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質の高いプレパレーションとは?

プレパレーションとは、以前にも書きましたように

「ジャンプやスピンに入る前の一連の準備動作」

のことを指します。

 

以下、ジャンプのプレパレーションを前提に話を進めますが、

近年このプレパレーションが軽んじられている印象を受けることが多いです。

 

…何を言いたいのかといいますと、

「プレパレーションが汚くても特に減点されないし、ジャンプ(やスピン)さえ決まれば点数を貰えるので、プレパレーションの質にはこだわらない」

…という価値観が、選手・コーチ・ジャッジに浸透してしまっているような気がするんです。

 

もちろん全員とはいいません。

 

プレパレーションが美しい選手も多くいます。

 

ジャッジやコーチにもプレパレーションを重視する方は居られるでしょう。

 

…でも、実際問題として

「プレパレーションは汚いがジャンプが跳べる(+他の要素がそこそこできる)ので上位ランクに属することになる選手」

が多くいるという事実を鑑みると、

プレパレーションが軽視されていると思わざるを得ません。

 

…そもそもプレパレーションは軽視されても良い存在なのでしょうか?

 

そうは思えません。

 

なぜなら、ジャンプというものは、

プレパレーションからの一連の動作の流れの中で跳ぶものであり、

故にプレパレーションをジャンプと完全に切り離して考えるべきではなく、

ジャンプの一部分として重視すべきと考えるためです。

 

それはつまり

「質の高いプレパレーションからは効率の良いジャンプが生まれる」

という価値観に繋がります。

 

…以下では「質の高いプレパレーションとは何か」というのを少し考えてみたいと思います。

 

(注)なお、「プレパレーションとジャンプの境界線はどこか?」という問題について、「ジャンプを跳ぶための踏み込み動作(=踏切足のヒザを曲げる動作)に入る瞬間」だとする考え方もありますが、ここではプレパレーションを「跳び上がる前の動作全般」と広く捉えて考えを進めていきます。

 

 

 

●基本的な考え

プレパレーションというのは、いわば「静」であり、ここにおいて突然な動き・大きな動き・不安定さを増大させる動き・不自然な動き・無駄な動き・癖のある動き…といった乱れがあってはいけません。

そこができた上で、「動」としてのジャンプに転じる…というのが美しい流れであると私は思っています。

…なんだか武術っぽい感じがしないでもないですが、共通するところがあるのかもしれません。

 

●トウジャンプにおいては、トウはできるだけ低い位置からつくのが効率が良い

つまり、「トウをつく足を大きく振り上げ、そして氷にトウを突き刺す」というのはダメ(不安定さを増大させるだけで、エネルギーの無駄だから)で、「トウをつく足は氷スレスレでキープし、そこからトウを氷に「トン」という感じでつく」というのが理想的だということです。

…が、これができていない選手がとても多いのが現状です。

トウループはそうでもないのですが、フリップ・ルッツで特に多いでしょうか(中でもルッツにエッジのエラーがある選手に多いような気がします)。

この点はフィギュア観戦歴の短い方でも判別しやすいでしょう。

 

●跳ぶ一瞬前に、上半身(腕も含む)をジャンプの回転と逆回転方向に「グワッ」と急に大きく捻り(※)、その反動を利用して回転の力を得ようとしないこと

あくまでも「スッ」と静かに捻るようにするのが理想です。

腕の振り回し感が強いようなものはNGです。

こちらも判別しやすいと思います。

(※)ジャンプでは、プレパレーション時において上半身をジャンプの回転とは逆回転方向に捻り、跳ぶときにこの捻りを元に戻す力をも利用して回転の力を生み出すのが基本です。

 

●エッジジャンプでは、踏み切るエッジにはじっくり・しっかりと乗ること

跳び急ぐ感じで踏み切るとやはり不安定になりますし、たとえジャンプが成功したとしても、動作としては突然感が強くなる傾向が高く、プレパレーションとしては美しくは見えません。

ただし、ループに関しては、近年では乗りが短くなる傾向があり、それでいて動作としても不自然な感じがしないプレパレーションを習得している選手も多くおり、この点は少し異なるものとして捉えておくべきでしょう(でも、基本は上述の通りです)。

 

●「構えすぎ」により不自然なステップにならないこと。美しい姿勢(=基礎で習得したはずの姿勢)を常に心がけること。

ジャンプ前のプレパレーションでは特にそうなのですが、ジャンプを普段の練習通り跳ぶことに集中するために、そのプレパレーションでは振り付けが入ることは余りありません。

なので、演技の他の部分で振り付けの入っているところ(気を配れるところ)等は美しくても、振り付けがないプレパレーションになると途端に動作に気配りが無くなり(ジャンプを跳ぶことに意識が集中しているので尚更です)、不自然な動作をしてしまう…という選手が多くいます。

逆に、このプレパレーションを自然で美しい動作でこなせる選手は、普段の練習からプレパレーションに気を配れている選手であることが分かります(そしてそのような選手は、他の様々な部分でも気配りができていることが多いです)。

 

●前傾姿勢になりすぎないこと

特に踏み込み動作に入るときにそうなる選手が多いでしょうか。

様々な部分での悪影響(重心の乱れ・エッジの乱れ・空中軸の乱れ…など)が考えられます。

 

 

 

…以上、大雑把ではありますが、幾つか列挙してみました。

 

他にも注意点は幾らでもあると思うのですが、キリがありませんので…。

 

得点に直接影響を及ぼす部分ではありませんが、

こういった部分から選手の技術ポリシーが透けて見えてくるように思えます。

 

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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/02/20 20:19] | 技術関連 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top
<<嗚呼、カセットテープ | ホーム | 2009四大陸選手権について>>
コメント
突然の訪問、失礼いたします。
私はこちら⇒http://juas.blog26.fc2.com/
でブログをやっているきみきといいます。
色々なサイトをみて勉強させていただいています。
もしよろしかったら相互リンクをお願いできないでしょうか?
「やってもいいよ」という方はコメントを残してくだされば、
私もリンクさせていただきます。
よろしくお願いします^^
[2009/02/22 22:36] URL | #- [ 編集 ]
了解です
コメントありがとうございます。
了解しました。
早速リンクさせて頂きました。
ブログ初心者ですがよろしくお願いします。

…あ。
マルチポストはほどほどに…。v-290v-356
[2009/02/23 17:24] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
こういう記事はなかなか目にすることが少ないので、非常に面白かったですし、勉強になりました。

でも、世界選手権を見た直後だからか、
「質」ってそんなに大事?な気分です。

ジャンプの難易度にそって基礎点があると思うのですが、つけられる加点のウェイトが大きすぎて、
点数をアップさせようと難しいジャンプに取り組むことが否定されているように感じます。

シニアにあがってずっと同じ構成でも、
質が高いと評価されれば高得点が約束されるというシステムは、
スポーツとしてのフィギュアの向上心を阻害するのではないでしょうか?
新しいジャンプ、コンビネーションを試したり、他の人に飛べないジャンプをとぶ事よりも、
2Aを美しく質高くとぶことが、
重んじられるように感じます。

ちょっとフィギュアスケートを見るのに、
疲れてきました…

[2009/03/29 22:04] URL | 渓流 #fsV3mlcc [ 編集 ]
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