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フリップとルッツについてのあれこれ

ご無沙汰しております。

今回の記事は、いつもにも増して一般向けしなさそうな感じですが…。

宜しくお付き合い下さい。

 

==========


<フリップ・ルッツの矛盾>

 

wrong edge というのは、ここを読んでいる皆さんならよくご存知だと思いますが、

①フリップ(本来は左バックインに乗る)を、左バックアウトに乗ってジャンプ
②ルッツ(本来は左バックアウトに乗る)を、左バックインに乗ってジャンプ

(注:逆回転の場合は左右を逆にして理解して下さい)

…そういった場合のエッジの誤りを wrong edge と呼び、これらは減点対象となります。

 

でも、これってよく考えるとおかしいんですよね。

というのは、例えば…

「ルッツをバックインに乗ってジャンプ…って、それはそもそも普通にフリップと呼べばいいんじゃないの? なんでそれを”ルッツのエッジの誤り”として扱うのさ? バックインに乗って跳んでいるんだから、それはまさしくフリップに他ならないんじゃないの?」

…といった素朴な疑問が生じる余地があり、この点で矛盾しているためです。

 

どうしてこのような矛盾があるのでしょうか?

…以下、その理由を推測してみますと…。

 

==========

フリップ・ルッツを明確に跳び分けるのは実際問題として中々難しく、大多数の選手はそれができない(その多くは、上の②に当てはまる…つまり正しいルッツが跳べない)…という事情がまずありました。

こういった事情の下で、単純にエッジの違いだけでフリップ・ルッツを区別・認定してしまうと、例えば典型的な例である「ルッツをバックインに乗って跳んでしまう選手」については、事実上フリップしか跳べなくなってしまう(ルッツのつもりで跳んでもフリップと認定されてしまう)ことになってしまい、これがあまりにも多数の選手に当てはまってしまうことになります。

そうなると、

 

「そもそも殆どの選手が跳び分けられないんだから、この点でその選手達にペナルティーを与えるとすると、ペナルティーを与えられることがデフォルトとなってしまうので、それはよろしくない」

「女子ショートのジャンプ構成で、3Lz+2T・3F・2Aという典型的な例があるが、例えば正しいルッツを跳べない選手がこの構成を採ったとして、単純にエッジの違いだけでフリップ・ルッツを区別・認定してしまうと、認定されるジャンプとしては3F+2T・3F・2Aとなる可能性が高く、2つめの3Fが無効な要素となってしまい、このようなリスクを多数の選手に課すことになってしまって好ましくない。仮にリスクを回避しようとして3Lzを3Loに変更したとしても、フリップ・ルッツの跳び分けが出来る選手に対して大きく評価を下げざるを得ず、しかもこれが多数の選手に当てはまるので、やはり好ましくない」

 

…そんな考えが出てきてもおかしくはありません。

そのため、エッジの違いによる厳格な区別はせず、「フリップっぽく跳んでいればフリップ」「ルッツっぽく跳んでいればルッツ」でいいんじゃない? 正しくエッジを使って跳び分けられる選手については技術面で多少差が出るように評価すればOKでしょう………そういった価値観が蔓延し出します。

これを受けて、ルール上はエッジによる厳格な区別をしない状態が続いている…。

==========

 

…というのが上記の矛盾の理由だと推測します。

これは、良く言えば「跳び分けの出来ない選手への配慮」ということになるのでしょうが…。

個人的には「跳び分けの出来ない選手、及び跳び分けを教えられないコーチに対する甘やかし」ではないかと思うところです。

…悪しき慣習…と私は考えます。

本来ならば、使ったエッジの違いだけでフリップ・ルッツを区別すべきなのですから(※)

フィギュアというスポーツの技術の進化を阻害するものでもあるわけですし…(4回転やセカンドジャンプのトリプルをバンバン跳ぶ時代になっても、フリップ・ルッツが跳び分けられないまま…っていうんじゃ、進化のバランスが悪すぎますよね)。

(※)ちなみに、実際問題として、競技上フリップ・ルッツをどの点で区別・認定しているのか…というと、これは「プレパレーションで区別・認定している」としか考えようがないように思います。

つまり、踏み切り時に使うエッジの種類に関わらず、プレパレーションがフリップっぽいものならばフリップと、プレパレーションがルッツっぽいものならばルッツと認定する(その上で使用エッジの誤りがあれば減点する)…というのが現状ではないかと考えます(参考:フリップのプレパレーションルッツのプレパレーション)。

ただ…そうすると、あるフリップ・ルッツについて、次の2つの条件…

①「今まで見たことの無いようなプレパレーションを使っている」
②「本人の意図としてはルッツのつもりだが、バックインで踏み切りを行っている」 or 「本人の意図としてはフリップのつもりだが、バックアウトで踏み切りを行っている」

…を同時に満たす場合に、ジャッジはどちらのジャンプとして判断するのか…という問題が出てくるように思いますが…どうするんでしょうね?

どちらの判断にするかによってGOEも変わってくるでしょうし、また場合によってはザヤックルール等のジャンプの制限に引っ掛かるかどうかという問題にも絡んでくるでしょうから、大きな問題になるとは思うのですが…。

もっとも、勿論皆さんご存知のように、近年では跳び分けの出来ない選手には明確にペナルティーが与えられるようになり、正しいフリップ・ルッツを習得しようとする動きが目立つようになってきました。

この点はフィギュアのあり方・進化の仕方として当然のことであり、長年放置され続けてきた部分にようやくメスが入った(選手・コーチに意識改革が現れるくらいに、ルールが実効性を持つようになった)という感でもあります。

各技術を点数で明確に差別化する…という新採点方法の特徴がもたらした、数少ないメリットの一つではないでしょうか(この特徴があったからこそ、正しいフリップ・ルッツを追求する動きが出てきたのだと思います)。

 

 

<どうして跳び分けられない選手が多いのか>

 

では、そもそも何故フリップ・ルッツを跳び分けられない選手が多いのでしょう?(最近は減っているようにも思いますが)

…これも個人的な考えですが、次のような理由が考えられます。

 

①ジャンプを習得する時期・順序の関係で、感覚的な混同が生じがち

②シングルルッツを習得する段階で、正しいルッツを跳べるだけの基礎力が選手に備わっていないことが多い

③たとえ誤りがあったとしても、取り敢えず的にルッツを跳べるようにすることを優先しがち

④誤った跳び方を修正したいとしても、一度身に付いた跳び方を修正するのは容易ではない

 

これらについてちょっと説明してみますと…。

まず、ジャンプ習得の順序ですが、おおよそ以下の順になると思われます。

(1)スリージャンプ(アクセルと同じ踏み切りで半回転だけして降りるジャンプ)
(2)サルコウ
(3)トウループ
(4)ループ
(5)フリップ
(6)ルッツ
(7)アクセル
(8)ダブルサルコウ
(9)ダブルトウループ
 ・
 ・
 ・

選手の個人差や先生の指導方法によって多少の順序の違いはあると思います…が、フリップとルッツについては、フリップ→ルッツの順で連続習得するのが通常だと思われます。

そして、大概の場合、フリップ習得後、ルッツ(正しいエッジのルッツかどうかはともかく)はすぐに跳べるようになります。

フリップとほぼ同等の感覚で跳べてしまうためです。

…本当ならこの段階で、先生が厳しくエッジの使い分けを指導すべきなのかも知れませんが、例えば…

 

「正しいルッツなんてモノは殆どの人が跳べないし、それが出来ないからと言って致命傷となるわけでもない(注:最近はそうも言ってられなくなりましたが)。取り敢えずでも跳べるようになることを優先しよう」

「(シングル)フリップを習得した段階で正しいルッツを習得するなんて無理だよ。正しいルッツを跳ぶには前提としてそれなりの基礎力が必要だし、この段階でそこまでの基礎力があるなんて到底思えない。取り敢えずでも跳べるようになることを優先しよう」

「誤ったルッツは、それなりに基礎力がついてきた段階で、少しずつ直していけばよい」

 

…といった思惑により、ルッツは敢えて適当に済ませるという先生も多いと思われます。

そういった背景があり、感覚的にルッツを「フリップのちょっと変形したモノ」と捉える選手が多くなるわけです(感覚的にルッツを「フリップとは別モノ」と捉えられる選手は希だと思います)。

ある程度力のついた段階で、選手に正しいルッツを習得しようとする意識が芽生える、或いは先生が正しいルッツを指導するなりして、すんなり正しいルッツが習得できればいいのですが、一度身に付いたモノを矯正するのはとても難しいことで(まっさらな状態から習得するより難しいかも知れません)、ずるずると悪い癖を引きずったままシニアになってしまった…そんなパターンが多いように思います。

 

…なお、「フリップにエッジの誤りがある選手(フリップをバックアウトで跳んでしまう選手)」についてですが…。

これは希なケースだと思います(TVではよく見かけますが、そもそもTVに出てくる選手というのは例外的な選手ばかりですので。通常はルッツにエッジの誤りがあるケースが多くなると思います)。

何故このような選手が出てくるのかと言いますと…。

私自身そういった選手ではありませんでしたので、推測しか述べられませんが…例えば、最初は正しくないルッツしか跳べなかったけど、ある時期ふとした切っ掛けで正しいルッツの跳び方のコツを理解した…そしたら凄く効率の良いルッツを跳べるようになった…という選手がいたとします。

そして、次第にその選手のルッツの技術はフリップに影響を与えだし、フリップもルッツと同等の感覚で効率良く跳ぼうとするようになり、その結果、フリップをアウトエッジで跳んでしまうようになった…というのが実情ではないかと思うところです。

…余談ですが、キムヨナ選手については、この「フリップにエッジの誤りがある選手」の傾向があるわけですが、ルッツよりもフリップが得意であるような印象を受けます。

上の理屈ですと、そういった選手は、ルッツがベースになってフリップに影響を与えるのだから、ルッツの方が得意になるんじゃないか…とも考えられるのですが、キムヨナ選手の場合、そこ(ルッツベースのフリップを習得した段階)から更にフリップに磨きをかけたため、エッジの誤りの可能性があるとはいえ、フリップの方が得意となったのではないかと想像します(結局のところ、ルッツよりフリップの練習量が多い(推測)という話なのかも知れません)。

 

 

<フリップ・ルッツの wrong edge はどちらも同価値?>

 

ところで、ルール上、「フリップの wrong edge」と「ルッツの wrong edge」の価値(減点量)は同じなのでしょうか?

