっては上手に見えるのです。

…ただし、「見た目のカタチ」と括弧で強調したことからも分かるとおり、あくまでも外見が理想像に近いと考えています(※)。

(※)見た目・カタチ・外見…と書くと中身が無く、重要な要素でないように見えますが、そうではありません。膝の使い方・上半身の使い方・フリーレッグの使い方…等々も合理的な理由に基づいた動きができているからこそ理想像に近くなるのであり、合理的な動きだからこそスケートに良い影響を与えるわけです。なので、勿論それらも重要です。

つまり、スケートの本質部分で幾らか欠けているところがある(全く欠けているわけではない)…と私は考えているということです。

では、その「幾らか欠けているスケートの本質部分」とは何か?

それが、前回のエントリーで膝が柔らかい場合のメリットとして最初に挙げた「スケートの一歩一歩の押しの効率が良く、一歩で得られる推進力が大きくなる」という「スケートの一歩一歩ののび」です。

確かに、高橋選手にも「のび」はあります。

ただし、その「のび」はパワー(筋力)に大きく依存した「のび」であり、効率の良さ(少ないパワーで大きな推進力)からくる「のび」という感じはあまりしない…そのように思えます。

何故そのように思えるか…ですが、それを文章で伝えるのはかなり困難で、説明したとしても、理解を得るためにはスケートの経験がある程度必要になるでしょうから、詳しくは説明しません。

代わりに、上手なスケートができる選手の代表として佐藤有香選手のビデオを見ることをお勧めします(佐藤有香選手は「全てのコーチが自分の教え子にこのような選手に育って欲しいと願う選手」という話を聞くほど、優秀なスケートの持ち主です。おそらくスケートに関してはフィギュア史上ベストかもしれません)。

スケートにおいて佐藤選手にあって高橋選手にないもの…それが感じ取れるようでしたら、上述のことも理解してもらえると思います。

…余談ですが、上述の「パワー」については、4回転ジャンプが安定するに従って…すなわち4回転ジャンプを安定させるための筋力が付くに従って大きくなっていったような印象を受けます。

そして、そんな大きなパワーが身に付いたからこそ、楽に一歩で推進力が得られるようになり、バッククロスなんかで以前より少し神経が行き届いていない(楽にスピードが出るから少し手を抜いている)ような印象を受けるのかな…と思ったりします。

参考VTR:佐藤有香選手

…と書いてきましたが、こういった部分は(大事な部分でもありますが)本当に微妙な部分です。

PCSのスケーティングスキルの項目に直接の影響を与えるものでもないでしょう。

大事なのは、そういった問題もあれど、高橋選手のスケートにはスケーターとして共感できる部分が多くあるということです。

そんな共感できるスケートの持ち主ということでは、現役男子シングル選手の中では、高橋選手は小塚崇彦選手と共にトップに位置すると思っています。

 

 

(つづく)

 


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[2009/03/05 18:03] | 選手関連 | トラックバック(1) | コメント(11) | page top
中野友加里選手と伊藤みどり選手の巻き足について

 

中野友加里選手のジャンプには、独特の個性があります。

 

それは、ジャンプ中の、所謂「巻き足」というものです。

(ジャンプの種類によって巻き足にならない場合もあるようです)

 

…が、これは悪癖として評されてきました。

 

もっとも、最近では必ずしも減点対象とならなくなったためか、

話題に挙がることは少なくなりました。

 

他方で、同じ巻き足の選手としてよく挙げられるのが伊藤みどり選手です。

 

しかし伊藤みどり選手のジャンプは世界中で絶賛され、

巻き足がマイナス評価されるようなことはありません。

(少なくとも、私はマイナス評価の話を聞いたことがありません)

 

…この両者の違いはどこにあるのでしょうか?

