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「振り付け」について
コメント欄での書き込みが切っ掛けで、「振り付け」について個人的に思うところを書いてみたくなりました。

普段何となく感じているところを言葉にまとめてみたものです。

特に「フィギュア界ではこういう考え方が常識」というわけでもないと思いますし、あくまでも個人的にそういう考えをするということに過ぎないので、参考程度に読んで頂ければと思います。

また、例外なんかもあることでしょうし、原則的にそう考えるという感じに捉えて頂ければとも思います。


====================


さて、「振り付け」ということですが。

皆さんの感覚として、振り付けというのは「プログラムに終始付いているもの」という感じに捉えられておられる方が多いでしょうか?

確かに、プログラム中のどのような場面であれ、腕や脚は絶えず何らかの形・動きを作っているわけで、そういった意味では「振り付けはプログラムに終始付いているもの」との考えも正しいと思います。

ただ個人的には、「振り付け」についてはそう考えるよりも、次のように考えると違和感が少ないように思えます。


すなわち、プログラムを「振り付けの無い状態」「振り付けの有る状態」の2つに分けて考えるというものです(これらはフィギュア用語ではありませんのでご注意下さいね)。

「何を言っているの?あたりまえじゃない」と思われるかも知れませんが、先ほどの「振り付けはプログラムに終始付いているもの」という考えを前提とすると、すべてが「振り付けの有る状態」となり、「振り付けの無い状態」というものが無いということになりますので、ちょっとその考えとは異なる(いや、結局は同じかな?)ものとなります。


それでは、「振り付けの無い状態」というのは何かといいますと…。

これは「素の振り付けの部分」ということになります。

では「素の振り付け」とは何かといいますと、『「プログラムに合わせて特に作られた振り付け」以外の振り付け』ということになります。

…具体例を挙げてみましょう。

以下のエントリーで紹介している佐藤有香さんのバッジテストお手本動画を見て頂きたいのですが…

バッジテストのお手本動画

例えば、初級動画の2:00以降くらいからのフォアクロスとスパイラル(最後にストップ)では、クロス時の腕の配置なんかも素の振り付けと考えられますし、クロスからスパイラルに移る際に一旦両腕を閉じ、そこから柔らかく腕を広げており、これなんかも素の振り付けですよね。

終わりのストップに移る際の腕の動きも美しく、こちらも素の振り付けです。

その次のバッククロスでは、スリーターンでバックにターンする際の腕の動き、バッククロスの回転方向を切り替える際のバックアウト時の姿勢、最後のチェック姿勢、更にその後に前向きになってからの「どう?」という感じの動き…などなど、全て素の振り付けです。

その他、初級以外の動画も全てを含み、ここでの佐藤有香さんの動作は全て素の振り付けとなります(と思います)(※)

(※)
踊ろう(綺麗に見せよう)としてなされた振り付け以外にも、スケートで滑るという動作の中で自然とそういう動きとなる合理的な動き(コンパルソリー時やターン時の腕や脚の動き…など)というものがあり、こういったものが振り付けっぽく見えることもあります。こういったものは踊ろう(綺麗に見せよう)としてそういう動きとなったものではないのですが、こういったものも「素の振り付け」に含めて考えてもいいと思います。

こういった振り付けは、特にこの時そうしようと決めて動かした動きではなく、普段の練習から自然とそのように動かしている、身に染みついた動作なんですね(と思います)(※)

(※)なお、こういった動作は、割と定番的な動作が幾つかあり、佐藤有香さんのお手本動画では、正にその定番動作の幾つかをお手本として実演されておられる…そのような印象を受けるものとなっています。

こういった部分を「素の振り付けの部分」と…延いては「振り付けの無い状態」と考えます。

つまり、「振り付けの無い状態」というのは、正確には「プログラムに合わせて特に作られた振り付けの無い部分での、素の振り付けの部分」ということになります。


他方、「振り付けの有る状態」とは何かといいますと…。
こちらは簡単で、「プログラムに合わせて特に作られた振り付け」の有る部分…ということになります。
コリオグラファー(振り付け師)の仕事は、主にこちらを考え出すことということになると思います。


…ということなんですが。

話を元に戻しますと、「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」と「振り付けの有る状態」、この2つが組み合わさってプログラム(の振り付け)は構成されていると個人的には考えます。

個人的に重視すべきと思うのは、「振り付けの有る状態」よりもむしろ「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」の方なんですね。

ここを見ればその人の力量(地力)がよく分かると思います。

幾ら「振り付けの有る状態」が派手であっても、素の振り付けが癖のあるものだったり、今一つ優雅でないような場合は、その「振り付けの有る状態」は単なる誤魔化し…というように感じてしまうんですね。

また、プログラム中の素の振り付けの部分が手を抜いているように感じられると、その選手は普段の練習から素の振り付けについて手を抜いている…延いては普段の練習から滑りも手を抜いている…と、そのように感じてしまいます(※)

(※)滑りというのは、素の振り付けと渾然一体となった技術であるように思うためです。普段のスケーティングの練習(円クロス(円の周りを延々とクロスし続ける練習。上の佐藤有香さんの円クロス…8の字も混ざっていますが…を参照)など)で散々先生に姿勢等のチェックを受けるのは、その一つの裏付けだと思うところです。


「振り付けの無い状態(=素の振り付けの部分)」…この部分が癖のない自然な動作でこなせているかどうか…そういう観点で演技を見ると、選手を見る眼もまた異なってくるのではないかと思います。

 


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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2010/04/19 22:28] | 技術関連 | トラックバック(0) | コメント(21) | page top
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