…ルールの全てを調べた上で述べるわけではありませんが、恐らくそれらは、どちらかが低い価値として扱われている…といったことはなく、同じ価値として扱われている(つまり、同じ基準で減点され、その減点量も同じ)ように思えます。

そして、それはそれで妥当なルールかなとも思うのですが…。

この点、個人的に少し違和感を感じる部分だったりします。

というのは…。

「正しいフリップ」は、普通に練習していれば大体出来るようになると思うのですが(すぐ上で述べたような例外もありますが)、上で述べたように「正しいルッツ」の習得は中々難しく、「誤ったルッツ」を習得することが多くなります。

ならば、「正しいルッツ」を跳べるということは、それだけで高度な技術であり、普通によくある「誤ったルッツ」に対して大きな点差をもって高く評価すべき…と考えられます。

そして、普通によくある「正しいフリップ」については、それは普通なのだから、(上の「正しいルッツ」のように)特別高く評価する必要はなく、「誤ったフリップ」が純粋な技術としては難しいと思える(この点は、後の補足で説明)ことも考えると、「正しいフリップ」に対して「誤ったフリップ」を余り低く評価すべきではない…とも考えられます(※補足)

そのように考えると、同じ価値として扱うことはないのではないか…「誤ったルッツ」と比べて「誤ったフリップ」はそれ程低く評価する必要はないのではないか………というのが「同じ価値として扱う」ことに対して違和感を感じる理由かなと思うところです。

 

(※補足)

まず『「誤ったフリップ」を余り低く評価すべきではない』という考えに対しては、

『普通にやっていれば正しいフリップが跳べるのに、それが跳べないということは、簡単な技術(普通に皆が出来る技術)が出来ないということだ。なので、そんな「誤ったフリップ」は低く評価して当然だ』

という反論があるかも知れません。

…が、個人的にはその反論には手放しでは賛同できません。

よく考えてみると、フリップを跳ぶためには、通常プレパレーションとして

①「スリーターンから入るパターン」
②「モホークから入るパターン」

のどちらかを用いることになりますが(参考:フリップのプレパレーション)、「誤ったフリップ」を跳ぶとなると、これらのプレパレーションが次のように変化する(そうならないパターンもあり。この節の末尾参照)ということになります。

①の「スリーターン」が「ロッカー」に変化
(つまり、「左フォアアウト→スリーターン→左バックイン」の部分が「左フォアアウト→ロッカー→左バックアウト」に変わる)

②の「モホーク」が「チョクトー(右フォアイン→左バックアウト…とするターン。なお、厳密にはこれはチョクトーとは呼ばないかも知れません)」に変化
(つまり、「右フォアイン→モホーク→左バックイン」の部分が「右フォアイン→チョクトー→左バックアウト」に変わる)

(要するに、「インで跳ぶべきものをアウトで跳ぶ」のが「誤ったフリップ」ですから、このように跳ぶ直前のエッジが「イン→アウト」に変化し、それに伴いターンの種類も変化する…ということです)

…スリーターンよりロッカーの方が、モホークよりチョクトーの方が、それぞれ難しいですので、ジャンプのプレパレーションとしてはより難しいものに変化することになります(文字にするとちょっとした違いのように見えますが、実際には相当感覚・難度が変わると思います)。

それはつまり、「誤ったフリップ」というのは、「難しいプレパレーションを用いたルッツ(普通にルッツを跳ぶより難しい)」と同義と考えることができ、そのため、確かにフリップとしてはエッジが誤ってはいますが、純粋に技術としては「正しいフリップ」よりも高度…加えて、普通のルッツよりも高度な技だと思え、この点で『「誤ったフリップ」はもっと低く評価すべきだ』とする意見には素直に賛同できないところです。

…ただ、難しいことをしているとはいえ、それは無用な難しさであり、また、インサイドで跳ぶべきところをアウトサイドで跳んでしまうということは、エッジのコントロールが出来ていない証とも考えることもでます。

そういったマイナス面も考慮すると、純粋な技術としては難しいことをしていたとしても、ルール上、「誤ったフリップ」を「正しいフリップ」より高く評価すべきではなく、勿論低く評価すべきですが、その低さの程度については、「誤ったルッツ」ほど低く評価する必要はない…とするのが妥当ではないかと考えます。

(なお、細かいことですが、「誤ったフリップ」を跳ぶためには上のようにプレパレーションが変化する…と書きましたが、プレパレーションは変化せず、通常のプレパレーションにプラスして、跳ぶ直前に「左バックイン→左バックアウト」とチェンジエッジが生じるだけ…というパターンも存在します。個人的には、こちらの方が技術的には美しくない…難度としても上述のものより幾分劣る…と思ったりします。ただ、この場合であっても、純粋な技術としては、正しいフリップや普通のルッツよりも難しいと思えるのは同じです)

 

 

<その他>

 

 …余談ですが、「正しいフリップは跳べるが、正しいルッツは跳べない」という選手の典型例として、村主章枝選手を挙げておきたいと思います。

なぜ村主選手が典型例なのかという話は、少し置いといて…。

村主選手の場合、ルッツは「誤ったルッツ」として特筆すべきところはないのですが、フリップにちょっと注目してみて下さい。

参考VTR:村主章枝選手(4:26のフリップ)

確かに、ジャンプする瞬間の使用エッジは「左バックイン」で、「正しいフリップ」と呼べるものです。

が、 そのプレパレーション…村主選手の場合は必ず「スリーターンから入るパターン」のプレパレーションを用いますが、ここに注目すると、「スリーターン後の左バックイン」から直接フリップを跳ばず、「スリーターン後の左バックインで少し間を置き、跳ぶための踏み込み動作に入ると ころ辺りで一旦左バックアウトに一瞬チェンジエッジし、その直後再び左バックインにチェンジエッジしてジャンプする」といった流れになっているのが分かる と思います。

何故このような癖があるのか推測してみますと、このような選手は、まずフリップを習得する練習(あるいは普段のフリップの練習)で「ターン後の左バックインで腰が流れないように特に注意しながら練習していた(練習している)」と思われ、それが故に腰が流れていないことを確認するために間があるのであり、間があいたこの状態から急に「跳ぶことを前提とするインサイドの乗り」を作り出すのは難しいので、一旦アウト側にふくらみ、そしてインサイドに戻すことで、「跳ぶことを前提とするインサイドの乗り」を 作り出しやすくしている…というのが理由の一つではないかと考えています。

自転車に乗っていて、真っ直ぐ走っている状態から左に曲がろうとした場合、一旦右側に少しふくらんでから左に曲がった方が曲がりやすい…と思うのですが、あれとよく似た現象なのかもしれません。

…実はこの癖、フリップの癖として他の選手でもよく見かけるものだったりします。

ルッツに典型的なエッジの誤りがあり、フリップにもよくある癖がある…ということで、村主選手を典型例として挙げてみました(あと、跳び方の見た目の感じが典型的…というのもあります)。

 

==========

 

 …あれこれ書いてきましたが…。

いかがでしたでしょうか?

