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「膝の柔らかさ」とは?

フィギュアスケートの放送中にて、解説者が「膝が柔らかい」といった表現を使う場面をしばしば見かけます。

おそらく、その意味については「分かったような分からないような…」といった印象を持たれる方が殆どではないでしょうか。

今回はこの言葉について理解を深めるため、何か書いてみたいと思います。

 

========== 

 

一般的に「柔らかい」というと柔軟性を指しますが、これとは意味が異なります。

では「柔らかい膝」とは具体的に何を指すものなのか、といいますと…。

説明が難しいですね…。

イメージ的には「膝のサスペンション(※)が柔らかいような状態」ということにでもなりますでしょうか?

(※)車などのタイヤの根本部分なんかについていたりするバネ状の部品のことで、衝撃を吸収する役割があります。

あるいは「スケートの、氷へのタッチが柔らかい状態」と言い換えることもできるかもしれません。

…抽象的ですみません…。

具体論の代わりに、膝が柔らかい場合のメリットを挙げてみて説明を補完したいと思います。

 

 

<膝が柔らかい場合のメリット>

●スケート(=スケーティングやステップ)の一歩一歩にのびが出る(一歩一歩の押しの効率がよくなり、一歩で得られる推進力が大きくなる)

●↑により、「スケートが上手い」と評されることが多くなる

●複雑なステップを踏んでも、バック時にトウが氷に引っかかりにくくなる

●ジャンプに高さが出る

●ジャンプのランディングを「ストン」という感じに、柔らかく降りることができるようになる(降りれた場合に、クリーンなランディングである率が上がる)

●ジャンプのランディング時に腰の粘りが出る(オーバーターンやステッピングアウトの率が減り、チェック(※)が安定する)

●ジャンプに流れが出やすくなる

●上記のジャンプの各メリットにより、コンビネーションのセカンドジャンプが跳びやすくなる

(※)チェックとは、ジャンプのランディング時にとる姿勢を想像してもらえれば理解しやすいと思いますが、右膝をしっかり曲げて右バックアウトに乗り、左足は体の後ろ側に引き、両腕を左右に広げるポーズをとっている状態のことをいいます。 …因みに、ジャンプのランディング時だけでなく、スピンやステップシークエンス後にも(必須ではありませんが)よく用いられます。 スケーター的には『決めポーズ』『何かの技が終わった証としてつけるモノ』のような存在で、普段の練習からたとえその技が失敗してもチェックだけはしっかりするようにとコーチに叩き込まれます(見ている者の印象が良くなるため)。 立つ鳥跡を濁さず…でしょうか?

 

 

…細かい部分は他にもあるでしょうが、取り敢えずはこのような感じに挙げてみました。

膝が硬い場合は、上記メリットの裏返しがそのままデメリットとなります。

(なお、これらのメリット・デメリットは、必ずそうなるというわけではなく(例えば、膝が柔らかいからといって、必ずしもジャンプが高くなるわけではない)、あくまでも一般論として考えて下さい)

 

このように見てみると、膝の柔らかさというのは、とても重要な要素に見えます。

 実際その通りなのですが…やっかいなのが「膝の柔らかさは本人の才能に大きく依存する」ということです。

練習したからといって必ずしも膝が柔らかくなるわけではありませんし、膝が硬いのを矯正するといったことも殆ど不可能なのが現実です(できたとしても、下記の評価値でいうところの±1程度でしょう)。

では、膝が硬い選手は絶望するしかないのかというと、そうではありません。

膝の硬さを弱点として抱えつつ、押しの効率が悪いというのならより強いパワーでカバーしてスピードを出すというのも一手ですし(個人的にはそういったスケートを上手とは思えないのですが)、「体力」「演技の個性」といった膝の性質とは関係のない部分で勝負するというのもアリでしょう。

その他の部分についても、ある程度は練習量や本人のセンスでカバーできると思います。

なお、柔らかければ柔らかいほどよいのかというと、そうではないと個人的には考えています。

…私見ですが、あまりに硬すぎるというのは別として、硬い方に近い選手の方がステップ等の歯切れが良くなることが多いように思えます(但し、基礎をしっかりすればの話です。そうでなければ、膝の硬さも加わって、ステップ等は全体的にバタバタした印象になってしまいます)。

逆に柔らかい場合については、その柔らかさも度を超すとステップ等の歯切れの悪さに繋がり、全体的にまったりした印象の演技になってしまうことがある…と、これも個人的な考えですが、そう思っています。

 

 

 

…さて、これで一通り、膝の柔らかさについての特徴を押さえたように思えます。

 でも、ある程度のスケート経験が無いとそれを見分けるのは難しいかもしれません。

 そこで…あくまでも参考ですが、以下、適当な選手について、私の主観で膝の柔らかさを11段階評価(0~10)してみたいと思います。

 

(10~9)織田信成選手
(9)   荒川静香選手
(8)   小塚崇彦選手・トッドエルドリッジ選手
(8~7) 佐藤有香選手・横谷花絵選手
(7)   浅田真央選手・ミシェールクワン選手
(7~6) キムヨナ選手・中野友加里選手・陳露選手
(6)   村主章枝選手・伊藤みどり選手・エルビスストイコ選手・
      本田武史選手(晩年は+1程度)
(5)   鈴木明子選手
(4~3) 高橋大輔選手・安藤美姫選手
(1~0) 竹内洋輔選手・マリアブティルスカヤ選手

 

…微妙な部分もありますが、こんな感じでしょうか…?

