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このジャッジングは流石に…
今年、初めての投稿となりました。

遅れましたが、皆様、あけましておめでとうございます。

ご覧の通り、余り更新のないマイペースブログですが、生暖かく見守って下さればと思います。



==========

■1/31 2点ほど追記しました。

==========


偶然知ることとなったのですが。

この前の2010欧州選手権、「Tugba KARADEMIR」選手という女子シングル選手が出場していました。

以下、その映像と採点内容なのですが…。


ショート(10位)

フリー(13位)

得点詳細


まず、ショートの出だしのコンビネーションジャンプ(0:48辺り)、そしてフリーの3番目のジャンプ(1:48辺り)に注目して頂けますでしょうか。


フリップです。

ロングエッジっぽいです(フリーの映像で分かり易いでしょうか)が、フリップですよね?

こちらのエントリーでも説明した、「スリーターンから入るパターン」のプレパレーションを用いたフリップですよね?


それを確認した上で、次にそのプロトコルを見てみて下さい。


…先ほど見たジャンプ。

どちらもルッツと認定されていますよね…。

…これは…”ミスジャッジ”というヤツでしょうか?


確かに、フリップをロングエッジで跳ぶと、踏み切りはアウトエッジであるわけで、アウトエッジで跳ぶジャンプはルッツなので、ルッツと認定するのも100%間違いとは言い切れませんが…。

これは、これまでのフリップ・ルッツの種類の認定の傾向(※)からすると、明らかにおかしな判定だと思うところです。

(※)(後日追記)つまり、「競技上、フリップ・ルッツの区別は、踏み切りエッジの違いによってなされるのではなく、プレパレーションの違いによってなされている」という傾向。なお、踏み切りエッジの違いで区別してしまうと、ロングエッジという概念が不要なモノとなってしまい(例えば、フリップのロングエッジはルッツと、ルッツのロングエッジはフリップと、それぞれ認定すればいいので、「!」や「e」といったロングエッジの判定が不要となってしまう)、故に、現在はプレパレーションによる区別がなされているとしか考えようがないと思います。

…私も随分長いことフィギュアを見ていますが、このフリップのプレパレーション部分の左フォアアウトのスリーターンがロッカー(※)に変化し(或いは、スリーターン後のバックインがバックアウトにチェンジし)、ターン後のエッジがバックアウトとなって、それでジャンプを跳んだような場合であっても、これをルッツと表現した場面というのを今回のケースを除いて私は知りません。

(※)スリーターンやロッカーについてはこちら のエントリーを参照

といっても、目にしたそうしたフリップ全てについて、それがルッツと認定されたかどうかと確認していたわけではないのですが…(当然フリップと認定されるだろうと考えていたものですから)。







念のため、彼女の他の試合の例も調べてみますと…。


●2009スケートアメリカ

フリー(1:15辺り)

プ ロトコル(12位)
→フリップのロングエッジ判定(プレパレーションは欧州選手権のものと全く同じに見えます)

ロングエッジであることは、5:58からのスロー映像で明らかですよね。
なお、ショート(8位)でも全 く同様の判定でした。


なお、ルッツに全く挑戦しない選手なのかというとそういうわけでもないようで、以下の映像ではルッ ツに挑戦しているのが確認できます。


●2009世界選手権

映像(1:19辺り)
このエン トリーで説明した「右バックアウト→左バックアウトと繋ぐ、ステップからのルッツ」で、ステップからのルッツの超定番です

プ ロトコル(22位)
→ルッツと認定(ロングエッジは勿論無し)







…以下、とりとめもない推測をウダウダ書きますが…。


もしかすると、こうした変な認定となったのは、事前の申告書(プログラムコンテンツシート…というのですか?)に「ルッツを跳ぶ予定」が記載されていたからなのかも?

でも、選手にはそれに従う義務はありませんし、予定を変更して別のジャンプを跳ぶということはよくあることです。

なので、プログラムコンテンツシートの内容を知っているだろうと思われる技術専門審判が、その内容を鵜呑みにすることはないでしょう。

だったら…どうしてこんなことになったんでしょうね?


…フィギュアスケート資料室さんによりますと、技術専門審判には…

・テクニカルコントローラー
技術専門審判の責任者で、判断が食い違う場合には意見を取りまとめ、また入力されたデータに誤りや特殊な事例がないかチェックし、確定させる

・テクニカルスペシャリスト(コーラ―)
エレメンツの種類を(あればそのレベルも併せて)即座に判別し、宣言(コール)するのが主な仕事

・アシスタントテクニカルスペシャリスト
選手が事前に提出したプログラムコンテンツシートを元に、次にどんなエレメンツが来るかテクニカルスペシャリストに注意を促したり、テクニカルスペシャリストの宣言に対して異議がある場合に、演技後確認を要求する意味 で「レビュー」とコールしたりする

の3人がおり、全員かどうかは分かりませんが、「有資格者の条件として、最低 national level の元スケーターという項目があり、有名な元選手がこれを務めていることは多い」そうです。

…ということで、仮にテクニカルスペシャリストがジャンプの種類を間違ってコールしたとしても、アシスタントテクニカルスペシャリストやテクニカルコントローラーによるチェックを通ることになるようですので、まずプロトコルに間違ったジャンプが記載されることはないと思うのですが…。


3人とも真面目にそれをルッツだと思った…というのは、経験者のいる専門家団ということを考えると…可能性としては薄いでしょうか?