 

 

今回はこのことについてちょっと書いてみようと思います。

 

 

 

あくまでも私見ですが…

(注)伊藤みどり選手の巻き足がマイナス評価されないのは、他の優れたところ(高さ・距離・ダイナミックさ…など)がそれを帳消しにしてしまうため…という考え方もあると思いますが、ひとまず巻き足だけに焦点を絞ります。

 

結論から書きますと、「巻き足の配置バランスの違い」だということになります。

 

図を見てみましょう。

 

巻き足 

 

上段が伊藤みどり選手、下段が中野友加里選手の場合です。

(スケート靴を履いている図でなくてスミマセン…。スケート靴を履いている姿を想像して読んでみて下さい…)

(注)なお、図の姿勢は、両選手のルッツ時の静止映像をパソコンに取り込み、その画像を3Dモデリングソフトの背景に設定し、背景の人物像と重なるようにモデルにポージングさせることで再現したものです…ので、大体は合っていると思います。

 

まず、次のスケート技術の基本知識を押さえてください。

 

・ジャンプの空中姿勢は、下半身については右足が軸となる(厳密にはちょっと違うかもしれませんが、とりあえずここではこう書いておきます)

・そしてそこに左足を被せるように配置する(一般的にはほぼ隙間なく閉じた状態)

 

この知識を前提として話を進めます。

 

伊藤選手の場合は、まず右足に軸があり、そこに左足が…閉め方は緩いですが…被さるように(丁度「4」の字のように)配置されているわけですが、正面の図を見れば分かり易いと思いますが、軸に対して左足の配置の左右のバランスがとれていることが分かると思います。

 

従って、回転したときにおいても軸はブレず、見た目にも美しく写るものとなります。

 

一方の中野選手の場合ですが、同じように正面の図を見てみますと、右足の上に左足が被さってはいるものの、その被さり方が極端で、図でいうところの左側に寄ってしまっているのが分かります(「4」の字というよりは「ト」の字というべきでしょうか)。

 

この状態で右足軸で回転しますと、軸は左足に引っ張られる形となり、軸はブレがちになり、見た目にも「ブルンブルン」と振り回す感じがして、あまり美しくは見えません(図ではスケート靴を履いていませんが、実際には当然スケート靴の重さも加わるので、バランスは相当悪くなるはずです)。

 

…以上、簡単ですが説明終了!(というか、図を作るのに時間が…)

 

 

<おまけ>

 

因みに、「ト」の字巻き足…と呼びますが…において、個人的にもう一つ気になるのが「ランディング時に振りほどきにくそうだな」と感じてしまうということです。

 

「4」の字巻き足の場合、この姿勢は、一般的なジャンプの空中姿勢(=左足が閉じた状態)からランディングのためにする準備動作としての「左足を振りほどく動作の第一動作が終わった段階(=閉じた左足の膝を本人から見て左斜め前に持ち上げる動作の終了段階)」の姿勢と同じなので、このままランディングの姿勢に移行できるので問題はありません(※)。

 

しかし、「ト」の字巻き足の場合は、左足が随分「深い」ところにありますので、これを通常の位置にまで持ってくるまで余計な動作が必要となり、結果、ランディングの不自然さに繋がるのではないかと考えます。

 

(※)このことは、つまり、伊藤選手はランディングの準備姿勢のまま回転していると考えることもできるということです。

ひいては、それがランディングにゆとりをもたらしているのではないか…そのように考えます。

また、通常、体にかかった自然の力を最大限に利用するために、軸はできるだけ細くして回転速度を上げようとしますが、そのためには左足はできるだけ閉じるのが一般的です。

ところが伊藤選手の場合、左足を「4」の字にし、故に軸は太く、空中姿勢についてはとても効率のよいものとはいえません。

しかし、それでも跳べてしまうということは、最初に発生する「体にかかった自然の力」が通常の選手よりもかなり大きいことが推測できます。

この点(大きな力を太い軸でスローな回転で魅せる)が伊藤選手のジャンプのダイナミックさの正体ではないかと思います。

 

 


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[2009/02/06 23:34] | 選手関連 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
スルヤ・ボナリー選手の競技姿勢

 

最近、このブログで紹介する動画を探すために

youtubeをよく見ます。

 

 

そんな中、ふと目にとまったのがこの動画です。

 

スルヤ・ボナリー涙の抗議 1994World Figure Skating Championships

Ladies' Award Ceremony - 1994 Worlds, Figure Skating
(こちらは英語解説ですが、直後のインタビューがついています)

 

 

どちらも、1994世界選手権の女子シングル表彰式での映像です。

 

 

当時私はそういった出来事があったということを知りませんでした。

 

 

知ったのは随分後になってからだったりします。

 