誤差±0.5くらいはあるかもしれません。

真ん中の5が普通(硬くもなく柔らかくもない…といった表現が当てはまる選手)となり、そこを基準に上ほど柔らかく、下ほど硬い…となります。

因みに、上ほど優秀な選手で下ほど…とか、そういったことではありませんのでご注意を(同列内での左右の順も関係ありません)。

あくまで膝の柔らかさのみに着目したものですので…。

 

個人的には、8~6程度が理想かなと思います。 

6近辺は「膝の柔らかさを活かした瞬発力系選手」、8近辺は「膝の柔らかさを活かした物理的高効率系選手」…といった印象でしょうか(上に挙げた個々の選手に必ず当てはまる印象というわけではありません)。

 

<追伸>

「柔らかい」「硬い」…と漢字を使いはしましたが、「軟らかい」「固い」「堅い」といった漢字もあるわけで、どれが適切なのかは今ひとつ分かりません(要するに、適当に選びました)。

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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

[2009/03/03 21:11] | 技術関連 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top
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コメント
はじめまして
他ブログで紹介されていたので、お邪魔してみました。
みどり選手が頭角を現した頃からフィギュアは見ていますが、ジャンプの見分け方がようやく明確になった感じです。これからも『今さら聞けない○○』みたいに、ド素人への易しい解説をよろしくお願いいたします。

機会があれば、『膝の軟らかさ』の次は『深いエッジ使い』について、ご教示願いたいのですが… 厚かましくてすみませんm(_ _)m
[2009/03/05 12:20] URL | あらふぉー #- [ 編集 ]
初めてのスケート関係コメントですよ!!
コメントありがとうございます。
分かりにくい表現もあったかと思いますが、お役に立てましたでしょうか?

伊藤みどり選手の頃から…ということでしたら、私よりも観戦歴では先輩ですね。
私は当時フィギュアとは全く無縁でしたので、当時をリアルタイムに楽しめたのでしたら、とてもうらやましく思います。
今でも伊藤選手のビデオがあるのなら喉から手が出るほど欲しいくらいですので…。

「深いエッジ使い」については、いずれ取り上げたいと思います。
ただ、この問題は中々難しく、「深いエッジ(乗り)とは何か?」「エッジに乗るとは何か?」「そもそもエッジに乗ると何故曲がるのか?」と掘り下げていく必要があるように思え(単純なブレードの傾斜のみで済む話ではないことは、あらふぉーさんも薄々理解してらっしゃるのではないでしょうか?)、更に私自身もまだ意見が曖昧な状態なので、取り上げるとしてもちょっといつになるか分からないような感じです。

…本当は実際にスケートをやってみるのが真の理解を得る早道なんですけどね。
[2009/03/05 20:20] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2009/03/06 00:10] | # [ 編集 ]
ありがとうございます
解説の方が『エッジの使い方が深くていいですね~』と言われるたびに、それは…深く傾けてて、氷との角度が鋭角的って解釈で…いいの?とか、やっぱりそれが上手な証し?とか、小塚選手なんかは、そんな斜めになっててコケんといてな~(>_<) と思ってました。 また、お考えがまとまったらお願いしますね♪

みどり選手は、リアルタイムで見られて幸せだったと思える選手の一人です。 ジャンプのお手本というなら、彼女を用いてもらいたいくらいです。巻き足であったとしても、助走が短く・男子並みの高さ・着氷後のランディングの美しさ… 例えると、真央ちゃんの3Aが『うわ~綺麗~♪』とすると、みどり選手は『うおぉ~!!す、すげえーーー!!』なんですよ …すいません、こんな言い方で(^_^;) 月並みですが、本当に凄かったですよ。
[2009/03/06 09:29] URL | あらふぉー #- [ 編集 ]
連投で…
ちなみに、アルベールビルのフリーを録画したテープは、繰り返し見過ぎて伸びてしまいました

実際に滑ってみて…とは、他ブログの競技経験者の方も言われてますが、もともと運動は不得意だし、年齢的に辛いかと(友人がスノボでコケて、尾てい骨にヒビ入ったことがありまして…) なので、私はこたつ観戦派ですね…
[2009/03/06 09:46] URL | あらふぉー #- [ 編集 ]
初めまして
ありがとうございます。
膝がやわらかいって聞くと身体能力最高!のような、賛辞の言葉と素直に受け取ってました。

実際には、手首なんかでスナップがよく効いているというような表現をしますがあんな感じかな?なんて。
柔らかさと強い弾力とが一緒になったような。

柔軟だけでは瞬時の早い動きには対応できないですよね!とても参考になりました。
[2009/03/07 13:48] URL | さざんか #- [ 編集 ]
>さざんかさん

コメントありがとうございます。

あ、「賛辞の言葉」っていうのは合ってると思います。
TVで膝の柔らかさに言及があった場合、それは間違いなく「賛辞の言葉」でしょう(多分)。
仮に、膝が柔らかすぎるのが原因でネガティブな印象を解説者が受けたとしても、そもそも解説者はその点には触れない…と思います。
[2009/03/07 20:11] URL | 管理人 #- [ 編集 ]
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