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【選手の特徴】 高橋大輔選手 #01

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…叩かれていませんように…。

 

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今回は高橋大輔選手の特徴を書いていこうと思います。

TVなんかでもさんざん「イケメン」とか「スケートが上手」とか「ステップ最高」とか言われているので、高橋大輔選手の良い点についてはご存知の方も多いと思います(イケメン…というかルックスは、スケートの実力とは関係ありませんが、人気には関係しますよね)。

でも、悪い点に関してはTVでは全く触れないんですよね。

局の要請で触れないのか、あるいは解説者の「スケートを見る目」が無いだけなのか、はたまた知っていて大人の判断で触れないのかは分かりませんが、これは高橋大輔選手に限らず、他の選手(特に日本人選手)についても当てはまり、TVでは全般的に褒めちぎるような傾向があります(明らかなミスは流石に指摘しますが)。

最近は解説者のお仕事をされなくなりましたが、佐藤有香さんが解説席に座ったときには、スケーターならではの視点で良いところ・悪いところをズバッと指摘しておられたのが印象的でした(もっとも、近年は丸くなった印象です)が…そういった本当の解説はもう聞けないのでしょうか…。

…と、それはともかく、良い点・悪い点の区別無く、私なりの「スケートを見る目」から見た高橋大輔選手の特徴を書いてみたいと思います。

 

(注意)以下に書くことはあくまでも私見です。参考意見程度に読んで下さい。

 

●踊りが上手

「表現力」とは言いません(個人的にあまり好きではないんです、この言葉)。

踊りがとても上手です。

TVで見かける現役男子シングルの選手の中では、個人的にはダントツで一番です。

圧巻だったのが、昨シーズンのSPの白鳥の湖のヒップホップ部分でしょうか。

あそこまで「まともに観れる」レベルで同じ踊りのできる選手は、現役男子シングル選手の中では他にいないんじゃないでしょうか。

コリオグラファー(振り付け師)の力も大きいのかもしれませんが、仮に同じ振り付けを同じコリオグラファーから他の現役選手が教わったとしても、同じレベルにまでは至れない(何となくは真似れても、どこか踊りとして未熟な印象を受けることになると思われる)でしょう。

…そういった印象を受けました。

といった説明を私がするまでもなく、踊りの上手さは皆さんならよくご存知だと思います。

参考VTR:高橋大輔選手

 

●スケートが上手

単に「スケート」と単語が出てきた場合、それは「滑る技術そのもの」を指す…つまり「スケーティング(具体的にはフォアクロスとバッククロス。特に後者を重視)・ステップシークエンス・それら以外の部分でのステップ」を指すと個人的には考えています。

そんなスケートが、高橋選手は上手です。

前回のエントリーで、私は高橋選手の膝の柔らかさについて、11段階評価(10~0)で「4~3」と評しました。

つまり、「膝が少し硬い選手」と評したわけです。

しかし、そのエントリーでは「膝が柔らかい選手の方がスケートが一般的に上手」といった感じのことも書いています。

この点、矛盾してるんじゃないか…と思われた方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

でもそうではありません。

…そう、高橋選手は、膝が硬い選手としては珍しくスケートの上手な選手なんです。

ただし、完全無欠にスケートが上手というわけではありません。

スケートについて膝の硬さに伴う(と思しき)欠点も抱えています(後述の「幾らか欠けているスケートの本質部分」)。

それでもやはり上手と評するのは何故か?

「カタチ」がスケーターの理想像(※)に近いのです。

(※)基礎練習を積み重ねていく中で、スケーターの頭の中には、「こう動くのが理想的」といった、ある種の理想が徐々に出来上がってきます。その理想は人によって異なることもあるでしょうが、基礎を突き詰めていくと、おおよそ一つの像に集約されていくと考えています。それがここで言う「理想像」です。

スケーティング時のポージング・一歩一歩の乗りの明確さ、ターン時等の上半身の使い方・膝の使い方・フリーレッグの動き・エッジの乗り…といった「見た目のカタチ」が理想像に近いのです。

なので、スケーターにとっては上手に見えるのです。

…ただし、「見た目のカタチ」と括弧で強調したことからも分かるとおり、あくまでも外見が理想像に近いと考えています(※)。

(※)見た目・カタチ・外見…と書くと中身が無く、重要な要素でないように見えますが、そうではありません。膝の使い方・上半身の使い方・フリーレッグの使い方…等々も合理的な理由に基づいた動きができているからこそ理想像に近くなるのであり、合理的な動きだからこそスケートに良い影響を与えるわけです。なので、勿論それらも重要です。

つまり、スケートの本質部分で幾らか欠けているところがある(全く欠けているわけではない)…と私は考えているということです。

では、その「幾らか欠けているスケートの本質部分」とは何か?

それが、前回のエントリーで膝が柔らかい場合のメリットとして最初に挙げた「スケートの一歩一歩の押しの効率が良く、一歩で得られる推進力が大きくなる」という「スケートの一歩一歩ののび」です。

確かに、高橋選手にも「のび」はあります。

ただし、その「のび」はパワー(筋力)に大きく依存した「のび」であり、効率の良さ(少ないパワーで大きな推進力)からくる「のび」という感じはあまりしない…そのように思えます。

何故そのように思えるか…ですが、それを文章で伝えるのはかなり困難で、説明したとしても、理解を得るためにはスケートの経験がある程度必要になるでしょうから、詳しくは説明しません。

代わりに、上手なスケートができる選手の代表として佐藤有香選手のビデオを見ることをお勧めします(佐藤有香選手は「全てのコーチが自分の教え子にこのような選手に育って欲しいと願う選手」という話を聞くほど、優秀なスケートの持ち主です。おそらくスケートに関してはフィギュア史上ベストかもしれません)。

スケートにおいて佐藤選手にあって高橋選手にないもの…それが感じ取れるようでしたら、上述のことも理解してもらえると思います。

…余談ですが、上述の「パワー」については、4回転ジャンプが安定するに従って…すなわち4回転ジャンプを安定させるための筋力が付くに従って大きくなっていったような印象を受けます。

そして、そんな大きなパワーが身に付いたからこそ、楽に一歩で推進力が得られるようになり、バッククロスなんかで以前より少し神経が行き届いていない(楽にスピードが出るから少し手を抜いている)ような印象を受けるのかな…と思ったりします。

参考VTR:佐藤有香選手

…と書いてきましたが、こういった部分は(大事な部分でもありますが)本当に微妙な部分です。

PCSのスケーティングスキルの項目に直接の影響を与えるものでもないでしょう。

大事なのは、そういった問題もあれど、高橋選手のスケートにはスケーターとして共感できる部分が多くあるということです。

そんな共感できるスケートの持ち主ということでは、現役男子シングル選手の中では、高橋選手は小塚崇彦選手と共にトップに位置すると思っています。

 

 

(つづく)

 


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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/03/05 18:03] | 選手関連 | トラックバック(1) | コメント(11) | page top
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