一応頑張って読んで頂ければ理解して貰えるように書いたつもりなのですが…。

分かり易く・簡潔に・誤解の余地をできるだけ生じさせない…という文章を書くのは難しいと、つくづく思います。

 

…蛇足かも知れませんが、もう少し書かせて貰いますと…。


上でも少し触れましたが、近年ではあからさまにフリップ・ルッツにエッジの誤りがある選手というのは減ってきたように思い、今後も恐らく減っていくことでしょう。

そして、跳び分けが出来る選手が多数を占めるようになり、最終的には「フリップ・ルッツを使用エッジの違いだけで区別・認定する」となれば良いのですが…。

それは中々難しいかも知れませんね(色々な理由から)。

跳び分けを上手に教えられる先生がいたとして、その先生が教え方を他の先生に広める・技術共有を持ちかける…といったことでもあればよいのですが…。


…どうすれば跳び分けが出来るのか。

これについては、以前別のエントリーでも書いたのですが、その文章を引用しますと…。

正しい感覚としては、ジャンプする瞬間において、フリップがどちらかというと右足に重心があるのに対し、ルッツは左足に重心がある…というのが私の考えで、前述の「偽ルッツ」を跳んでしまう選手は右足に重心をかけてルッツを跳んでいるのではないかと考えています。

この考えが正しいという客観的な証拠はありませんが、恐らくこの点が跳び分けの成否を左右するポイントだと個人的には考えています。

 

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[2009/07/18 18:40] | 技術関連 | トラックバック(0) | コメント(29) | page top
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[2009/07/19 01:21] | # [ 編集 ]
はじめまして、ロッシュと申します。

こちらのBlogの存在を今月に入って知りました。
過去記事を拝読し、いろいろ勉強させて戴ければと思っています。

さて、疑問を抱かれていらしゃるところについて少しコメントさせてください。

>フリップ・ルッツの矛盾

>ただ…そうすると、あるフリップ・ルッツについて、次の2つの条件…
>①「今まで見たことの無いようなプレパレーションを使っている」
>②「本人の意図としてはルッツのつもりだが、バックインで踏み切りを・・・
>…を同時に満たす場合に、ジャッジはどちらのジャンプとして判断するのか…

出来るだけそのような事態に陥らないように下記のようなものによって想定外の
出来事を事前に排除しているのでしょうか。
(ア)事前提出の演技構成予定表 〔予め演技者の意を把握〕
(イ)公式練習         〔演技者の演技特徴を把握〕
ただ、本演技に(ア)以外の内容で臨んで来る場合もあり得るでしょうが、その
多くは演技失敗以降での挽回を目論んでの演技内容変更でしょうし、そこでの
ジャッジングに疑問を唱えられても、その選手が大会の上位に入り、その大会に
大きく影響を与える可能性はかなり低いものだととも思えます。

>フリップ・ルッツの wrong edge はどちらも同価値?

F〔(wrong edge)+(難しい入り)〕とLz(wrong edge)の比較。
比較の方法を 基礎点 + GOE評価換算点 で考えても
F、Lzの基礎点差を越えるだけのGOE評価換算点差は得られない
と言うことですか。それともそれでは不十分な対価差とのお考えですか。

>最終的には「フリップ・ルッツを使用エッジの違いだけで区別・認定する」
となれば良いのですが…。それは中々難しいかも知れませんね。

現状の審判員配置では、到底厳密な判定がなされるようには思えませんね。
ジャンプの真正面や真後ろでなければ正確性に欠ける判定となりそれを
補うにはテクニカルコントローラー4名程度増員しリンク各コーナーに
配置が必須でしょうね。更にその内のどのTCが判定を下すのかとても
瞬時に決める手立ては見つかりません。
まるで大相撲です。とても実用化にまではもって行けないでしょうね。

☆私の疑問

A トゥループ → ループ+トゥ
B フリップ  → サルコウ+トゥ ですよね。 
なぜ、Bにエッジワークの判定をプラスし、Aにはエッジワーク判定
が存在しないのでしょうか?
実際、トゥループを難しいインサイドエッジで跳んでしまっている人
は居ないのでしょうか。
もしも、F、Lzの区別を無くすとジャンプの種類が少なくなり過ぎ、
今のジャッジシステムが副わなくなるからでしょうか。
だとしたらアクセルの右足インサイドエッジ踏み切りのジャンプを
新設するなど物理的知見からジャンプの種類を設け直すべきではない
でしょうか。
右足アクセルは故障者続出に陥る可能性大かも知れませんが・・。

以上、素人の浅しき考えで申し訳ありません。
[2009/07/20 19:06] URL | ロッシュ #FktizdxQ [ 編集 ]
>ロッシュさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

早速ですがレスさせて頂きますと…


>フリップ・ルッツの矛盾
>大きく影響を与える可能性はかなり低いものだととも思えます。

そうですね…問題が発生したときの影響力の大きさについて少し置いとくとして…。
個人的には、実際に問題になる可能性はかなり低いと思っています(そういった問題が発生したところを見たことがありませんし)。

…ただ、ここで言う2条件を同時に満たしたフリップ・ルッツがぽっと出てくる可能性がないとは言えません。
例えば、「そんな場合にジャッジはどう判断するんだろう?」と考えた選手が、(意地悪で)実験的にそういったジャンプを唐突に入れてみた…といったことが起こらないとも限らないわけですし。

そして、そうしたジャンプが出てきてしまうと、他のジャンプとの兼ね合いで、ジャンプの制限に引っ掛かる可能性も出てきてしまうことになります。
それはつまり、フリップ・ルッツのどちらと判断するかによって、無効な要素とされるジャンプが出てきてしまうこともある…ということで、重要な判断となることもあり得るのではないかと思ったりします。

…まあ、実際問題となる可能性が低いことから、特に問題視する必要はないのかも知れませんね。

…でも、私が現役選手だったら、一回くらいはそんな意地悪をしてみたくなる…と思うわけで。


>フリップ・ルッツの wrong edge はどちらも同価値?

この点については、今回のエントリーの内容としては、エラーがあった際の基礎点・GOEの点を比較考量して妥当かどうかといったことは考えてはいません。
「誤ったフリップが誤ったルッツより技術的に高度に思えること」や「どちらの方が技術的な未熟さが原因となっているかというと、誤ったルッツの方がそうであると思えること」といった単純な理由で、フリップの wrong edge の方が価値が高いように思える…と書いたわけなんですね。

…うっ、本文にこう書けば短く済んだのに…無駄に長く書いてしまった…かも…。


>現状の審判員配置では、到底厳密な判定がなされるようには思えませんね

確かにそこまでしないと現状での厳密な判断は難しいかも…いや、そこまでしてもまだ厳密と言うには足りず、氷上のトレースをチェックする(複数の望遠カメラ等で)くらいしないと厳密とは言えないかも知れません。。

ただ…以下ルッツに焦点を当てて話をしますが…本当の意味での「正しいルッツ」が跳べる選手というのは、カメラアングルによる差など関係ないほど、明らかにアウトサイドで踏み切れるんですね(近年ではこれができる選手が増えているように思えます)。
インかアウトか、カメラアングルで判断がどうとでもなる…といったレベルのルッツは、本当の意味での「正しいルッツ」ではないと思います(本文で「大多数の選手が正しいルッツを跳べない」的なことを書きましたが、これは「本当の意味での正しいルッツを跳べない選手が大多数」という意味で考えて貰っても構いません)。
フリップベースのルッツを「取り敢えずアウトに修正して跳んでみました」的な跳び方では、これを「正しいルッツ」と胸を張って呼ぶことはできない…と個人的には考えています。

エントリー本文でも書きましたが、重心を右足にするか・左足にするか…この点に気づけるかどうか、そしてその気づきを実現できるかどうか…正否はここにかかっていると思います。

理想的には、こういった本当の意味での正しいルッツがみんな跳べるようになって、このジャンプを基準として、それより劣るものを減点対象とする…となればいいんですが、難しいでしょうね…。


>なぜフリップ・ルッツだけにエッジ判定があり、トウループにはそれがないのか

これの理由は簡単で、トウループは(恐らく)全ての選手がトウループにエッジのエラーが無いのに対し、フリップ・ルッツはエッジのエラーが多いためです(推測)。

確かに「トウループをインサイドで跳ぶ」というジャンプ(確か「トウウォーレイ」だった思います)なんかもありますが、余程意識してそうなろうとでもしない限り、天然でトウループがトウウォーレイになってしまう…なんてことはまず無いでしょう(因みに、トウウォーレイは確か現ルール上はトウループとして処理されるんだったと思います)。

トウループの場合、エッジの種類云々よりも、所謂「またぎジャンプ(左トウに重心を置き、そこを中心に回ってしまう跳び方。浅田真央選手もジュニアの頃はそうでしたよね)」が問題となることが圧倒的に多いでしょうね。

…余談ですが、右フォアインで跳ぶアクセル…これを確か「インサイドアクセル」と呼ぶと聞いたことがあるような気がしますが、昔エレーナソコロワ選手がステップシークエンスの中で使っていたのを覚えています。
[2009/07/21 19:02] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
管理人 さまへ
詳しく説明してくださり、ありがとうございました。

ここ最近、Lz・Fをここまで厳密に要求してくる必要性って何か理由があるのでしょうか。かなり疑問に思っています。もちろん、きっちと跳び分け出来ている選手には、大いに敬意を評していますが、ルッツさん自身は、Lz・Fの跳び分けが出来たのでしょうか?非常に興味が湧いてきます。
①F得意Lz苦手 ②Lz得意F苦手 ③Lz、F苦に無く
③は極少数、①、②が大半でしかもその比率に大差が無いようにも思われるのですが、Lz・Fが技術面での差はあれど得手、不得手の世界に思えてしまいそうです。

新採点システムに替えたとき、トゥサルコーとして、ひとくくりにしておけばよかったのでは・・・。
技に人名を持って来たがゆえに変に拘わらなければいけない風潮が存在し、Lz・Fをひとくくりに出来ない要素として立ちはだかったりしていないのでしょうか・・・。
「高い技術は大いに評価する」の思想からなのかも知れませんが、ことジャンプに関しての種類分けは、誰かがやったことがある、やっているからの分け方ではなく、物理的知見からの区分けを行う。ある部分(トゥサルコーのエッジワークで細分化)に着目するのであれば、こちら(トゥループのエッジワークで細分化)もそれに準じる。今は誰も出来ないジャンプが存在してもいいのではないでしょうか。人の野望、潜在能力、努力がいままでのジャンプを可能にして来たのですから。
[2009/07/22 22:05] URL | ロッシュ #FktizdxQ [ 編集 ]
>ロッシュさん
>ここ最近、Lz・Fをここまで厳密に要求してくる必要性

ええと「最近フリップ・ルッツの判定が厳しくなってきているけど、そんな必要性あるの?」という質問意図と理解してよろしいでしょうか?