 

そんな表彰式の様子を実際に見たのは

私にとって今回が初めてかもしれません(演技は見ていたのですが)。

 

 

ちょっと…ショックですね…。

 

 

2度目…でしょうか。

 

 

彼女に対して同様のショックを受けたのは。

 

 

1度目は…

忘れもしません、

長野五輪のフリー演技でバックフリップをしたのを見たとき、です。

 

1998長野五輪女子フリー:スルヤ・ボナリー選手

 

 

ボナリー選手は、

(事情を知らない私が)個人的に観るのを楽しみにしていた

選手の一人だったこともありますので…。

 

 

…失望…したはずなんですが…一度目の時点で。

 

 

また同じような感情を抱いてしまいました。

 

 

1994世界選手権の話に戻りますが、

実際の試合内容を見てみても、

パッと見た感じでは、

そういった抗議行動をするほどの不公正な印象は、特に受けません。

 

1994世界選手権女子フリー:佐藤有香選手

1994世界選手権女子フリー:スルヤ・ボナリー選手

 

 

恐らく、その時点までアーティスティックインプレッションの点が

思ったよりも出ない傾向が続いていて、

その不満がこの時爆発したんじゃないか

…と憶測ですが、そのように思ってしまいます。

 

 

気の毒だったのは佐藤有香選手です。

 

 

だって、気持ちよく表彰台に立てないでしょう…。

 

 

…今思えば、長野五輪女子フリーの解説が佐藤さんだったのは

何かの因果でしょうか。

 

 

この解説の時の佐藤さんの心中は複雑だったのではないかと思います。

 

 

…過去の出来事を穿り返すような記事で、

あまり気持ちのいいものではありませんが、

忘れてはいけない出来事の一つではないかと思い、投稿しました。

 

 

…なぜか、今、

シドニー五輪の柔道の篠塚選手の誤審事件を思い出してしまいました。

 

 


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[2009/01/25 23:15] | 選手関連 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
フィギュア史上最もスピンの上手な選手

 

その選手は、滑りや表現力は悪くはなかったものの、

 

難度の高いジャンプを跳べなかったため、

 

それ程成績は良くありませんでした。

 

 

 

 

だから、その選手の知名度は高くはなかった…

 

むしろ低かったのではないかと思います…

 

一般的には。

 

 

 

 

でも、フィギュア好きな方なら

 

その選手のことを知っている方も多いでしょう。

 

 

 

 

ルシンダ・ルー(Lucinda Ruh)選手

 

 

 

 

他の全選手と比べるまでもなく

 

「彼女は恐らくフィギュア史上、最もスピンの上手な選手なんじゃないか?」

 

と見る人々に有無を言わさずそう思わせるような、

 

それ程の圧倒的クオリティーを誇るスピンの持ち主です。

 

 

 

 

多彩な姿勢変化とその姿勢の完成度の高さ。

 

回転スピードの高さとその持続力の高さ。

 

エッジの乗る場所の的確さ。

 

 

そして、軸。

 

ピッと一本綺麗に筋の通った軸があり、

 

多彩な姿勢変化時においてもそれは殆どぶれることはありません。

 

 

 

 

現在の選手でも、

 

彼女のスピンの影響を直接的、

 

あるいは間接的に受けた選手は多いでしょう。

 

 

 

 

そんな偉大なスケーターだと私は思っています。

 

 

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

彼女は日本語ペラペラです(確か)。

 

 

 

 

参考VTR:ルシンダ・ルー選手

 

余談…というか私事ですが、ルシンダ・ルー選手のハイビジョン映像(秒間60コマのもの)を探しています(そんなモノがあるのかどうかも分かりませんが)。

…えっと、もちろんスケートで演技をしている場面を収録したモノ…です。

情報をお持ちの方はご一報頂けませんでしょうか。

 

 

 

 

ついで…と言っては失礼かもしれませんが、

 

一つ一つのスピンのクオリティーという点では

 

ルシンダ・ルー選手に匹敵するものがあるんじゃないか

 

…と個人的には思っている、そんな選手のVTRも紹介しておきます。

 

 

参考VTR:ユリア・ボロビエバ選手

 

 


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[2009/01/24 21:34] | 選手関連 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
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