これまでの傾向を無視して「ルッツ・フリップの区別を踏み切りエッジの違いだけでするようになった」という可能性もあるでしょうが、そうするとそもそもロングエッジと いう概念が不要となってしまいますので、それはないでしょう(この試合では他の選手でロングエッジの判定がしっかりなされていますし)。

コンピューターへの入力ミス?…いやいや、彼女のこのジャンプの場合、フリップと認定されれば高確率でロングエッジの判定となると思え、「ジャンプの種類の誤入力」と「ロングエッジの判定の無視」とが同時になされる(しかもショート・フリーで2回連続の入力ミス)ということは無いのでは?


………。

やっぱり、実際の演技を見ておらず、(ルッツの予定とある)プログラムコンテンツシートを鵜呑みにしたのでしょうか?

でも、(フリーでの)ダウングレードや(ショートでの)コンビネーションのセカンドジャンプの種類の認定なんかはしっかりなされていますし、全く見ていない(しかもショート・フリーで2回連続)ということも無いとは思うのですが…。

…それなら、見たら見たで、フリップであることは明らかなので、ルッツと間違えることは尚更あり得ないはずなのですが…。


…となると。

『3人とも真面目にそれをルッツだと思った』ということなんでしょうか…ね…?

そうならば…大問題(選手がフリップとルッツどちらを跳ぶつもりだったかを正確に判断できないような人がジャッジを務めている)だと思うのですが…。







予定にルッツとあるからといって(あるいはなくとも)、アウトサイドで跳んでいるのをいいことにルッツと認定した(点を水増しした)…というのは余り考えたくはないですね…。


今回の場合、彼女の最終得点が136.42点。

そして一つ下の順位の選手の得点が135.39点。

その差、僅か1.03点。

ショート・フリー、二つでフリップをルッツとしたのですから、単純計算で、ルッツの基礎点(6.00) とフリップの基礎点(5.50)の差の2つ分、つまり1.00の点数が水増しされた格好となり、さらにフリップと認定されたのであればロングエッジ判定がつく可能性が高く、本来ならば一つ下の選手が上に来た可能性は高かったはずですが…。

(訂正)フリーの方はダウングレード後の基礎点ですから、2Lz(基礎点1.90)と2F(基礎点1.70)の差で0.20点、これにショートでの0.50点を加えると0.70点の水増し量ということになりますね…。


==========


(後日追記)

可能性としては、以下のようなものも考えられましたでしょうか。

最初はフリップ(およびロングエッジ)と認定されていた
 ↓
選手サイドから「いやいや、あれはルッツのつもりで跳んだんですよ。現にアウトエッジで踏み切っているでしょ?」との申し出があった
 ↓
ルッツ(ロングエッジの判定も取り消し)と訂正した

…でも、上で紹介しました2009スケートアメリカでは、全く同じプレパレーションによるジャンプをフリップ(ロングエッジ)と認定しており、ならどうしてこのときは訂正の申し出をしなかったのか…ということになりますよね…。

また、これがまかり通ってしまうと、選手サイドの主張ひとつでジャッジングの内容を操作できるということになってしまい、それは流石に拙いように思うところで…。

それに…このプレパレーションによるジャンプを、本気でルッツとして跳んでいる選手が、果たして本当にいるものだろうか…と考えた場合、まずそれはあり得ないと思えますので、仮にそういった申し出があったとしても、ジャッジは簡単にその申し出に応じるべきではないと思うところです。

…あ。

いいことを思いつきました。

仮にそういった申し出が選手サイドからあったのだとしたら、ジャッジとしては次のように対応すればいいのではないでしょうか?

選手「いやいや、あれはルッツのつもりで跳んだんですよ。現にアウトエッジで踏み切っているでしょ?」
 ↓
ジャッジ「なるほど。それでは一度実際にスリーターンから入るトリプルフリップをインサイドで跳んでみて下さい。その後、もう一度同様のプレパレーションからトリプルルッツをアウトサイドで跳んでみて下さい。きっちり跳び分けることが出来るのでしたら、あなたの申し出を受け入れましょう」

これが出来るのであれば、ジャッジとしては受け入れざるを得ないところだと思います。

また、それくらいのことを確認しない限りは、そういった選手の申し出を受け入れるべきではないでしょう。

 


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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2010/01/26 22:31] | ルール関連 | トラックバック(0) | コメント(24) | page top
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