個人的な考えですが…。

…必要性云々という話ではないと思います。
本文でも書きましたが、「各技術を点数で明確に差別化する…という新採点方法の特徴」があったが故の必然だと思います(選手同士の切磋琢磨がある一定の水準を超えて差がつきにくくなれば、必ず手つかずの領域(フリップ・ルッツの厳格な跳び分けなど)にルールが踏み込み、この部分での点数の差別化を図ろうとしてくるのは当然…と思います)。

及び、「フィギュアのあり方・進化の仕方」としても、いつかは真正面から取り組まなければならなかった課題として不可避だった…と思うところです。


>①、②が大半でしかもその比率に大差が無いようにも思われる

得手不得手と可不可はちょっと違うのですが、可不可で考えますと、本文に書いたとおり「正しいフリップは跳べるが、正しいルッツは跳べない」選手が多数となります。
そしてこれも本文に書きましたが、基本的にTVによく出ている選手というのは例外で、TVに出てこない選手も含めると、やはり上のような選手が多い…と、私の知る限りではそのように思えるところです。


>トゥサルコーとして、ひとくくりに

そうですね…。
恐らく現場レベルでは誰もそのように(少なくとも積極的には)希望しないと思われます。

なお、トウサルコウ(=フリップ)と書くと、なんだかフリップはサルコウにトウをくっつけるだけ…のような印象を与えかねないわけですが、サルコウとフリップは感覚的には全く異なるジャンプと捉えている選手が殆ど全てだと思います。
トウループ・ループについても同様のことが言えます。


>技に人名を持って来たがゆえに変に拘わらなければいけない風潮が存在し

う~ん…それはないんじゃないでしょうか。
現在ジャンプの種類があの6種類になったのは、それらが競技に用いるジャンプとして実用的であるからであり、その他のジャンプ(ウォーレイ・トウウォーレイ・トウレスルッツ・インサイドアクセルなど)はそうではないため…だと思います。
そういうマイナーなジャンプは、跳び方が尋常でないほどに難しく、練習すればシングルなら跳べても、ダブルまで届く人はかなり希…ましてやトリプルとなるとまず不可能…といったものだと思えますので…。
それに…これ以上ジャンプの種類を増やしても、現状…特に女子シングルで苦手ジャンプを跳ばない選手がいることや、選手の負担がピークに来ていることを考えると、実益に乏しいのではないかと思います。

==========

…と書いてきたわけですが…。
ええと、なんとなくですが…ちょっと難しく考えすぎではないでしょうか?
なんとなく…そんな印象を受けたもので…。
[2009/07/23 01:49] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
パンダ師匠さま
こんにちは。昨夜こちらをを久しぶりにチェックしたら、長らく気にしていた内容がエントリーされていたので眠たい目をこすりながら一気に読みました。
で、「ルッツとフリップの跳び分けができない=正しいルッツが跳べないことが原因」とあり、
えっっなんでなんで!!!間違いフリップも同じじゃないの?とびっくりしてよ~く読んだら分かりました・・・。
つまり正しいルッツが跳べてフリップがリップになる選手は、一度は正確なフリップをマスターしている。アウトサイドエッジの踏み切りは難しいってことなんですね。ルッツがフルッツになる選手はそもそもアウトエッジで跳ぶことをまだ習得できていないということなんですね。
がっくりきましたが最近何か贔屓選手に対して盲目的ファンだった私も色々とあって「盲目的」が取れかなり客観的に見れるようになっています。盲目的でいたかったという思いもあります。当然今でも一番に応援していますしシーズン始まればまた盲目的に戻るかもしれません(笑。

結局リップの選手がエッジを正しく修正するよりもフルッツを正しいルッツに矯正する方が難しいということなんですよね。
はああああという気持ちです。
資料室の用語集で以前フリップとルッツを読んだとき、
フリップの場合は

>ルッツのようにアウトエッジで踏み切られることが少なくないが、これは間違った跳び方(リップ)である。

と若干軽めの表現。ルッツに関しては

>バックアウトでアプローチすればルッツになるわけではなく、その後の踏み切りでアウトエッジを使うことこそが肝要なのである。

とエッジに関して強く表現されていたのが合点がいきました。
最近様々なことに免疫が出来すぎてショックもよく分かりません。

ちなみにフリップの入り方についてですが、外国人選手は私が気付いた限り殆どフリップをスリーターンから跳んでいます。日本人は今のところ村主さん以外みんなモホークの入りです。スピードを生かして幅を跳ぶにはスリーターンが良い気がするのですが、日本人にモホークが多い傾向は何故なのでしょうか。
よければ教えて戴きたいです。お願い致します。
[2009/08/02 11:04] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
>LaLaさん

お久しぶりです。
好きな選手を応援したい気持ち…現実はどうあれ、あるいは現実逃避してでも好きな選手を応援したい気持ち…というのは、程度の差はあれ、人にはあるんですよね。
かく言う私にもそういう側面はあったりするんです。
…一時、好きな選手(基本的にはスケートが上手な選手が好きです)が勝てない時代…どうしても好きになれない選手が勝つ時代がありまして、そのときは私、TVのエアチェック全然していなかった位ですから…。
ある種の現実逃避ですね…今考えれば。


>ルッツとフリップの跳び分けができない=正しいルッツが跳べないことが原因

うぅん…そう意図したつもりはないのですが、

>正しいルッツが跳べてフリップがリップになる選手は、一度は正確なフリップをマスターしている

ということを確かに書いています(推測ですが)ので、結果的にはそう書いていることになりますでしょうか。


>ルッツがフルッツになる選手はそもそもアウトエッジで跳ぶことをまだ習得できていないということなんですね

確かにそうかも知れません。
…が、一つ補足しておきますと、これも推測ですが、「誤ったフリップ」を跳んでしまう選手がかつて跳んでいたであろうと思われる「正しいフリップ」は、恐らくシングルやダブルといったジャンプを練習している段階の、謂わば「発展途上中のフリップ」であって、トリプルを跳ぶような完成されたジャンプとしての「正しいフリップ」ではないのではないかと思います。
”一度は正確なフリップをマスターしている”とはいっても、それはトリプルレベルでのフリップではなく、フリップ習得過程の初期~中期辺りでのフリップなのではないか…ということですね。

…というのは、基本的にジャンプの技術というのは、完成に近づけば近づくほどその根本を変えるのが難しくなる…だから変化があったのであれば、それは完成未満の時点での可能性が高い…と、そう考えるためなんです。


>リップの選手がエッジを正しく修正するよりもフルッツを正しいルッツに矯正する方が難しいということなんですよね

これはその通りだと思います。
及び、「完成に近づけば近づくほどその根本を変えるのが難しくなる」と上で書いたとおり、トリプルが跳べるほど技術が出来上がってしまったジャンプについては、その根本を変えるのはかなり難しいと思われます。

…余談ですが、極めて珍しい例として個人的に印象に残っているのが、浅田真央選手のトウループです。
ジュニア時代やシニア上がりたての頃のVTRを見て貰えれば分かりますが、この時点での浅田選手のトウループは、トウアクセルとでも表現すべきほど酷い「またぎジャンプ(上の方のコメント欄参照)」で、それでトリプルとか跳んでいたんじゃなかったでしょうか…ともかくその「またぎジャンプなのに多回転」というアンバランスさが強烈に印象に残っていました。
…そして驚くべき事に、シニアに入ってからある程度した段階で、これを見事に修正してきたんですよね(トウループの必要性に迫られて…ということだとは思うのですが)。
これには本当に驚きました。
トップクラスの選手となるとジャンプの技術はほぼ出来上がっていて、それを根本から変えるのは難しい…と普通はそう考えると思いますので。
でも、一つの可能性として「浅田選手はそもそもトウループを殆ど練習していなかったのでは? だからまたぎジャンプになったんじゃないの? それでも多回転のジャンプを跳べたのは、彼女のセンス故じゃないの?」とも考えられ、「そもそもトウループは出来上がっていなかった。だから修正できた。プラス、彼女のセンス。」ということなんじゃないのかなと個人的には思うところです。
でも、そのセンスをもってしても、ルッツを完全に修正するのは難しいのではないかと…正直なところはそう思います。


>日本人にモホークが多い傾向は何故なのでしょうか

これは難しい質問ですが、恐らく「スケート文化の違い・お国柄の違い」といった理由になると思います。
物理的にどちらのプレパレーションが合理的か…というと、「どちらも変わらない」というのが正直なところです。

…そういった話とは別に個人的な話をしますと、私はモホークからのフリップの方が好きでした。
というのは、理由の一つとしては、こちらの方がステップからのフリップをする場合に汎用性が高いからなんですね。

スリーターンからのフリップの場合、本文の「フリップのプレパレーション」のリンク先の記事で言うところの、(甲「何らかのステップ」→)乙「①の定番プレステップ」→丙「スリーターンから入るパターン」となることが多いわけですが、この乙→丙のステップは…なんというか…「ステップからのジャンプ」としてのステップらしくないんですよね…。
あまりスパスパっと踏む感じのステップではなく、あくまでも普通に跳ぶ「定番プレパレーション」でしかないんですよね。
乙丙の流れで普通のプレパレーションと認識してしまうので、幾ら甲で素晴らしいステップを踏んでいたとしても、甲と乙丙の間で流れが分断しているように感じてしまうんです(それはつまり、村主選手のステップからのフリップは、ステップからのフリップとしては違和感を感じる…ということなんですけどね)。
なので、このスリーターンからのパターンの場合、ステップからのジャンプらしくしようと思えば、その分断を感じさせない工夫が必要で、その一つとして考えられるのが、甲→丙とする方法(乙を省略する)です。
そこで示した本田武史選手のステップからのフリップ「左バックイン・スリーから上記①に繋げる」がまさにそれで、これでしたらステップからのフリップとして違和感がない感じです。
ただ、「その分断を感じさせない工夫」としてはこのステップくらいしか見かけず、バリエーションに乏しくなってしまうのが問題です。

他方、モホークから入るパターンの場合、モホークの前のプレステップは、割と何を自由に入れても違和感がないような感じで、ステップをスパスパっ→モホーク!→ジャンプ!…とリズムよく跳べるような感じなんですね(って、分かり辛いですよね…)。
特に、「右バックアウト→スリー→右フォアイン→モホーク」…つまり「右バックアウトスリー→モホーク」というスケーターにとって定番中の定番ステップがあるわけなんですが、これがジャンプ直前に使えるというのが大きいです。
同じ理由で、サルコウやトウループでも「右バックアウトスリー→モホーク」をジャンプ直前のステップとして取り入れることが多いと思います(ループもかな?)。

…そういった事情等でモホークから入るのを好むわけですが、こう考えること自体が既に「日本のスケート文化」なのかもしれず、他の(日本人)スケーターも同じようなことを多かれ少なかれ感じているのかなと思ったりします。

==========

ええと、関係のないことまで沢山書いてしまいましたが…。
関係のあること・ないこと、全て基本的に私見ですので、余り重くは捉えないで下さいね。
[2009/08/02 18:29] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
パンダ師匠さま
お返事有難うございます。
スリーターンからのフリップよりモホークからのフリップのほうが前にステップをつける場合バリエーションが増えるんですね!なるほど、それを聞けばモホークからのフリップジャンプのほうが好きになれる気がします。今まではどうもスリーターンからのほうが迫力があるように見えてしまって。でも男子や少数の女子以外はスリーターンからのものはターンのあと足元がブレている選手もいて美しくないと思ったことがありました。完全に足元がずれているのが分かる感じです。サルコウでもたまに見かけます。
スリーターンからのフリップはユリア・セバスチャンのステップからの3Fを見ましたが確かに少し慌しかったです。パンダ師匠の仰る乙は省いたほうがスッキリするんでしょうね。

浅田選手のトウループはジュニアのものが見つけられずにとりあえずは07世界選手権フリーの2A-3Tを参考にしましたが明らかな回転不足だったのであまり参考になりませんでした。
でも今はEXでも単独3Tを跳んでいて、しっかりまわってますよね。以前3F-3Tの練習風景を見たことがあるのですがとても美しかったです。
今の採点システムのせいなのでしょうが、やっぱりコーチの方にはジュニアの内から3Tや3Sなど基礎点が低くてももっと練習を積ませてあげて欲しかったです。ルールなんていつ変わるかも分からないので目先だけを見ないで欲しいですよね(指導者の方のことです)。

ルッツとフリップ跳び分けの区別化、できれば5年ぐらい前から始めて欲しかったです。でも5年ていうとだいたい今のルールが本格採用されたころですね(笑。
[2009/08/03 11:38] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
追記です。
パンダ師匠、
トゥアクセルって前向き踏み切りのトゥループのことですよね。浅田選手今はちゃんと綺麗に後向き踏み切りで跳ぶようになってますよね。良かったです。

(私もGPシリーズBSで見てました。放送される日はかなり遅いのにあの時のほうが緊張感があって良かったです。別のエントリーからすみません。)
[2009/08/03 22:58] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
はじめまして。
私もフリップの入り方については疑問に思っていたのでスッキリしました。
では 特にどちらの入り方が難しいという訳ではないのですね。

ブログの中でヨナ選手はフリップが得意と書かれていましたが
私は苦手なんだと思っていました。
エッジがアウト傾向にありますしFPでは3Lzは2回入れていますが3Fは
1度しか入れてませんし。
先日 オーサー氏が海外サイトの中でヨナ選手がプログラムの中で
3-3は3Lz-3Tにすると決めたと言っていました。
その場合SPだとステップからのジャンプは多分 3Fになるのではと思いますが
彼女はスリーターンからのフリップなのでステップが問題になると思います。
どのようなステップにするのか分かりませんがあまり加点はもらえなくなるのでは
ないかと思います。



最後に管理人さんがおっしゃっている 本田武史選手のステップからの3Fの映像は
何年のどの試合か教えていただきたいのですが。


[2009/08/04 00:07] URL | sarah #HfMzn2gY [ 編集 ]
ユリア・セベスチェン選手のビデオを幾つか見直しましたが、確かにステップからのフリップにスリーターンから入るプレパレーションを用いています。
ステップからのジャンプが価値があるのは、やはり跳びにくい状況下で跳ぶからこそ価値があるのであり、普通に「通常の(ステップからのジャンプでない)ジャンプ時に用いるプレパレーション」をジャンプ直前に使ったのでは、それが跳びにくい状況下で跳んだジャンプだとは到底思えないんですね。
「何らかのステップ」→「一旦姿勢をリセット」→「通常の(ステップからのジャンプでない)ジャンプ時に用いるプレパレーション」とどうしても断片的に捉えてしまい(連続性が感じられない)、ステップからのジャンプとするには違和感を感じてしまいますね(但し、モホークからのフリップの場合、「通常の(ステップからのジャンプでない)ジャンプ時に用いるプレパレーション」をジャンプ直前に使ったとしても、違和感を感じにくい傾向があると思います)。

トウアクセル…というのは、私も正確な意味は良く知らないんです(現場で使われているのを聞いたこともありませんし)。
ただまあ、意味するところは大体分かるかな~という程度ですね。
イコールかどうかは分からないのですが、現場では「またぎジャンプ」とよく言われていたように思います。
トウループの悪癖の代表ですね。
…トウループというのは、跳ぶ瞬間において、基本的に「右足」に重心の大半があり、トウをつく左足はホントに軽く、右足踏み切りを補助するような感じなんですね(重心の割合でいうと8:2くらいかも)。
そしてその右足がそのまま回転の軸となります。
またぎジャンプの場合、トウをついたときに、一旦重心を右足から左足に移動し、左足を軸に回転を開始して跳び上がる…と、根本的にその跳び方が異なるんですね。
…通常、これは先生に厳しくチェックされているはずなんですが…その当時の浅田選手の先生は何故放置していたんでしょうね?

BSの放送は私も緊張感があったと思います。
本当に民放は…。
[2009/08/04 00:46] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
>sarahさん

はじめまして。
例のフリップのプレパレーションについては難度的な差はないと思いますが、個人差レベルでの得手不得手というのはあるかも知れないですね。

>ブログの中でヨナ選手はフリップが得意と書かれていましたが私は苦手なんだと思っていました

そうですね…私も絶対の確信があるわけではないんです。
ただ、エッジのエラーがあるかどうかはともかく、質的・成功確率的には、やはりフリップの方が上のような気がします(3-3コンビネーションもフリップからですし)。
…まあ、得手不得手に関しては、確実なことは本人に訊いてみるほか無いですよね。

>3-3は3Lz-3Tにすると決めたと言っていました

ルッツの方が得意だからそうした…という可能性は確かにあると思います。
ただその場合、「ルッツの方が得意だというのなら、何故これまでの試合でそうせず、フリップの方でコンビネーションをつけたの?」という疑問がでてくることになります。
この疑問について合理的な回答は難しい…と思います(本当はルッツの方が得意だけど、それまではルッツよりフリップの方が調子が良かったから…という可能性もありますが、フリップの質や成功率との対比でルッツを見てみると…それは考えにくいかなと思います)。

キムヨナ選手がルッツに3Tを付けることにした理由として推測できるのは…

コンビネーションのファーストジャンプの難度が高いほどセカンドジャンプの価値が高くなる…という価値観は現ルールでは無くなってしまいましたが、この価値観の復権を狙って、敢えて難しいジャンプをコンビネーションにもってきた(これでジャッジの心証に良い影響を与えて、GOEで加点でも貰えれば儲けもの…みたいな)

…ということなのかな~と、何の根拠もありませんがパッとそう思いました。
浅田選手対策として貪欲にTESを狙おうとするのなら、そういう作戦もありなのかも知れません…。

>FPでは3Lzは2回入れていますが3Fは1度しか入れてません

これは恐らく、セカンドジャンプでトリプルを跳ぶのでなければ、点数が高くなる3Lzをできるだけ入れたい(しかも3Lzの方がエッジのエラーの心配が不要になりますし)…ということだと思います。
そして、セカンドジャンプでトリプルを入れるジャンプについては流れの出やすい得意ジャンプであるフリップを使おう…現ルールではコンビネーションのファーストジャンプにルッツをもってこようがフリップをもってこようがセカンドジャンプの価値は変わらないし、ならどうせ跳ぶことになるフリップを3-3コンビネーションに使うのが良い…という考えがあったのではないかと思うところです。

>彼女はスリーターンからのフリップなのでステップが問題になると思います

そうですね…上の方のコメントを読んでそう思われたのですよね…。
誤解を与えたのであれば申し訳ないのですが、上の方のコメントはあくまでも「個人的な意見としてそれが合理的に思える」というものでして、「ルールとしてそうなっている」ということを述べたのではないんですね。
ですので、ジャッジが「ステップからのジャンプとして質がよい」と判断する可能性はあり、そう判断されるとやはり点数は出てしまうと思います。


…ううっ…なんだか反論ばかりしていて申し訳ないです…。
折角初めてコメント下さったのに…。


>本田選手のジャンプ

プレパレーションの解説をしたエントリーにもありますが、改めてリンクさせて貰いますと…。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=h9SxUPJdVGc

2002世界選手権フリー、1:09辺りのフリップですね。
欲を言えば、もう少しステップ間の「間」が少なくなればよいのですけど…。
[2009/08/04 01:42] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
お返事ありがとうございます。
また 本田選手のジャンプでは2度手間をとらせてしまい恐縮です。

反論ばかりして・・・・なんてとんでもありません。むしろこちらこそ知識もないのに知ったかぶった様な事を書いてしまったのではないかと反省しています。

これはあくまでも個人的意見で推測の域を出ないのですが 言葉足らずだったので補足
させていただきますと。
ヨナ選手が3-3を3Lz-3Tにしたのはエッジ対策ではないのかと思うのです。
これまでは3F-3Tで加点2をもらっていたのが最近は!がついてしまってそれ程もらえなくなりました。
得意なSPで高得点を出して点差をつけたい。その為に出来るだけ加点をもらえる構成にしたいのではと。

これも推測でしかないのですが3Fのステップが問題になると思うのは果たして質が
良いものが跳べるのかどうかという点からでした。ジャッジでもないのにこんな事言うのもおこがましいのですが。
例えば3Fにステップをつけることで間が出来たり違和感があったりすると加点に影響する
のではないでしょうか?
3Fからのステップの方が難しいように感じてしまったので。

いろいろ書き込んでしまいましたがあくまでも素人の推測による意見であるという事をご理解いただければと思います。

やはりスケートを経験されている方のお話は違いますね。
このサイトはすごく勉強になるので活用させて頂いてますし今後も参考にさせていただこうと思っています。

[2009/08/04 07:09] URL | sarah #HfMzn2gY [ 編集 ]
>sarahさん

>こちらこそ知識もないのに知ったかぶった様な事を書いてしまったのではないかと

いえいえ、一般の方の率直な意見というのも私は大事だと思います。
そういう意見の方が的を射ている場合もありますので。

そんな一般の方に分かり辛い…共感を得られ難い現ルールというのは…私は間違っていると思うんです。
旧採点方法の方が余程共感を得られていたと思うのですが…。


>ヨナ選手が3-3を3Lz-3Tにしたのはエッジ対策ではないのかと思うのです

つまり、「折角3-3のコンビネーションで高い点数が狙えるのに、ファーストジャンプにフリップをもってきてしまうと、ロングエッジの可能性からGOEが獲得しにくい。なのでロングエッジの心配がないルッツをコンビネーションのファーストジャンプにもってきた」ということですよね…。

そうですね…確かにコンビネーションの点数のみに着目すれば、そのようにも考えられると思います。
ただ、点数トータルで考えるとどうでしょう?
キムヨナ選手がSPで跳ぶジャンプとしては、フリップとルッツ…この両方を入れてくる可能性が高いと思われます(幾らフリップにロングエッジの可能性があるとはいえ、これを苦手ジャンプと思われるループに変更することはまず無いでしょう。更に基礎点の低くなるサルコウ・トウループといった選択もまず無いと思います)。
となると、結局はフリップを跳ぶわけです。
ならば、コンビネーションのファーストジャンプにフリップを入れようと、単独ジャンプでフリップを跳ぼうと、どちらにせよGOE減点の可能性は変わらず、減点された場合の減点量も変わらない…ということで、点数トータルで考えると点数的メリットが全く無いということになります。
それならば、わざわざ難しいルッツをコンビネーションにもってくるのではなく、これまで通り安定して跳べるフリップをもってきた方が(点数も特に変わるわけではないので)良いのではないか…と思います。

それでもなおコンビネーションにルッツをもってくる理由を考えると、上で書いたような理由が推測されるわけです。


>3Fのステップが問題になると思うのは果たして質が良いものが跳べるのかどうかという点からでした

キムヨナ選手のステップからのフリップ…というのはちょっと記憶にないのですが、どうなんでしょう?
確かに、SPでコンビネーションにルッツをもってくるのであれば、ステップからのジャンプはフリップということになると思います。
ここでのフリップにスリーターンからのプレパレーションをもってくるとすると、上の方で書いたとおり、個人的にはステップからのジャンプとして違和感を感じるものになる可能性は高いです。
ただ実際問題、ジャッジの傾向からいって、スリーターンからのプレパレーションをステップからのジャンプに用いたからといって、明確に点が出ないというような印象もありません(私が気づいていないだけかも知れませんが)ので、特にミスがなければ、普通にプラスのGOEが貰えることになるのではないかと思います(つまり、ジャッジはステップからのジャンプにそこまで深い考えをもっていない、あるいはそこまで厳しくしないのではないか…と個人的には考えるということです)。

…案外あっさりとモホークからのフリップを跳んできたりして…(それなりの適応力があれば、多少練習すればモホークからのジャンプでもすぐ慣れることもあると思います)。



…あぁ…また反論ばっかだ…。
[2009/08/05 22:35] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
パンダ師匠さま
横からすみません。
たぶん sarah さんはキムヨナは3F、単独で跳べばもしかして正しいエッジで跳ぶ自信があるのかしら?と思ってるんだと思います(sarah さん違ったらすみません)。ネット上の意見でそういう意見があるんです。
「コンボではセカンドの3Tを跳ぶために3Fの勢いが必要だから、どうしてもエッジがキムヨナにとって体重をかけやすいアウトぎみになる。単独で跳べばインサイドで踏み切れるのか?見たことがないから分からない」
とこういう意見です。
私も気になっています。パンダ師匠はどう思いますか?単独ならインサイドでトリプルを跳ぶことがコンボより容易になるでしょうか(修正し易くなるでしょうか)。

動画を見ました。本田くんのステップからの3Fはスリーターンからでしたが違和感が全く無かったです。でもあんなに簡単にスリーターンでくるっちょんっと踏み切って3Fを跳ぶのは女子には無理かなあと思いました。
[2009/08/06 16:38] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
>LaLaさん

なるほど、そういった意見もあるんですね。
…そうですね…確かにその可能性もあるかも知れません。

以下、個人的な推測となりますが…。

スピードを遅くして跳んだ方が、かえってロングエッジの可能性が増すのではないか…と思えます。
というのは、スピードが遅くなると、それだけ推進力を活用した(推進力を上昇力に変換する)ジャンプを跳ぶのが難しくなり、どちらかというと垂直跳びのようなジャンプに近い感じになると思うのですが、そうなると、強く踏み切るために、よりエッジの乗りに依存する割合が高くなり、その乗りを活かしたバネによりジャンプを跳ぶ傾向が強くなる…と、なんとなくですがそう思います。
とすると、そもそもフリップをアウトエッジで踏み切る傾向のある選手の場合、遅く跳べば跳ぶほどその傾向が強くなるのではないか…というのがその理由でしょうか。

逆に、スピードに乗って跳べば、軽く踏み切るだけで、(本人としては)意外なほど高さと距離が出ると思われ、軽く踏み切る分、ロングエッジの傾向が減る(ロングエッジが目立たなくなる(フラットエッジに近くなる))のではないかと思います(勿論、スピードを出して跳ぶとタイミング的に難しくなるというデメリットもあるのですが)。

…と、カンですが、感覚的にはそんな感じかなと。

個人的に気がかりなのは、フリップよりもむしろルッツです。
キムヨナ選手の場合、フリップよりもルッツの方が成功率が低く思え、かつ、ルッツの方が着氷後の流れで劣ると思います。
そんなルッツに3Tを安定して付けることができるのかと思うのですが…。
仮に3Lz+3Tを成功させたとしても、質の面で3F+3Tに勝るものを実践できるのか…かえって回転不足等の可能性が増えるだけで、デメリットとなってしまうんじゃないのかと…思うのですが…。
[2009/08/06 22:49] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
パンダ師匠さま
お返事ありがとうございます。
3Lzに安定して3Tを付けられるのか、私も疑問に思っています。パンダ師匠もそう思われますか!同じで良かったです!3F-3Tの質を越えられるのか興味津々?です。

ステップからの3Fだと助走のスピードはやはり今までより落ちるんですよね。だから結局はロングエッジになり易くなると、なるほどと思いました。そう考えると矯正はそう簡単でもなさそうですね。

フランス杯が楽しみです♪
[2009/08/07 09:43] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
>ステップからの3Fだと助走のスピードはやはり今までより落ちるんですよね

その可能性はありますが、フリップの質に一目で分かるほどの変化は発生しない…と個人的には予想します。
プレパレーションが「通常のプレパレーション」から「ステップからのジャンプとしてのプレパレーション」に変わったからといって、それ程劇的にスピードが変化するとは思えませんので…。

フリップの質が変わることに、変に期待を抱かない方が…。


それにしても…3Lz+3Tに変更したのが本当なら…その理由がどうも解せないですよね。
私の考えが足りないだけなのかも知れませんが、そうではないのなら、その変更はある種の「暴挙」ですよね…。
上の方で推測したような、希望的観測によるGOE加点を狙うにしても、ちょっと…掛けるリスクに比べて見返りが希薄すぎるように思うのですが…。
[2009/08/07 20:48] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
お返事ありがとうございます。
lalaさんも補足して頂き 感謝です!
(lalaさんの仰る通りです 違ってませんヨ)
反論ばかり・・・なんて お気になさらずっっ。
こんなど素人の意見でもきちんと受け止めて頂けてるだけで感動です。


そうですか。ステップの間や違和感というのはそれ程重要ではないのですね。
ヨナ選手の3Fについては右往左往しているのですが 最終的に言いたいのは
lalaさんが仰っている事になると思います。
私も管理人さんが言われた様に 結局3Fを跳ぶならトータル的に同じ事なんじゃない
のではと思いました。これも推測ですがヨナサイドでは単独ならいけると思った
のではないでしょうか。

で そのヨナ選手の3Fと3Lzー3Tの事にについてなのですが
管理人さんやlalaさんが↑で仰っているのと同じ疑問はネットで結構見かけますし
私も同じ様に思います。
又 3Fー3Tは3Fの遠心力を利用して跳んでいるので3Lzではセカンドジャンプが
回転不足をとられてしまうのではないかという意見などもあり・・・。


ここで3Fに触れてから しばらく3Fをめぐる旅をしていました。(笑)
Resultを元に08-09年の国際大会のSPの動画を見まくりまして。
Resultにのっている選手ではスリーターンからの3Fを使っている選手が
多かったです。
でもきちんと基礎点or加点をもらっている選手は少ない印象です。
やっぱり 難しいのかな?

と 長々と書きましたが全てはフランスで明らかにされるのでしょうね。




[2009/08/07 22:38] URL | sarah #HfMzn2gY [ 編集 ]
>sarahさん
>反論ばかり・・・なんて お気になさらずっっ。

いや…ホントに恐縮です…。

>ステップの間や違和感というのはそれ程重要ではないのですね

そうですね。私の個人的考えに過ぎず、実際の競技上では特に悪い点と捉えられるわけではないのかな~…とか思っていたのですが…

>Resultにのっている選手ではスリーターンからの3Fを使っている選手が多かったです。
>でもきちんと基礎点or加点をもらっている選手は少ない印象です。

…なるほど…SPにおいてステップからのジャンプとして「スリーターンからのフリップ」を跳んだ場合、点数が出にくくなる傾向があるかも知れないということですね。
実際の競技上でも、上の方で述べた「ステップからのフリップとしての違和感」がマイナス評価されているかも知れない…ということでもありますよね。

これは中々面白い情報です。
今後の観戦でちょっと意識してみたいですね。


いや~…皆さんの情報収集力には毎回驚かされます。
[2009/08/08 00:35] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
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[2009/08/10 19:33] | # [ 編集 ]
パンダ師匠さま
また話を蒸し返すようですみません。
下記はたまたま見つけた資料でトリノオリンピック直後のものなのですが、筆者は村主さんについて、この方なりに詳しく分析をされています。
真ん中あたりに3フリップジャンプについて書かれていて、スリーターンについても言及していました。

>また村主選手はリレハンメルオリンピックぐらいから増えてきたモホークターンで入るフリップ(荒川選手のパターン)ではなくオーソドックスなスリーターンから入るフリップ(村主選手スルツカヤ選手コーエン選手のパターン)なのもいいですね。

http://evergreenblog.seesaa.net/article/14804625.html

スリーターンで跳ぶのが「オーソドックス」というのは正しいのでしょうか。ちなみに伊藤みどりさんはモホークでした。
パンダ師匠が仰ったようにモホークからのフリップのほうがステップを前に入れたときとても良いのは理解しました。事実確認だけしたいのでお願いしました。何度もすみません・・・。
[2009/08/10 23:52] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
>○○さん(2つ↑の方)

はじめまして。

ええと、つまり「3Lzなら(3Fのときには難しかった)ステップからのジャンプが跳べる。そこで、ファーストジャンプを3Fから3Lzに変えることにより、コンビネーションのプレパレーションをステップからのジャンプを前提とするものに変えることができる。キムヨナ選手が3Lz+3Tに変更したのは、それによるコンビネーションの加点を狙ったため」ということでしょうか。

…そうですね…。
コンビネーションでステップからのジャンプを跳ぶ…ということで、それはフリーの話ですよね。
その考えの場合であっても、そのコンビネーションの点数は確かに上がる可能性はあるものの、最終的な点数トータルでは結局変わらないということになると思います。
ステップからのジャンプを3Lz+3Tでしなくても、「他のジャンプ」でやれば結局点数は同じになると思われますので…。
また、仮に、「他のジャンプ」ではステップからのジャンプを跳べない…3Lzでしかステップからのジャンプを跳べない…という事情があった場合、ステップからのジャンプを跳ぶのなら3Lzで跳ぶということになりますが、それならば尚更3Lz+3Tなんてコンビネーションは跳ばず、単独の3Lzや3Lz+2T+2Loなんかをステップからのジャンプとして跳び、セカンドジャンプの3Tは3Fに付けるとした方が良いのではないかと思えます(とはいえ、そのような仮定が真実であることは多分無いかなと。カンですが、キムヨナ選手でしたら恐らく「他のジャンプ」でもステップからのジャンプを跳べると思います)。

ちなみに、キムヨナ選手のステップからのルッツ…あれはルッツのプレパレーションを記したエントリー…

http://pandamaster.blog114.fc2.com/blog-entry-9.html

…にあります【ステップからのルッツ】②…「プレステップ後、右バックアウトに乗ったところで、左バックアウトを右足の前でクロスさせるように置き、直ちにジャンプ」が癖により変形したものだと考えます。
キムヨナ選手の場合、ここで言う「左バックアウト」を「左バックイン」にし、ジャンプ直前に「左バックイン」が「左バックアウト」にチェンジする…という流れになっています。
これは、今回のエントリー本文にもあります「村主選手のフリップの癖」に近いものだと思え、一旦逆サイドのエッジ(イン)に乗り、そこからチェンジすることでアウトに乗りやすくしている…というのが実情かなと思えます。
…が、これは褒められたものではありません。
このステップの理想的な流れは、やはり「右バックアウト」→「左バックアウト」だと思えますので(高橋大輔選手なんか上手ですよね)。

キムヨナ選手のあのステップは「よかれと思って意図的にそうしている」というよりは「その方がなんだか跳びやすいからそうしている」といった後ろ向きな理由でそうなっているように思えます。


>LaLaさん
>スリーターンで跳ぶのが「オーソドックス」というのは正しいのでしょうか

正しいです。
フリップのプレパレーションを記したエントリー…

http://pandamaster.blog114.fc2.com/blog-entry-8.html

…で書きましたように、フリップの「定番プレパレーション」は…

甲:「①の定番プレステップ」+「①スリーターンから入るパターン」
乙:②モホークから入るパターン

の2つとなります。
『定番』と書いているとおり、とても頻繁に用いられます。
村主選手はこの「甲」のパターンですね。

余談ですが、私は普段の練習で、甲と乙、両方練習するようにしていました。
…これは佐藤信夫先生の言葉らしいのですが、「氷の上では何でもできないといけない」という言葉を聞いたことがあります。
これの意図するところは、「例えば、AとB、同じくらいの難度の技があったとして、AはできるけどBはできない…といったような偏りがあってはいけない」ということだと私は解釈しています。
フレキシビリティーとでも言うのでしょうか、そういった技に対する柔軟な適応性があってこその真の力(地力?)だと考えます。
村主選手の場合…スケートの力は結構あるのですが、その割にはこの点で弱い…と個人的には思うところです。

現在の選手…特に女子シングルの選手では、苦手ジャンプを跳ばない…といった技術の偏りが目立ちますよね…。
「やることが多すぎて全てに手が回らない」「ジャンプを1種類くらい省いても勝てるルールになっている」…といった事情もあるのでしょうが…やはり現状は向かう方向性が間違っていると思います。

もう一つ余談ですが、私がモホークからのフリップを好んだのは、前進している状態から即モホーク→フリップと跳べ、「助走距離が短くて済む」「楽」といった理由もあったりします。

…今思いついたのですが、日本のリンク事情は悪く、人が混んでいる一般営業時間でもジャンプを練習することが多々あります。
なので、日本人スケーターは、場所を取らない「助走距離が短くて済む」モホークからのフリップを使うようになるのかな…とか思ったりしました。
[2009/08/11 20:10] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
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[2009/08/11 20:45] | # [ 編集 ]
パンダ師匠さま
お返事有難うございました。事実確認できて良かったです。場所をとらないモホーク納得です。でも私もパンダ師匠のご意見を聞いてからモホークからの3Fはステップからジャンプまでの過程に分断が見られないので良いと思うようになりました。

今のルールはジャンプ云々偏りがあって、うーん、と思います。スピンも忙しく何種類も入れるのではなく、綺麗な形で何回も回るのが観たいです。村主さんのソルトレイクOP(トリノでもちょっとやったけど)あたりまでの、ラストで何回も何回も高速で回るアップライトスピン、ああいうのをやっぱり観たいですよね。レベル1でも2でもいいじゃないか~と思ってしまいます。荒川さんの点数にならないイナバウアのように。
何か良い手立てはないものでしょうか・・・。
[2009/08/12 09:57] URL | LaLa #nLnvUwLc [ 編集 ]
>LaLaさん
>スピン

私も同意見です。
現状ではどうしても「レベルを上げるための要件」を満たすことを重視したスピン構成になってしまいますよね(以前に書いたステップシークエンスの事情と似ていますね)。
よって、幾ら質が良くても低いレベルでは勝負にならない…なので使えない…ということじゃないかと思います。

でも…個人的には「ベーシックなスピンで質の高いもの」の方が「高難度のスピンで質が低い~標準的なもの」よりも習得が難しく、高く評価すべきなんじゃないか…と思ったりします。
例えば…「フィギュア史上最もスピンの上手な選手」というエントリー…

http://pandamaster.blog114.fc2.com/blog-entry-12.html

で紹介したユリア・ボロビエバ選手(ページ一番下のリンクの動画を参照)のスピン(ラストのコンビネーションスピン・3:55辺り)を見てみると、ベーシックな姿勢のみのコンビネーションとなっており、特別に難度の高い姿勢等は入っていません。
…が、質の面で誰の目から見ても明らかなくらいに優れています。
現在のルールではどう評価されるのかは解りませんが、個人的には現在のどの現役選手よりも高く評価したい…そんなスピンです。

…ちなみにこのコンビネーション、最後のバックスクラッチも素晴らしい(この時はちょっと軸移動していますが)のですが、最初の「左キャメル→左シット」の部分が個人的には大好きです。
キャメルについては左フォアアウト(通常は左バックイン)で回る…という所謂「チェンジエッジした状態」になっていますが、(現在よくあるような)無理にアウトエッジで回っている感じは全くなく、姿勢…腰の決まり具合から「アウトで回るのが必然」といった感のする、とても安定した理想的な姿勢になっています。
そして次のシット…腕のポジションに若干改善の余地はあると思うものの、スピード感・姿勢の美しさ・安定感・軸の取れ様…素晴らしいですよね。

…なお、ベーシックなシットスピンについては、なんだか「腰の位置が低ければ低いほど良い」といった価値観があるように思いますが、個人的にはそうは思いません(軸足の膝と腰の位置が水平になっているくらいが美しいと思います)。


>何か良い手立てはないものでしょうか

やはり旧採点方法に戻すのが…。
[2009/08/13 14:34] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
スピンといえば…
男子選手の話で恐縮ですが…

私、日本人男子では高橋選手が一番好きなんですが、オペラ座の怪人でのシットスピンは何回見ても“うーーん……”(-_-;)
ものすごく腰の位置が低くて、ポジション的には難しいかもしれんけど、速度はそれでいいのか!?点数は出るんかもしれんけど、素人目には美しいとは言い難いよ?そこまで無理せんでもええや~ん(T_T) って思ってました…
[2009/08/13 23:07] URL | あらふぉー #- [ 編集 ]
スピンのお話納得です!
ぱんだ師匠さん、みなさん、ご無沙汰しております。

このところの力のこもったエントリー、内容のこ~い質疑応答、なるほどぉ~と思いながら読ませていただいてます。

ヨーロッパの風刺漫画で「インサイド、アウトサイド、インサイドアウトサイド、あ~、変になりそう」とつぶやきながらスピンしてるフィギュアスケータの絵を見ましたが、みんな同じ気持ちなんだなあ、と思いました。

このレベル認定という概念、ステップもそうですが、本質と関係のない部分で条件をいろいろつけてレベル取りされるという考えは、誰のアイディアなんでしょうか?

ジャッジですか? それともISUの幹部? あるいは合議?

ヨーロッパのコーチを中心に、スペシャリストのレベル認定力にも疑問の声があがってますし、もうあちこちでガタがきてますよね、新採点システム。

日本では、ルールに関しての議論がほとんどないのは、ちょっと寂しい気がしますね。与えられたものを何の疑問もなく受け入れて、選手に対応だけ迫るって、おかしいと思います。おかしい部分はおかしいと声をあげないと。

マスコミは、「真央、キム・ヨナ越えなるか?」で、あの不毛な「点数」の話で盛り上げるし。絶望的ですね~。

[2009/08/14 10:33] URL | 美由紀 #0Rc.9U3Y [ 編集 ]
>あらふぉーさん

高橋大輔選手としても苦肉の策だったのでは…と思います。
レベル獲得のためにはしょうがないですよね…。

腰のポジションが低いシットで思い出すのが、スコット・デービス選手です。

http://www.youtube.com/results?search_query=scott+davis+figure&search_type=&aq=f

左シットがそうですが、この種のスピンとしては別格の質だと思います。
そのシットも特徴的ですが、個人的には「右足のスピンが上手な選手だな~」と思え、特に「ベーシックな右シット」と「バックスクラッチを逆にクロスさせるスピン(右足の後ろ側に左足をクロスさせます)」の質が凄く高いですよね。
(「バックスクラッチを逆に~」のスピンは、上のリンクの1997NHK杯フリーなんかで見れます(映像編集が「最悪」ですが…))

スピン以外でも特徴的なのが、カミソリのように切れ味の鋭いステップです。
エッジの乗りを最大限に活かして…といった感じは余りしないのですが、独特なフットワーク感にあふれるステップで、現役のどの選手にも無い、とても魅力的な特徴だと思います(以前のエントリーで「膝が少し硬い方がステップの切れ味が良くなる傾向がある」といったようなことを書きましたが、これに当てはまると思えます)。

…そういえば、田村岳斗選手も左シットの腰が低かったですよね。

…余談ですが、シットスピンの最中、フリーレッグを曲げている選手をよく見かけます(右シットで多いでしょうか?)。
私、これが大嫌いなんです(ルシンダ・ルー選手や織田信成選手がやっているようなパンケーキスピン?キャノンボール?…というのですか?軸足の膝の上にフリーレッグを曲げて載せるスピンがありますが、そういうのは『除きます』)。
確かにフリーレッグを曲げると軸が細くなるので、スピードは上がるかも知れません。
…が、どうしても「汚い!」と思ってしまいます。
私だけでしょうか…これに嫌悪感を感じるのは…。

(追記)すみません…「フリーレッグが曲がっているシットスピンが好きではない」ということではなく、「フリーレッグが曲がっているのが目立つシットスピンが好きではない」というのが正確な表現だったかもです…。


>美由紀さん
>本質と関係のない部分で条件をいろいろつけてレベル取りされるという考えは、誰のアイディアなんでしょうか?

う~ん…私にはさっぱりです(一部の専門家やお偉方が勝手に決めた?)。
フィギュアスケート資料室さんによると(以下引用)、

「第49回ISU通常総会が2002年6月に京都で開かれ、すべての緊急提案が公式に受理、投票された。会議ではカナダの緊急提案No.29が承認された。これにより、新しいジャッジングの提案が2002-2003シーズンのすべてのISU選手権大会で、また可能ならばその他の国際競技会でもすぐに使用することが認められた。」

…というのが新採点方法の発端らしいのですが…。

>日本では、ルールに関しての議論がほとんどないのは、ちょっと寂しい気がしますね。

そうですね…それはやはり、日本では「フィギュアに対する人気」というよりは「選手に対する人気」の方が勝っているためではないでしょうか?
ですので、日本でルール批判があったとしても、それは「合理的に考えるとおかしいから」というよりは「自分の応援する選手に不利益だから」という理由で批判している場合が多くなり、冷静な議論が盛り上がらないままでいるんじゃないか…と思えます。

…だからといって、日本のコーチの間で議論が盛り上がらない理由にはならないのですが…(実は水面下で議論がされているのかも知れませんが、少なくともそういった動きが一般的に目立ってはいないと思います)。
[2009/08/14 21:13] URL | 管理人 #znV3k9no [ 編集 ]
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